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おれは鉄兵

連載開始1973年
連載終了1980年
コミック数31冊
連載終了
平均点:10.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマスポーツもの学園もの
[オレハテッペイ]
新規登録(2018-03-21)【まかだ】さん

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作者ちばてつや
掲載誌週刊少年マガジン
出版社講談社
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2.子供の頃図書館で読んだ作品。 あまりの面白さに一度読みだしたらもう止まらない。  とにかく鉄平の勝ちに対する執念が半端なく、体格が小さいというハンデを補う為、対戦相手の癖などを予めリサーチしてメモに書き記し、試合中だろうと構わずメモを見ながら戦うというのが斬新で面白かった。 時にワザと遅れて焦らしたり、悪口を言って相手を怒らせたりという悪どい戦法もあったが、小さい体で大きい相手をなぎ倒していく様は実に爽快だった。 毎回、今度はどういう戦法で戦うのかなとワクワクさせられた。  最後の方で、剣道を辞めて急に宝探しに行くぞ!ってなって部員とかも皆付いて行っちゃう展開にはびっくりした。 しかも、洞窟で天井が崩落して生き埋めになるという展開が怖くて、コウモリを食べて飢えを凌いだというのが子供ながらに衝撃を受け、凄く記憶に残っている。  久しぶりに読んでみたくなった。
ヴレアさん 10点 [全巻 読破](2018-03-22 18:32:07)
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1.《ネタバレ》 一番好きな漫画と言っていいかな。 本棚をオーダーで作ったとき、この漫画31巻がピッタリ入るようにサイズ指定したし。 ちばてつやの代表作は、「あしたのジョー」ではなくコイツ。 そう思ってるのは、自分とちばてつや本人くらいかもしれないけど。  さて、この漫画は、ジャンルとしては剣道漫画という括りになると思うけど、剣道を始めるのはなんと4巻から。 3巻までは、山の中で父親と宝探ししていたけど、正直、あまり面白くない。 つまり、この漫画はつまらなかったから、後になって剣道漫画に路線変更したと言える。 連載打切りにならず、路線変更で続行できたのは、「あしたのジョー」で名声を得た直後だからだろうなあ。 でも、路線変更しようが新キャラでテコ入れしようが、つまらない漫画は普通つまらないままだ。 ところが、ちばてつやはここで恐るべき能力を発揮する。 剣道を始めた主人公・鉄兵の顔がどんどん活き活きしてくる。背も小さくなって可愛くなる。合間のギャグシーンが冴えわたる。 剣道って顔が見えないから、漫画にしづらいと思うのだが、まったくハンデにしない。 ちばてつやはこの頃、漫画家生活20年にもなってたはず。 そんなベテランでも、こんな奇跡が起こるんだから、漫画って面白い。  そんな、今読んでも抜群に楽しい剣道漫画は、29巻まで続いた後、関東大会優勝という中途半端なところで突然終わる。 その後は、また宝探しに戻ってしまう。 この宝探しは、3巻までほどはつまらなくないけど、それでも剣道に比べたら格段に落ちる。 だから当時は「なんでなんで?剣道に戻して!」って思ったけど、今読むと理由がわかる。 それは、ちばてつやが「剣道で描きたいことは全て描きつくしてしまったから」で間違いないと思う。  ところで、自分は「ストーリー漫画31巻限界説」を勝手に唱えている。 それは、この「おれは鉄兵」と、こちらも大好きな「スラムダンク」が、どちらも31巻で終わっているから。 31巻を超えて続けても、「漫画の熱っぽさ」は続かないものだと信じている。
まかださん 10点 [全巻 読破](2018-03-21 22:59:05)(良:1票)
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【点数情報】

点数分布 [全巻未読] [全巻読破]
Review人数 2人
平均点数 10.00点
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200.00%
300.00%
400.00%
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600.00%
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