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なにわ君さんのレビューページ
プロフィール
コメント数 45
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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1.  ザ・ボーイズ 《ネタバレ》 
数年前から話題のアマプラのヒーローものドラマ。やっと観ました。いやはや、これは話題にもなります。もう第1話目から刺激が強すぎで、しかも面白い。あまりにも面白すぎて、一挙にシーズン3まで観ちゃって、シーズン4が待ち遠し状態です。ヒーローモノなんだけど、エログロ満載だし、下品、正統ヒーローモノに対するブラックなパロディも満載。でもそれだけじゃなく、根幹をなす本筋は、あくまでサスペンスチックで、ドラマチック、泣けちゃう所もあったりします。多くのキャラが登場する群像劇でもあるんですけど、その各キャラ達も掘り下げられて、そこに差別やら、薬物やら、宗教やらのアメリカの抱える問題をタブーなしでぶち込み、展開自体も、え?そーなっちゃうの?ってゆう予想外の斜め上で、こんなヒーローモノ観ちゃうと、もう普通のヒーローモノが物足りなく感じちゃうくらいです。設定は簡単に言えば、国民に称えられてるヒーロー達が実は独善的で、自分の欲望に忠実ってゆう裏の顔があり、そのくせ、ヒーローとしての恐ろしい能力を持っていて、そんなヒーロー達に人生をムチャクチャにされた人達がグループになって暗躍しながら戦うってお話。特にヒーロー達のリーダーであるホームランダーは最悪で、空を飛び、透視もでき、地獄耳で、どんな武器でも傷つかず、目からビームを放ち、人間を一瞬で肉の塊に変えてしまう能力者でスーパーマンみたいに国民に愛されてるいるんですけど、裏の顔はサイコパスで、オレは最強だーと叫びつつ、高層ビルのテッペンでオナニーするってゆう変態で、もうドン引きしまくりです。ちなみにエログロ度はどの程度かとゆーと、アントマンみたいに自分を一瞬で小さくしたりできる男が男とのエッチで、小さくなって相手男の肛門から進入して、中から前立腺を刺激するってゆうプレイの途中、思わずくしゃみをしてしまい、元のサイズに戻ってしまい、相手男が破裂して肉の塊になってしまうってゆうシーンをちゃんと描写してるくらいエログロです。まー、普通の感覚じゃ観てらんないかも。でもストーリー自体はほんと、よくできるてるので、てゆーか、下世話な事柄を曖昧にせず、ここまでさらけ出してるからこそ、人間の本質に迫ってるような、すんません。あまりにも過激すぎて僕自身、麻痺してるのかもしれません。でも面白いです。
[インターネット(吹替)] 10点(2022-08-12 22:18:14)(笑:1票) (良:1票)
2.  HANNIBAL/ハンニバル 《ネタバレ》 
このドラマ、第一話目からドハマりで、すぐ次が観たくなり、気がつきゃシーズン2までいってしまってたくらい、自分にとって面白いドラマでした。このドラマは、あの「羊たちの沈黙」に登場する殺人鬼である精神科医ハンニバル・レクターを描いたドラマで、彼の正体がまだ当局に発覚していない頃のドラマです。主役は、やがてはハンニバルの正体を見抜くことになるFBIの講師ウィル・グレアム。彼には特殊能力があり、それは犯行現場を見るだけで、その犯人に共感し、犯人の思考や人物像を100%当てることができるもの。しかし彼はその能力を使うと、精神が犯人の思考に犯され、病んでいく。そこで彼を異常な事件捜査に利用することにしたFBI行動分析課長ジャック・クロフォードは、彼の精神がおかしくならないように、警察に協力的なハンニバル博士に彼のカウンセリングを任せた。しかしウィルを観て、面白いと思ったハンニバルはカウセリングを通じて、彼を新しいおもちゃのように実験材料にするってゆう内容です。ドラマの形式としては、毎回、ハンニバルとは無関係の異常な犯罪が起こり、その捜査と並行して、ハンニバルとウィルのカウセリングが進行するというパターンであります。ハンニバルはその間でも、密かに人を殺し食べていますが、誰もそれに気づきません。それどころか、ハンニバルに事件捜査に協力させたりもします。もちろんドラマが進んでいけば、自分たちが捜査している事件とは別に異常で知能の高い犯罪者の存在に気づきますが、なかなかハンニバルにはたどり着きません。さらに、このドラマには毎回、二つの演出がほどこされドラマを面白くさせています。一つは毎回起こる事件の犯行現場と犯人の異常性。これが今まで見たことないほどの強烈なもので、例えば、何体もの死体を組み合わせたトーテムポール、死体の背中の肉を羽にして天使のように見立てた犯行現場、馬の子宮に死体を詰め込むなど、どれも人間がやったとは思えないほど異常なものばかり。いや異常を通り越して死体を使ったアートと言っても過言ではないくらいの出来です。もう一つはハンニバルが作る料理シーン。ハンニバルは毎回、手料理を色んな登場人物にふるまいますが、その料理シーンが手が込んでいて、どこれもこれもおいしそうな料理ばかり。人肉かもしれないが、そんな描写はないのでそこは謎です。ハンニバルがまるで芸術を創造するようにテキパキと料理するシーンは、お腹がすいてくるほど食欲そそるシーンとなっています。アクションは少なめで、どちらかと言えば会話劇がメインですが、ハンニバルが仕掛ける心理的な罠とそれに対応するウィルとの会話は、まるで観てるこっちがその会話で形成される迷宮に迷い込ん気分になり、ウィルのたまに見る妄想がさらに迷宮感を深めます。登場人物も魅力的でこのドラマに完璧にフィットした感があります。僕は海外ドラマは吹き替えで観ますが、吹き替えもキャラにあっていて、ウィルの「・・・僕の見立てだ」ってセリフ場面を初めて見た時から、このドラマの虜になっていました。エピソードの中には、異常犯罪者とハンニバルとの直接対決とゆう毒対毒の興味をそそる展開など飽きさせない工夫が色々なされています。当然、シーズン1の終わりは、あちゃーって展開になり、やがてハンニバルが捕まることになる結末はわかっていても、シーズン2がどのような展開になるのか、ますます目が離せなくなります。そしてシーズン2では、それでもちゃんと進行していくあたり、このドラマのストーリーの巧妙さにドンドン引き込まれます。ちなみに「羊たちの沈黙」等のこれまでのハンニバルシリーズを観てなくても、まったく問題なく、むしろ全く別のサスペンスドラマとして観たほうがより楽しめるのではないでしょうか?ただし、異常犯罪がテーマの一つなのでグロいです。
[DVD(吹替)] 10点(2015-11-30 18:16:16)(良:1票)
3.  サバイバー宿命の大統領 《ネタバレ》 
いきなり議会議事堂が爆破され、アメリカ大統領をはじめ、ほとんどの閣僚が爆死するとゆう衝撃的な展開で始まるこのドラマ、第1話からかなり面白くて、最近では珍しく1シーズン全20話もあるんですが、あっとゆうまに観てしまいました。荒唐無稽なところもありますが、テンポもいいし、サスペンス感や緊迫感もあって、それでいて、ホッとできたり、コミカルな要素もあったりして、ドラマとして非常に観やすかったです。このドラマには、おもに2つのストーリーラインがあって、その1つは、主役のカークマンが本人があまり望んでないにも関わらず、ほぼ強引的に大統領となってしまい、次々にやってくる政治的問題を解決していくとゆう物語です。ほとんどの閣僚が死んでしまい、大統領になる者が誰もいない時に発動される「指定生存者」とゆう制度によって、あまり政治に興味がない下っ端の閣僚であるカークマンが大統領になっちゃうのですが、演じるのはドラマ「24」のジャックバウワー役のキーファ・サザーランド。いきなり大統領になって右往左往しちゃうんですが、観てる者としては、正直、ジャックバウアーのイメージが強すぎるためか、なんか彼なら、こなしちゃうんじゃないかとゆう安心感がありまして、本当に徐々にこなしちゃうんですけど、でもキャラはジャックバウアーとは正反対で、カークマンは家庭を愛し、温厚で忍耐強く平和的。たまにジャックバウアー感がちょこっと出たりするんですけどね。ちなみに吹替えは小山力也さんじゃないのであしからず。第1話からとにかく大規模なテロがあったわけで、ここから数話はかなり政治的に緊迫した状況となり、カークマンも国家的危機の重要な選択をいくつも迫られ、それを彼なりに解決していくのですが、後半はカークマン周辺のドラマは普通の政治ドラマになっていきます。でもこの政治ドラマも非常にわかりやすい面白さで、たまに彼のスタッフが笑いも提供したりして、ほどよい緊張感と安心感で観れる感じです。で、もう一方のストーリーラインは非常に優秀な女FBI捜査官ハンナ・ウェルズが、議事堂爆破テロの犯人を捜査する物語で、こちらはとにかく、サスペンス感とアクションでグイグイこちらの興味をひいていきます。彼女自身も危機的状況におかれたりして、目が離せず、カークマンの物語がちょっとノホホンて感じになっても、こちらは常に緊迫した状況です。この2つのストリーラインがたまに交差したりしてドラマは進んでいきます。まー、大人が真剣に観れる重厚なドラマではないですが、わかりやすい面白さでシーズン2も非常に楽しみです。
[テレビ(吹替)] 10点(2017-10-11 23:24:06)(良:1票)
4.  ケイゾク 《ネタバレ》 
男女2人の事件トリック解決もので、トリックとかスペックとかの堤幸彦によるお得意のスタイル。全く面白くない映画「20世紀少年」の監督さんだけど、ドラマでは、テンポがあって、シュールな不気味さとちょいちょい挟まるコミカルさのバランスが絶妙で、僕はこの監督さんのドラマは正直、めちゃくちゃ面白いと思ってます。知能が高く推理は超得意だけど日常生活ではかなりな天然ボケを連発する女刑事、柴田が毎回事件の謎を解くドラマだけど、僕がこのドラマが面白いと感じるのはオチ。普通ならいい話風だとか犯人の気持ちもわかる系で終るところを、柴田への突っ込み担当刑事の真山がその犯人の心の闇を暴露して、人間のダークな部分を浮き彫りにしちゃう事件の決着のつけ方なので、毎回、観た後、ゾゾゾってきちゃいます。ただ、このドラマ、そのスタイルは7話までで、残り4話、トンデモない展開になります。超能力を使う快楽殺人犯が登場し、その朝倉とゆうモンスターと柴田たちとの死闘アクションドラマになっていくのです。そして、それをきっかけに、次々超能力犯罪者が出現し、やがては世界大戦へと発展してしまうんだけど、それはこのケイゾクのシーズン2にあたるドラマ「スペック」で描かれています。ケイゾクのドラマシリーズ→テレビスぺシャル→映画→スペックのドラマシリーズ→テレビスペシャル→映画とゆう作品全てをまとめてケイゾクサーガって呼ばれているんですけど、僕は、このケイゾクサーガの世界設定が、貴志祐介の「新世界より」の歴史設定に似てるなーって思ってまして。貴志祐介は好きなホラー作家の1人で、アニメにもなった「新世界より」は、そんな中でも夢中になって読んだ小説です。中世日本風な世界観で、住人はみんな魔法のような超能力が使えるって設定のファンタジーSF。物語内で、なんでそんな世界になったかてゆう歴史が語られるんだけど、それがものすごく不気味で恐ろしい歴史なんです。ようは、超能力が使えるサイコパスが出現し、犯罪を起こすのをきっかけに、世界中で超能力が使える人間が徐々に増え、それにより世界中が混乱し滅亡の危機を迎え、荒廃してしまったってゆう歴史。ケイゾクサーガでも超能力が使える朝倉とゆうサイコパスの登場から、超能力者の犯罪者増え、世界滅亡の危機を迎えます。超能力が使えるサイコパスって考えたらめちゃくくちゃ怖いし、なんかそんな人間が出現するかもってゆうリアリティーを感じちゃう所が怖くて好きなのかも。まー、そんなこんなで、このケイゾクは今見ても全然面白いし、特に最後の野口五郎の演技はトラウマ級の気味悪さです。
[DVD(日本ドラマ)] 10点(2017-06-27 08:59:16)(良:1票)
5.  全裸監督 《ネタバレ》 
「お待たせしました。お待たせし過ぎたかもしれません」で有名なAV監督村西とおるの人生を描いたネットフリックスの人気ドラマ。村西とおる監督のあのヘンテコなキャラ性は嫌いじゃないけど、特に、AV監督の人生になんて、なんの興味もない僕ですが、そんな僕が見ても、面白かったです。あまりにも面白いので全8話、一気に観てしまいました。では、なにが、そんなに面白いのか?色々考えてみたのですが、まず、やっぱ脚本と演出かな。村西とおるの人生を虚実交えながら、デフォルメしたストーリーなんですけど、これが見事に、エンターテイメント化されていました。特に、ドンドン村西とおるが追いつめられていくと同時に、彼にとってはなくてはならないAV女優黒木香の人生もちょこちょこ見せていくのですが、彼女がどこで村西とおると出会うのか、そしてそこでどんな化学変化が起こるのかとゆうワクワク感は、アベンジャーズでゆう、あのキャラとあのキャラが出会う所を早く観たいってゆう感覚と同じような気がします。そして、モーダメだとゆう所で登場する黒木香ってゆうシーンでは、もうアベンジャーズの、やられそうな時に登場するヒーローのシーンそのもの。まんまのゾクゾク感。時代背景の映像も素晴らしく、1980年代とゆう古い時代なのに、なんか今のクオリティーで、逆に新しく、かっこいいのです。これは演出のたまもの。役者勢の熱演もスゴイ。山田孝之の村西とおる、完ぺき。完ぺキだけでなく、エッチシーンもかなり気合入ってます。エッチシーンがスゴすぎて、家族では絶対見れません。そして、黒木香役の森田望智もスゴイ。間違いなく彼女の女優人生に飛躍になったと思います。裸体はしっかり見せるし、エッチシーンもしっかり見せるのは当たり前、最後の方は、黒木香本人じゃないのかと思えるほど、なりきっています。クオリティーは間違いなくA級映画です。映画と言えば、ポルノ雑誌の社長を描いた映画「ラリー・フリント」ってのを昔、観たのですが、あれも記憶に残るほど面白かったんですが、それを思い出しました。なんか同じなんですよねー、エロで儲けるために必死こいて、転落して、また復活しての繰り返し具合の展開が。シーズン2もあるみたいなので、今から楽しみです。
[インターネット(日本ドラマ)] 10点(2019-09-05 21:37:07)(良:1票)

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