みんなの連続ドラマレビュー Menu
目隠シストさんのレビューページ
プロフィール
コメント数 8
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

表示切替メニュー
シーズン エピソード別
レビュー関連 レビュー表示レビュー表示
-レビュー表示(作品別)
レビュー表示(評価分)レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示-
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示-
あらすじ表示-
統計関連 製作国別レビュー統計-
年代別レビュー統計-
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示-
(登録済)作品新規登録表示-
エピソード別
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
シーズン別
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ミステリと言う勿れ [1話] 《ネタバレ》 
真犯人に恨み言一つ言わず、彼のその後の人生を慮る人間性。  風呂光に「もし僕が罪を犯したら、あなたに捕まえてもらいます」(「捕まえてください」ではない)のワードセンス。  夫婦関係の相談にきた池本の「チンパンジー唇」に合わせる「チンパンジー唇」の可愛さ。  久能整のキャラクターに虜です。
[テレビ(日本ドラマ)] 9点(2022-01-11 18:43:18)
2.  また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ [10話] 《ネタバレ》 
ついに来ました最終回。今までのトリッキーなトンデモ展開は鳴りを潜め、悲劇を匂わせる落ち着いた序盤に、何だか気持ちが定まりません。いなくなって初めてわかるマチ子の存在感。太陽が居ない世界の、なんという空しさよ。でもご心配なく。ちゃんと大団円が用意されておりました。ほんと、シリーズ中盤は一体どこに辿り着くのかとハラハラしましたが、これ以上ない、いやこれしかない、正しい結末に安堵しました。裏切り続けられて、でも最後はちゃんと期待通り。このやり口はDV夫か、はたまたツンデレか。いずれにしてもロクなもんじゃない笑。総括は全体レビューの方で。
[テレビ(日本ドラマ)] 9点(2018-03-16 00:47:24)
3.  また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ [9話] 《ネタバレ》 
またしても、トンデモ要素をぶっこんできたラス前。とはいえ、「時の神」に「邪神」「同じ1日を1000回以上繰り返す」とか、無茶な設定と展開には慣れてきたので、いまさら”スターウォーズ風平行世界人”が出てきたところで、驚きはしませんが笑。遂に、やっと、どうにかこうにか、タモツとカオリちゃんの恋を成就させたいという命題はクリアされましたが、エンドクレジット中にまたしても衝撃の展開が!そんな伏線、確かにあったなと。やり直しを可としてきた物語における『さすがにこれは取り返しがつかねえか』というタモツの言葉はかくも重いです。現時点で、”歴史的・革命的連続TVドラマ”の称号確定ですが、果たしてラストはどう締めくくていただけるのか。心して待ちたいと思います。
[テレビ(日本ドラマ)] 9点(2018-03-09 00:40:46)
4.  また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ [8話] 《ネタバレ》 
同じ1日を1000回繰り返して得たものは、望むハッピーエンドを掴み取るチャンスだけでなく、「バリスタスキル」「自動車整備技能」「法務知識」だった!その日限り有効な”記憶”や”知識”だけでなく、手に職を付けていたのはなかなか感心なこと。人手不足の売り手市場とはいえ、やはり最後にモノを言うのは技能や資格ですから。おっと、枝葉に気を取られてしまいました。本題はラブストーリー。邪神を倒し、いよいよカオリちゃんの恋路の手助けかと思いきや、まさかまさかの抵抗勢力が。なんともほろ苦いというか、大人の恋は単純では無いんですね。そう人生とはコーヒーのように複雑で奥深く、苦みを伴うもの。神社で彼女がポリタンクを蹴り倒すシーンは絶品です。
[テレビ(日本ドラマ)] 9点(2018-03-02 00:35:20)
5.  また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ [7話] 《ネタバレ》 
ついに連続TVドラマに邪神が降臨した画期的かつ、文字通りの神回。人情喜劇はタイムトラベルファンタジーからホラーを経由して、ついにオカルトサスペンスに昇華しました。せんべいの食べ方がアバンギャルドで、舌が長くて妙にエロチックで、梅昆布茶が劇的に苦手な横島の大将こと、邪神エシゼルファ。しゃべり方とか確かに雰囲気は邪ですが、どう考えてもマチ子たちの方が悪いですよね。結果的にやってることは賽の河原の鬼と変わらんですもん笑。恋のキューピッドも度が過ぎれば(というか、その執念はサイコパス!)もはや罪ということで。それはともかく、今回のマチ子の余興『歯なしおばあちゃん』は絶品ですなあ。癒し効果はチワワを超えましたね。
[テレビ(日本ドラマ)] 9点(2018-02-23 00:31:43)
6.  また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ [6話] 《ネタバレ》 
望む結末を迎えるために、試行錯誤すること実に1000回。同じ1日を2年半以上も繰り返すとか、もうガチで怖いです。狂気の沙汰。そりゃマチ子も英語上達するわってか、その分予備校なんか行かなくても普通に勉強したら、結構いい大学に入れるんじゃないかと(苦笑)。それはともかく、今回もラストに来てまたしても急展開!もうアットホームコメディというジャンルさえ危うくなってまいりました。このドラマ、一体どこに着地するのか皆目見当もつきません。横回転したかと思えば縦回転。平野歩夢くんばり。まるでスノーボードハーフパイプじゃないですか(ちょっとオリンピックな時事ネタ締め)。
[テレビ(日本ドラマ)] 9点(2018-02-16 00:12:13)(良:1票)
7.  また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ [5話] 《ネタバレ》 
起承転結の承にあたると思しき第5話。ついに物語が有機的に動き出した印象です。風間さなえさんの役名も『通りすがりの少女』から『時の神』へ。隠し玉はもう無し?これからがシリーズ本番ということでしょう。で、早速クズ社長&マチ子の最強(狂)コンビが躍動します笑。タモツとカオリを結びつけるべくまたも時をかけようと奔走するワケですが(※みんながアリものの言葉として「時をかける」を使うのが何気に面白いです)、目的達成のためなら手段を選ばぬ2人の無軌道ぶりがもう可笑しくて。とくにマチ子の暴走には爆笑しました。傷害、恐喝も厭わないとは。善悪の区別がつかないJKの危うさ。確かにこの世にこれほど恐ろしいものはないかもしれません。加速度的に面白さを増していくマチ子。さあ、明日はどっちだ!?何のこっちゃ。
[テレビ(日本ドラマ)] 9点(2018-02-09 00:34:16)
8.  また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ [4話] 《ネタバレ》 
疾風怒濤の第4話。過去3話が全て伏線と化し、一気呵成の中間決算を迎えます。そして新たにまかれる不穏のタネ。土屋亮一節炸裂のトリッキーかつ痛快な脚本で、正直30分では尺が足りない!と思わせる濃密な内容でした。運命に抗い、そして打ち勝つ登場人物たちの魂の人生賛歌に涙(笑い泣き)すること間違いなし。日常生活に潜む過失致死の罠、ダイヤルロック「9994」の恐ろしさ等、小ネタも絶好調で絶妙なスパイス。このセンスに脱帽です。そして小林歌穂ちゃん。今一番押入れが似合う女優といっても過言ではないでしょう。(ドラえもんを除く)。このクオリティで関東ローカルのTVドラマとは!次回が楽しみ過ぎます!!!なお今なら『マチ子の中間テスト』実施中(この遊び心が好きだなあ)。公式ホームページへ急げ!
