みんなのコミックレビュー Menu

無限の住人

連載開始1994年
連載終了2013年
コミック数30冊
連載終了
平均点:7.12 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
アクション時代劇
[ムゲンノジュウニン]
新規登録(2008-02-13)【no one】さん
タイトル情報更新(2018-01-15)【ヴレア】さん


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
作者沙村広明
掲載誌月刊アフタヌーン
出版社講談社
あらすじ
剣のみを求道し勝つことを至上とする剣士集団「逸刀流」に両親を惨殺された娘「凛」は、不死身の肉体を持つ剣士「卍」と共に復讐の旅に出る・・・。従来の漫画に多かった設定や展開を完全に無視し、独特な世界観を持って突っ走る、割と大人な作品。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)



【クチコミ・感想(10点検索)】

別のページへ(10点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
2.《ネタバレ》 仮想の江戸を舞台にした破天荒でありながらリアリティ溢れるチャンバラアクション。
作者の高い画力が光ります。
主人公の万次はラマの老尼僧によって不死の蟲を施された元旗本同心。そんな彼が、道場を潰され、両親を目の前で惨殺、嬲られた復讐に燃えるヒロインの少女と出会い、共に復讐の旅に出るところからストーリーがはじまります。
この作品の素晴らしいところは、作者の独特で高い画力もさることながら、なんといっても敵役天津影久が完全な悪党ではない複雑なストーリー構成にあるでしょう。
ヒロイン凛の仇、天津と彼の率いる逸刀流の面々が、一部の小悪党を除いてすばらしく格好良いのです。そして、そんな彼らをつけ狙う万次たち以外の第三勢力の存在。この勢力のキャラたちもまた全員がすこぶる魅力的。そんな彼らが織り成す複雑で入り乱れた人物模様。魅力的過ぎる彼らの、主人公をそっちのけでの壮絶な覇権抗争。まったく主人公が登場しない展開に若干首を捻る部分も(笑)ありますが、そこがこの漫画の面白いところ。長期に渡った物語もそろそろクライマックス。いまもっとも続きが気になる作品です。
最後に一言。乙橘蒔絵さんサイコー! …おそまつさまでした。
さん 10点 [全巻 未読](2008-10-16 04:56:48)
1.《ネタバレ》 私がこれまで読んだ漫画全ての中で、先頭をひた走る2トップは「寄生獣」と、この「無限の住人」ですね。他の多くの戦闘系漫画にありがちな「この敵を倒すと次はもっと強い敵が出てきて、それで主人公も新たな必殺技を編み出して成長していく・・」みたいな展開は全くありません。むしろ本編はその逆で、主人公の凛はからっきし弱いままだし、用心棒である卍も最強どころか登場人物全体の中では中の上の強さ、しかも話が進むにつれて段々と強くなっていく感じも全く無し。宿敵である逸刀流のボス「天津影久」も最強ではなく、その上にはどうしても到達できないほどの強い剣士が序盤から存在しており、強力な剣士は序盤に多く登場して消えていく、といった独特な設定になっています。ここまで書くとつまらない感じがするかもしれませんが、読んでみるとこれが実に面白い。・・・で、何が面白くさせているかと言えばズバリ「脇役たち」です。一人一人に影があり、奥深さがあるんです。映画も同じですが、脇役たちが光ってる作品は良作が多いですよね。それから、この漫画を語る上において忘れてはならないのがカメラワーク。画風については賛否が分かれているようなので触れませんが、この作品のカメラワーク(漫画なのでカット割りと言うべきでしょうか?)はかなり秀逸で、この作品をそのまま絵コンテにして映画が撮れるくらいの凄さです。月刊誌への連載漫画のため、1~2年に単行本1巻というスローペースですが、発売日が楽しみでならない唯一の作品です。
長毛さん 10点 [全巻 未読](2008-02-24 02:27:43)
別のページへ(10点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

点数分布 [全巻未読] [全巻読破]
Review人数 8人
平均点数 7.12点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4225.00%
500.00%
6112.50%
7225.00%
800.00%
9112.50%
10225.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 タイトルマッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 感泣評価 Review0人
5 爆笑評価 Review0人
6 作画力評価 10.00点 Review1人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS