1.《ネタバレ》 あれだけ良かったシーズン1の
雑な劣化コピーを見ているようでした。
シーズン1は自動化できる部分を
職人の手で丁寧で行う事が
大手と違う部分でアピールができ
このあたりは実際でもそうなので、共感する部分が多かったです。
しかしシーズン2は
実際のものづくり部分が杜撰で
ここが微妙すぎました。
片方を有能に見せる為に
もう片方を極端に無能にするのは
簡単ですが、脚本としては手を抜いているように見えます。
(ちょっと前のドラマでも同じ手法をみた)
このあたり演出でわかりやすくする為でしょうけど
酷すぎます。
歴史的考察を全然していない大河ドラマをみているようです。
料理のドラマで一流シェフの体なのに
魚の下準備なしでいきなり調理しているようなもんです。
帝国重工も佃製作所も
そのレベルじゃロケットどころか
何が作れるんだって思ってしまうレベルです。
その為、いろんな所作やらセリフに説得力がなくなっていて
さらに展開がベタなので、
個人的にはだいぶ微妙に感じました。
システムを作りあげる上での
管理する人がいないのか
情報共有・プロジェクト管理・品質管理もろもろ
微妙なのは言わずもながですが
作業分担できなさすぎでしょ。
画的に映えるとかそんな演出理由でしょうけど。
無駄が多い。
一人の盲腸手術を100人ぐらいのドクターがやるぐらいの違和感です。
あと、イモトのキャラが超天才キャラですが
ハード設計のアプローチはそうかもしれないですが
品質とか考え方も「流石島津さん」みたいな感じの描写になってますすが
普通の事しか言ってないです。
「気になる事は調べたらいいじゃないか」ってドヤ顔で佃社長は言ってますが
いいじゃないか。は駄目です。バグが重大事故につながる製品開発は
違和感のある挙動は全部調査しないと駄目です。
「来月販売する車のブレーキ性能ちょっと違和感あるなら調べて良いよ」←こう言ってるようなもの
狭いコミュニティーの中での技術争いだったら
井の中の蛙だけどしゃーない。ってなりますが
一つのミスすら許されないロケット作る企業がこれかいって感じです。
と色々微妙なせいで、いいセリフですらだいぶ陳腐に聞こえました。
あとスペシャルで解決するでしょうけど
最終話で風呂敷をほぼ畳んでないので
かなり消化不良という評価をつけざるおえないです。
過剰演出や視聴率の為にいろんな設定などが犠牲になった感じがするので4点ですが
さらにシーズンをきちんと締めれなかったので3点
今回は役者じゃない人をやたら出した上に
演技も過剰すぎたのでここもマイナスで
結果2点です。
某キャンプアニメは別に悪役も奇抜な展開もないですがやたら面白いですよ(そういう展開にしてほしかった)