[テレビ(日本ドラマ)] 9点(2018-02-02 00:41:25)
9.  僕の大好きな妻! [8話] 《ネタバレ》 
加賀店長が提案した働き方改革は、副店長が指摘したように知花ちゃんを受け入れるためのパフォーマンスに違いありません。店長は「私情」で知花ちゃんの居場所を創りたかったのだと思います。しかし情のみに頼った改革は長続きしません。必要なのは「理」そして「利」。助け合いはギブ・アンド・テイクが基本です。店長はきちんと人を動かすための原理原則を心得ていました。不満分子にも確かな利益を。個人に課されるノルマが無くなるのは大きな変革でしょう。もちろんノルマ自体が無くなるはずはないので、店全体のノルマに切り替わったと思われます。店長の心理的負担は増えるのは間違いなく、そもそも雇われ店長が進んで改革に着手する必要などありません。にも関わらず店長が進んで苦労を買って出たのは、そこに信念があったから。効率化を図り、誰もが働きやすい環境を。店長自身にとっても改革は価値あるものでした。知花ちゃんの人間性が、キーパーソン加賀店長の心を動かした結末。彼女は自らの力で道を切り開いたのです。よく他人は変えられない。自分が変われと言われますが、今回は真逆のケース。自らが変わることができないなら周りを変えよう。理想と現実は違うでしょうが、理想を現実に変えようと努力するのが人生の醍醐味であります。 最後に百田夏菜子さんへ。大変お疲れさまでした。素敵な作品に巡り会えて、女優として大きな財産を手に入れたことと思います。ますますの活躍を心からお祈りすると共に、応援し続けることをここに誓います。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-07-25 20:36:56)
10.  僕の大好きな妻! [7話] 《ネタバレ》 
例えば知花の優れた販売能力を+150と見積もったとして、マルチタスクが出来ない、計算が苦手等の短所を−100としましょう。彼女は差し引き+50の戦力と考えられます。一方+80−40で+40の戦力の定型販売員がいたとします。どちらが企業にとって有益でしょうか。答えは簡単。+50の知花ちゃんと言いたいところですが現実は違います。プラスよりもマイナスを査定するのが日本の企業です。また現場レベルではそれがもっと顕著で、尻拭いをさせられる同僚が知花のマイナスを看過できないのは仕方のない話です。しかし、だからといって+50よりも+40が重宝されるのも不条理ではありませんか?チームで補い合うことが出来れば知花ちゃんのマイナスを打ち消し、より大きな成果を望むことも可能でしょう。しかし、これは相当に困難な作業であるのは間違いなく、マンパワーが足りない、モチベーションも不足している状況では殆ど不可能ではないかと。果たしてどんな結末にたどり着くのか。北山夫婦の今後の人生設計も含め、最終回が待ち遠しいです。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-07-17 17:44:20)
11.  僕の大好きな妻! [6話] 《ネタバレ》 
お仕事編続き。今回明らかになったのは知花の人間性でした。知花が魅力的なのは疑いようもない事実です。多少忘れっぽくても、空気が読めなくても、あの天真爛漫さは何者にも代えがたい長所なのは理解できます。だからこそ悟くんも知花と結婚したのでしょう。ずっとそう思っていました。しかし今話では、想像を遥かに上回る知花の「善良さ」と「勤勉さ」が明らかになりました。こんな「素敵な人」そうそう居ません。女神様かと。しかし注意しなければならないのは、彼女が発達障害だから素敵なのではありません。定型(普通の人)だろうと発達障害だろうと、性格が悪い人は悪いですし、不真面目な人は不真面目。属性を理由にレッテルを貼るのは愚かな事だと気づかされます。いやー見た目百田夏菜子じゃなくても知花ちゃん、大好きだわ。もちろん加賀店長も。「人」そのものを予断なくみてくれる上司に当たるのは、宝くじに当たるのと同じくらい幸運なことです。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-07-12 19:36:49)
12.  僕の大好きな妻! [5話] 《ネタバレ》 
