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寄生獣

連載開始1990年
連載終了1995年
コミック数10冊
連載終了
平均点:9.22 / 10(Review 32人) (点数分布表示)
SF
[キセイジュウ]
新規登録(2007-10-14)【ライトニングボルト】さん
タイトル情報更新(2009-12-19)【みんな嫌い】さん


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作者岩明均
掲載誌月刊アフタヌーン
出版社講談社
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2.とにかくリアル。設定は荒唐無稽かもしれないが、登場人物の行動や考えが、日常からはみだしていない。普通の人の反応である。主人公が寄生されてちょっと強くなっても、突然ヒーローとして目覚める訳じゃない。高尚な人間になる訳じゃない。一番、肌が泡立った場面は、絵を描いている女生徒が、殺されるかもしれない不安を感じて『…やっぱり…お兄ちゃんに…』と思うシーン。このリアルさは、作者が物語をあくまで「当事者」として描いているからではないだろうか。この世界を作り出す「創造者」ではなく。一人の人間の力なんて、しれている。外からの圧力で、あっという間に日常は壊される。しかし、世界は変わらない。どれ程の哀しみにうちひしがれても、絶望を感じても、空の色が変わる訳じゃない。大切な人が殺されても、世界が滅亡する訳じゃない。けれど、集団の人間は恐ろしい力を持つ。50億人が集まれば「地球」という巨大な惑星を殺す事さえ出来るのだ。その巨大な力の前では、簡単に人を殺して日常を奪うパラサイトさえ巨象の前の蟻である。「個」の人間と同じなのだ。この絶望感、孤独感。世界の残酷さと素晴らしさ。そしてこのちっぽけな命に対する愛おしさ。すべての命に対する愛おしさ。これらのテーマを、日常の感覚の中で、これ程リアルに描ききった漫画を私は他に知らない。だけど、グロい話ではあるので、万人には勧められない;年齢は考慮すべきかと思います;
果月さん 9点 [全巻 読破](2010-06-08 11:13:05)(良:1票)
1.すごい完成度の作品だと思います。最初から最後までテーマが一貫していて、全十巻と長さも程々なので、一本の良質な映画を観たような読後感でした。ハリウッドが映画化するって本当でしょうか?絵がもう少し自分好みだったら満点でした。
シネマンさん 9点 [全巻 読破](2007-11-23 21:30:57)
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【点数情報】

点数分布 [全巻未読] [全巻読破]
Review人数 32人
平均点数 9.22点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
626.25%
713.12%
8618.75%
926.25%
102165.62%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 タイトルマッチング評価 9.58点 Review12人
2 ストーリー評価 9.84点 Review13人
3 鑑賞後の後味 9.80点 Review10人
4 感泣評価 8.11点 Review9人
5 爆笑評価 4.00点 Review4人
6 作画力評価 6.25点 Review8人

【講談社漫画賞 情報】

1993年 17回
一般部門 受賞 

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