4.すべてのスポーツ(団体競技)マンガは、ドカベンに通ず。
これ、僕の持論です。
岩鬼のように、とんでもない才能ととんでもない行動を起こす破天荒なキャラ。
殿馬のように、岩鬼のようなヤツを冷静にツッコミ、相対する根本的に天才なキャラ。
里中のように、いろいろなアクシデントに見舞われ、それを必死に克服していくキャラ。
不知火のように、主人公達と死闘を演じ、報われないけど読者の感情を一気に持っていってしまうキャラ。
どのスポーツマンガにでも見かけませんか?
そして、そんな個性豊かなキャラクターの揃う作品の主人公は地味で一見ドン臭そうな山田太郎。
山田太郎の持つキャラクター特性はただひとつ。
それは試合を決める一打を打つ事。
ただ、それ一点で、並み居る個性的キャラクターを押さえ主人公に君臨しているんです。 【バニーボーイ】さん 10点 [全巻 読破](2009-09-15 18:49:24) |
3.《ネタバレ》 連載時に初めて読んだ時、途中(山田が高校2年ぐらいの頃)から読み始めた為、主人公が誰かまったくわかりませんでした。単行本1巻を読んで、「山田か!」とビックリ。一応タイトルにもなっているのにもかかわらず、ほとんど誰も彼をあだ名の「ドカベン」と呼ばない為、タイトルの意味も理解不能なまま読み始めた記憶があります。様々な対戦相手に苦戦しつつ勝利していくストーリーはとても面白かったのですが、相手チームの方があまりに個性がありすぎて、主役の明訓高校がとても普通のチームに見えてしまいました(明訓もかなり個性的で強力なチームですが…)。ピッチャーばかりが主人公の野球漫画の中にキャッチャー(かつ打者)を持ってきたのは素晴らしかったですね。 【特捜最善戦】さん 8点 [全巻 読破](2009-01-11 02:00:33) |
2.何故売れたか…リアルタイムで読んだのは本当に最後の方だけなので、他のマンガと読み比べて想像するしかありませんが、まず一つ目に描写のリアリティの斬新さ。二つ目に、それまでの野球マンガが魔球を操る投手と強打者の対決物語だったのに対し、本作は野球のゲームを見せる漫画であった事。野球のスコア(7回裏に1点入って9回表に2点入るとか)或いはトーナメント表の組合せが、それ自体まるでアート作品のように鑑賞できるという事はおそらくこのマンガの発見ではなかろうか。 …連載モノの宿命か、全盛期と末期ではクオリティの差が激しい。正直な所今読んで一番面白いのが初期の柔道編だったりする。 【番茶】さん 8点 [全巻 読破](2008-10-25 15:32:06) |
★1.この漫画がなんであそこまで売れたのかよくわからなかった。 【みんな嫌い】さん 5点 [全巻 未読](2008-10-18 20:00:29) |