知花がアパレルショップで働き始める「お仕事編」開始の第5話。新たな主要キャラクターとして店長・加賀貴子(雛形あきこ)が登場します。今までは知花に対して理解ある味方しかいませんでしたが、貴子はそうではありません。彼女はいわば世の中の目。日本社会が発達障害者に対してどのようなスタンスなのか露わとなります。企業が働き手に求めるのは「標準」であること。いくら知花の接客スキルが優秀だとしても、計算が苦手では差し引きマイナス査定。さらに日本社会が大好きな「空気を読む」力を欠くとなれば、お払い箱になるのも仕方がないこと。悲しいですがそれが現実です。さて、そんな現状に知花はどう立ち向かうのでしょうか。次話が楽しみです。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-07-03 23:04:39)
13.  僕の大好きな妻! [4話] 《ネタバレ》 
発達障害者の抱える苦しみ、社会での生き辛さが徐々に見え始めてきた第4話。健常者を『定型』と呼ぶのは分かりやすい。社会が求める人材も定型なのでしょう。形のよい野菜のみが出荷されるのと同じ。扱い易いから。でも人間でそんな区分けをしてよいのでしょうか。健常者と発達障害者との間に横たわる溝が浮き彫りにもなりました。 多分、面倒な問題に関わらないは、人生の戦略としてアリ。限られた時間は有効に使わなければなりません。そんな中、悟くんの姿勢には感銘を受けました。面倒なことから逃げずに立ち向かう。賢くないかもしれませんが、だからこそ価値がある。ますます悟くんの評価が上がりました。想像以上にシリアスなドラマですが、知花の明るさと悟くんの性格の良さに救われます。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-06-27 00:13:02)
14.  僕の大好きな妻! [3話] 《ネタバレ》 
親の心子知らず」か、はたまた「子の心親知らず」か。というより、他人の心なんて分からないが正解です。何なら自分自身の心だってよく分からないのに。それでも相手の気持ちを一生懸命に慮るのが思いやり。対人関係の基本です。そういう意味では、知花親子よりも北山夫婦の方が良好な人間関係が築けていると言えそうです。いや、これは物事を単純化し過ぎかも。血を別けた親子の繋がりの深さは、また特別なもの。だからこそ、知花もその母親も苦しんでいるのだと思います。そんな中、戦略的能天気ぶりを発揮する知花お父さんが素晴らしい。あんな風に全てを受け入れる器の持ち主はそうそういません。悟くんもそうですが、知花を取り巻く男性はみんなステキ。思いもよらずシリアステイストの第3話。少々切なく、チクリと痛いお話でしたが、今回も楽しく考えさせられるお話でした。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-06-21 18:00:04)
15.  僕の大好きな妻! [2話] 《ネタバレ》 
今回のキーパーソンは、夫同僚の漫画アシスタント河口くん。同棲中の彼女と喧嘩して北山家に転がり込みます。原因は彼女の傘をなくしたこと。いや問題の本質は、傘をなくした事ではなく、彼女の気持ちを察せなかったこと。彼もまた知花と同じ「他人の気持ちが分からない」特性の持ち主でした。でも彼は発達障害ではありません。多分普通の人より少し他人の気持ちを慮るのが苦手なだけ。ここである事実に気付かされます。同僚くんと知花は、どれほど違うの?普通の人って一体何?なんてあやふやな基準で私たちは「普通」を判断しているのでしょう。でも「普通」が便利な概念であるのも事実なのです。「普通であることの呪い」を如何にして解くか。今私たちが属する「多様性を認める社会」が構成員に要求する課題と言えます。北山夫婦のあり方から学ばせてもらいましょう。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-06-12 18:05:34)
16.  僕の大好きな妻! [1話] 《ネタバレ》 
NHK朝ドラ『べっぴんさん』、映画『幕が上がる』『すくってごらん』など着実に女優としての実績を積んできたももいろクローバーZのリーダー百田夏菜子さんが、ついに地上波全国放送の連ドラで主演であります。ファンとしては嬉しい限りですが、正直言うと不安でした。果たして一般視聴者に女優として受け入れてもらえるのか。大人の発達障害を扱った社会派ドラマでの主演は、アイドルには少々荷が重いのではないか。しかし第1話を見終えて、そんな心配をしていた自分を恥じました。何時だって夏菜子さんはファンの期待に応えてくれていたのに。誰よりも責任感が強く、努力家な事を知っていたはずなのに。たぶん、アイドルとはプロレスラーと同義です。何だってやる。どんなリクエストにも応える。今回は普段は懐に忍ばせている「女優」の引き出しを開ける回です。眼力でファンを射抜くアイドルの特殊能力を封印し、視線を泳がせる姿は紛れもなく北山知花。でも満面の笑みは、アイドル百田夏菜子の魅力そのものでした。きっとアイドルとか女優とか肩書きに拘ることに意味はありません。人間・百田夏菜子の凄さをこのドラマで見せつけてください。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-06-07 00:11:22)
