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獣になれない私たち

2018年【日】 第1シーズン[全10話]
平均点: / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマ
[ケモノニナレナイワタシタチ]
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タイトル情報更新(2018-12-13) 【シネマレビュー管理人】さん
放送開始日(
放送終了日(2018-12-12)


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演出水田伸生
キャスト新垣結衣(女優)深海晶
松田龍平(男優)根元恒星
田中圭(男優)花井京谷
黒木華(女優)長門朱里
菊地凛子(女優)橘呉羽
伊藤沙莉(女優)松任谷夢子
近藤公園(男優)佐久間久作
松尾貴史(男優)タクラマカン斎藤
田中美佐子(女優)花井千春
脚本野木亜紀子
放送局日本テレビ
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3.《ネタバレ》 多様なテーマやメタファーを包摂し、一癖も二癖もある人間模様を丁寧かつ質高く描いたドラマだった。

全体では8点評価としたい。2点減点の理由は、物語的に起伏のない回があったことで-1点、ところどころで演出のセンスの悪い部分があり、それで-1点。
それでも近頃のドラマでは珍しい、会社、職場、人間関係のリアルな描写と、奥の深いテーマ、一長一短が混交した魅力的な登場人物たちによって、最後まで楽しく鑑賞する事ができた。まさか毎週ビール片手にこのドラマを観るというのは、自分でも意外だった。

主人公2人を含めてダメな部分も多く持つ登場人物達ばかりで、イライラする人も多かったようだが、注意深く観れば、このドラマはそんな登場人物達を誰も悪人や悪役、あるいは糾弾すべき対象だと決めつけて描いてはいない。主人公達でさえ自分の欠点のために疲弊し、追い込まれていく。どんな人にも良い部分はあり、ダメな部分はある。あのパワハラ社長でさえ、仕事での頭の回転の凄さは劇中で評価されていた。原節子を語る時の社長は、普通に良い人なのだろう。決して紋切り型の人物を描かないという点、リアリティがあって好印象だった。

いろんな人がいて、いろんな生き方があっていい、社会や世間が押し付ける考えに囚われず、擦り減ることなく、自分らしく生きていけ、というメッセージにはとても共感した。パブリックイメージが固定した「新垣結衣」を主役に持ってきたキャスティング、「額縁に飾られた原節子」、社会が形作ってきた「女性」や「生き方」を脱構築するようなストーリーなどは、今から見れば非常に意味深でもある。

視聴率的には振るわなくとも、繰り返し観る事のできる内容を伴った、総じて良いドラマだった。
nakashiさん [テレビ(日本ドラマ)] 8点(2018-12-15 10:46:11)(良:1票)
2.《ネタバレ》 結果としてシーズン全体を考慮された脚本だったなぁっという感想でした。

個人的にはほろ苦いけどまぁ良いでしょう。みたいな感じだったら
最高でしたが、そこはまぁしょうがないのかなぁって思ったりはしました。

物語の軸としてはいくつかあり
全体的にリアルな描写が多かったです
その中で九十九社長のリアリティたるや。

日本の会社のほぼ大多数が中小企業ですが
ワンマンな社長はやはり多く
ああいう社長おるなぁって思いつつも

ここまでそこをやたらリアルにした描写したドラマってあまり記憶がないので
そのあたり新鮮でした。

シーズン序盤ではこいつ好きになれんな。みたいな登場人物がやたらいましたが
それが違和感なく好印象に倒れるのは構成が上手いです。

なんだかんだそれぞれがそれぞれの意識が良い方に代わり
それが共感できるものだったからでしたが
特にツクモの社員は社長以外結果みんな良かったです。
個人的には開発の人がお気に入りだったりします。

ただ社長も最後ちょっと目が冷めていたのは良かったですが
もっと天誅を加えても良かったレベルです。

あの手の社長は飲み会では上機嫌ですが
仕事に戻るとワンマンに戻るので、多分変わらないでしょう。

あと全体的に演技が自然でした。実際にこういう出来事があって
それを切り取ってる感じ感覚のようなものがありました。
その中で恒星さんが晶さんに使う敬語が地味に耳心地が良かったです。

なお、ガッキーはやっぱり可愛かった。
ってことで8点で(エピソード平均7.9でした)

あと、5Tapが近くにあったら是非いきたい
シネマレビュー管理人さん [テレビ(日本ドラマ)] 8点(2018-12-13 20:18:35)(良:1票)
1.《ネタバレ》 このドラマが目指したものはなんだったのか、全話見終えた今考えるに、とにかく現代社会において日本の何処かで起こっていても不思議ではないような、圧倒的リアルさではないだろうか。
仕事におけるパワハラの問題だったり、恋愛の難しさだったり。
リアルさを追求する事で暗くなってしまったり、鬱になる展開も多いので、ドラマくらいもっと夢を見させてよ!という人などにはあまり受け付けないのかもしれない。

私が良かったなと感じたのは、最初の方は嫌いな人物だらけだったんですね。それが段々と回を追うに従ってそんなに悪い奴ではないじゃないかと思うようになってきて。
悪役を単に悪役と描くんじゃなくて、ちゃんと皆理由があってそういう行動をしてるんだと分かって、その辺の描き方がとてもリアルだったなと。
その筆頭が朱里で、あれほど最初と最後で印象の変わる人物も珍しい。
引きこもりだった朱里がやがて住み込みで働くようにまでなり、逆に仕事に一生懸命だった晶が仕事を辞めるという意外性。人生は何が起きるかわからない。そういう事を描きたかったのかなと思った。

あと、毎回登場した5Tapというバーがこのドラマにおける癒しの空間で、嫌な展開の時もここへ行けばいつもマスターのタクラマカン斎藤さんが待っていてくれて、その優しい人柄になんだか癒されました。
ヴレアさん [テレビ(日本ドラマ)] 8点(2018-12-13 18:33:17)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.75点
000.00%
100.00%
200.00%
3125.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8375.00%
900.00%
1000.00%

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