1. 残酷な神が支配する
今までは耽美的というか詩的な美しさが素晴らしいと思っていたけど こういう葛藤する主人公の内面描写も長けていると 本当に完璧な漫画家だと思わされる。 萩尾さんが昔はやっていた時代の作品をいれても この漫画は自分の好きな萩尾さんの漫画で三つに数えられる。 10点(2007-10-31 18:29:54) |
2. ドロヘドロ
個性の強い異世界ファンタジーなんだけど本当に面白い世界観。 異世界なのに現代と共通する何かがある。 なのにどこか懐かしいようなノスタルジックな風景もあったり 本当に"異世界"という言葉がふさわしい。 魔法と言うシステムが一つの大きな柱になってるんだけど そのほかのエピソードもとてもユニークで素敵。 ずっと暗そうな作品の雰囲気も混沌と言う言葉にあっていて好き。 本の装丁もカッコいいし大好きな作品の一つ。 9点(2007-12-09 08:46:27) |
3. SLAM DUNK
これをリアルタイムで見ていた自分は、青春時代を一緒に過ごしたって言うよりも、 むしろこの漫画こそ青春の一部だったように思われる。 それだけ彼らのバスケットに対する真っ直ぐで純粋な想いが熱く伝わってきた。 毎週ジャンプを楽しみにしていた人たちはどれだけ幸せだったんだろうと、そう思う。 スポーツ漫画の名作。これ以降に出てきたバスケット漫画で面白いと思ったものは無い。 この作品の存在があまりに大きすぎて。 9点(2007-10-21 13:51:52) |
4. HUNTER×HUNTER
作者が不真面目だろうと絵が雑だろうと面白いものは面白い。本当に面白いから困る。 この漫画の良いところは戦力のインフレが起きないところ。 時にはゲーム形式で実力が伸びたり時には壁にぶち当たったり。 初期の頃に強すぎた敵はやっぱり今でも強いしそういうところに リアルな面白さがあって良い。 少し不満があるとすればこの漫画でいう強さは才能に依存しすぎているところ。 結局才能か、と思わざるを得ない。 8点(2007-10-28 11:33:27) |
5. ヒカルの碁
描写がとても良い。名作というまでのものは無くても 本当に良作。ヒカルが小さい頃から、高校生になるまでの成長する様はうまい。 ドラゴンボールやNARUTOのような戦闘漫画だと戦闘力の矛盾というか 漫画が続けば続くほどに戦闘力が上がっていき戦闘力にあまり価値が無くなってしまう 現象があるけどこういう漫画の場合そんなことがなく純粋に強くなっていくヒカルが 面白くてしょうがない。ネットや他国など舞台も色々あり飽きずに見れる。 8点(2007-10-28 11:30:25) |