17.  ミステリと言う勿れ [2話] 《ネタバレ》 
王道サスペンスの『バスジャック』から古典ミステリー王道設定の『密室洋館』まで、見事にタイトルが振りとなっている第二話。状況設定こそスピーディに変化しますが、全体印象はおとなし目です。おそらく次回につながる伏線が張られていることでしょう。第三話が大変楽しみです。もちろん今回も整くんの言葉に胸を震わされました。 (以下余談)一緒に観ていた長女に『お前ならメモをどこに隠すか?』と訊ねたところ、『トイレットペーパーに巻き込んでおく』とのこと。おお、多分それが正解じゃないかな。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-01-19 00:46:30)
18.  彼女が成仏できない理由 [6話] 《ネタバレ》 
最終話残り時間10分まで『真相』が明かされぬ展開にやきもきしましたが、見事などんでん返しでした。作中漫画『氷の武将』ネーミングの秘密、アパートの室温12℃『冷却=熱を奪う』の意味、第1話冒頭シーンの謎など、様々な伏線が綺麗に回収されていく様に感心することしきり。何という多幸感あふれるラストでしょうか。まるで、本作ヒロインの高城れにさんが所属するアイドルグループ『ももいろクローバーZ』のライブに参戦した時と同じ。詳しくは全体感想にて。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2020-10-19 20:02:30)
19.  彼女が成仏できない理由 [5話] 《ネタバレ》 
劇中漫画『氷の武将』における『信長の首』の件を、小鳥遊玲から元アシスタント(現ゴースト)への作品移譲とリンクさせる等、なかなかテクニカルな脚本でした。先の感想でも述べた通り、刺激的急展開やダイナミックな動きこそ無いものの、緩やかに、そして心の機微を丁寧に描く脚本に好印象です。主演2人の自然な演技も素晴らしい。今シーズン大ヒットを記録した『半沢直樹』とは逆ベクトルにある静かなドラマ。いろんなテイストがあるかから面白いワケで。私はカノブツを断然支持します。さて次回は最終回。物語の着地点や如何に。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2020-10-12 14:37:11)
20.  また来てマチ子の、恋はもうたくさんよ [3話] 《ネタバレ》 
(ネタばれしております。30分作品ですので、ぜひ鑑賞後にお読みいただければと思います)  物語が大きく動き出した3話目。というより、いろいろ種明かしがされたと言った方が適切でしょうか。なかなかトリッキーな設定であることが判明したワケですが、ベースとなるのは王道の人情喜劇であり、家族愛のお話。こちらの出来がすこぶる良い(安定している)ので、如何様にも“遊べる”のだと思います。脚本家・土屋亮一さんの手際の見事さが光ります。さて、今回はマチ子の恋バナはオマケ程度で、メインは兄ちゃんと惣菜屋の看板娘の恋物語。まあ、一体何時の時代だ(あるいはお前ら何歳だ?)と言いたくなるような純な関係ですが、こんなの正直大好きです!もうニヤニヤしっぱなし。マチ子の罵倒「草食チキンの低糖質ライザップ野郎!」には腹を抱えました。次のお話が本当に待ち遠しいです。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2018-01-26 00:25:02)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
424.17%
5918.75%
6918.75%
7612.50%
81429.17%
9816.67%
1000.00%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS