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ウルトラQ 11話[バルンガ]

1966年【日】 第1シーズン[全28話]
平均点: / 10(Review 1人) (点数分布表示)
SFファンタジーシリーズものモノクロ特撮ものモンスタードラマ
[ウルトラキュー]
新規登録() 【アングロファイル】さん
タイトル情報更新(2020-01-09) 【かっぱ堰】さん
放送開始日(
放送終了日(1966-07-03)


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監督円谷英二(監修)
円谷一
梶田興治
野長瀬三摩地
飯島敏宏
満田[禾斉]
小泉一(特殊技術)
有川貞昌(特殊技術)
キャスト佐原健二(男優)万城目淳
西條康彦(男優)戸川一平
桜井浩子(女優)江戸川由利子
江川宇礼雄(男優)一の谷博士
田島義文(男優)関デスク
田村奈巳(女優)南極基地越冬隊員・久原羊子(第5話)
沢井桂子(女優)長谷川愛子(第8話)
荒砂ゆき(女優)アリーン(リャン・ミン)(第27話)(放送当時は「田原久子」)
石坂浩二ナレーター
脚本金城哲夫
山田正弘
上原正三
飯島敏宏(「千束北男」名義)
梶田興治
野長瀬三摩地
音楽宮内國郎
撮影内海正治
長谷川清
高野宏一(特殊技術)
佐川和夫(特殊技術撮影助手)
制作円谷プロダクション
TBS
放送局TBS
スーツアクター中島春雄ゴメス(第1話)/パゴス(第18話)
古谷敏ケムール人(第19話)/ラゴン(第20話)
その他清水喜代志(美術)
[10話] 第11話[バルンガ] レビュー [12話]
平均点:5.00 / 10(Review 1人)
エピソード別レビューはネタばれレビューのみです

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1.《ネタバレ》 今回登場のバルンガは土星出身と言われていた気がするが、改めて見ると土星産ということでもなく、たまたま地球へ帰る土星ロケットに付いて来ただけらしい。「宇宙空間をさまよい、恒星のエネルギーを食う生命体」というのは、単純に異星の生物というよりはサイエンスフィクション的な発想である。
造形物としては、最初に机の上に浮いていた姿はユーモラスだった。この時点では「風船虫」と言われていたが、その後の車内の場面でも、まるきりつぶれたゴム風船のようなのを引っ張り出した感じだったのが可笑しい。しかし最終的に、巨大化した姿で東京タワーの近くに浮いていたのは絵として悪くない。その辺の空にただいるだけで、人類文明に破滅をもたらす存在ということに独特の風情が感じられる。
背景音楽としては不穏なピアノ音が印象的だった。またドラマ的には、一平という男が後半で危機に陥ることとの対比なのか、前半で江戸川記者と同級生的な仲のよさを見せていたのは和んだ。

社会的なテーマがあるかはよくわからなかったが、単純な現代文明への批判かと思ったらそうでもなく、むしろ批判だけしてどうすべきかを考えない態度への批判が込められていたように見える。
今回登場の訳知り顔の博士は、個人的事情もあって当初は世間を蔑むように神の警告とか反省しろとか皮肉を言うばかりだった。しかし現実の問題として電気が来なくなれば、救える命も失われるという人として見過ごせない事態が生じてしまう。また自然現象に逆らうのは無意味だなどと突き放したことを言っていたが、人間の立場としては自然現象だろうが天罰だろうがやられ放題でいいことにはならない。これに対する江戸川記者の直言で、ひねくれた老人の心も結果的に揺らいだのかも知れない。
またその江戸川記者の関係では報道の使命といったことに触れていたようでもある。当然ながら報道自体に価値があるのでなく、報道がどうやって人の役に立つかが大事ということか。「いいじゃありませんか」のところは人の情に寄り添ったいい発言だった。

ほか雑談として、この当時はあったが今はあまりないだろうと思うものとして、博士がいた和室がこの家の空き部屋を借りていたものだとすれば、これが本来の意味での「下宿」ということになる。また最後の電車の場面は地下鉄が神田川を斜めに横切る場所だろうが、この付近も現在はかなり雰囲気が違っているようである。
かっぱ堰さん [ブルーレイ(日本ドラマ)] 5点(2021-07-24 08:18:36)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
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400.00%
51100.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
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