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なにわ君さんのレビューページ
プロフィール
コメント数 45
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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1.  バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 《ネタバレ》 
海外ドラマは長いので、疲れないように吹替えで見る派です。それくらいのスタンスがちょうどいい感じがするので。で、このドラマの主役の吹替えは今のルパン三世でおなじみのクリカンさん。賛否両論あるみたいですが、僕はこの役にピッタリな気がします。てゆーか、この声のキャラにしか見えません。で、内容のほうはスパイを題材にしたユルかっちょよい、ある意味スパイドラマです。バーンノーティスというのは解雇通知って意味らしいですが、主役のマイケルが突然、スパイを解雇され、資産も仕事も身分もなくし、実家のあるマイアミに帰ってきて、自分が解雇された理由を探るべく一から出直すのですが、その理由を探る間に、毎回、舞い込んでくる街の依頼の仕事を元スパイの仲間たちと共にこなし、悪を懲らしめ人助けするのがメインです。展開的には「特高野郎Aチーム」っぽいですかね。ただし、あっちは派手なドンパチですが、こっちはスパイ。スパイのノウハウを駆使して、詐欺師や泥棒、ギャングやマフィア相手に 毎回事件を解決し、依頼人を救う様がかなり新鮮でおもしろいです。スパイの必需品の盗聴器や爆薬などを、日常品を改造してそろえるくだりや、 スパイの行動ノウハウを説明する場面が毎回あるのですが、それがかなり理にかなっててなるほどって思ってしまいます。例えば、携帯電話を解体して盗聴器や追跡発信機を作る様が解説つきで表現され、思いがけないスパイ術もちゃんと解説、なんだか観てるこっちは、スパイ新人気分でレクチャーを受けてるような気分にもなります。そして脇役キャラの個性も見所で、ビール大好きな元スパイのサムや、武器マニアできれやすい元カノで元スパイのフィオナ、なんやかんやとうるさいマイケルのお母さんなど彼らと主役との絡みが、なんてゆーか、ゆるいんだけど、かっちょいよいってゆーか、危険な場面でも、なごむってゆーか、日常とスパイの融合がこんなに楽しいドラマになるんですねー。マイケルとフィオナの微妙な関係も目が離せなく、家族とマイケルの関係も家族のちょっとした温かみなんかがあったりして、ちょっとホロッとします。マイケルの人柄がこれまた最高によくて、世界を股にかけるかなり有能な元スパイのマイケルが、人情深く、困ってる人を見るとつい助けてしまい、そのくせ仕事を解決する時には、スパイ能力できっちりこなす所が素敵すぎます。後、毎回の事件と同時進行でマイケルを解雇した理由も謎が謎をよび、次の話をすぐ見たくなります。話が進むにしたがい、チンピラみたいなマイケルの弟や、裏業界のコネがあるマネーロンダリー屋、いかれてるけどなぜか憎めない武器商人、マイケルを監視する組織のスパイなど、脇キャラもさらに多彩になっていき先の展開にワクワクしちゃいます。スパイの危険な世界と日常のゆるーいコミカルさと、各キャラのかっちょよさが、ちょうどいい感じでブレンドされた日常スパイドラマ、おススメです。
[DVD(吹替)] 10点(2015-12-01 23:14:47)
2.  HANNIBAL/ハンニバル 《ネタバレ》 
このドラマ、第一話目からドハマりで、すぐ次が観たくなり、気がつきゃシーズン2までいってしまってたくらい、自分にとって面白いドラマでした。このドラマは、あの「羊たちの沈黙」に登場する殺人鬼である精神科医ハンニバル・レクターを描いたドラマで、彼の正体がまだ当局に発覚していない頃のドラマです。主役は、やがてはハンニバルの正体を見抜くことになるFBIの講師ウィル・グレアム。彼には特殊能力があり、それは犯行現場を見るだけで、その犯人に共感し、犯人の思考や人物像を100%当てることができるもの。しかし彼はその能力を使うと、精神が犯人の思考に犯され、病んでいく。そこで彼を異常な事件捜査に利用することにしたFBI行動分析課長ジャック・クロフォードは、彼の精神がおかしくならないように、警察に協力的なハンニバル博士に彼のカウンセリングを任せた。しかしウィルを観て、面白いと思ったハンニバルはカウセリングを通じて、彼を新しいおもちゃのように実験材料にするってゆう内容です。ドラマの形式としては、毎回、ハンニバルとは無関係の異常な犯罪が起こり、その捜査と並行して、ハンニバルとウィルのカウセリングが進行するというパターンであります。ハンニバルはその間でも、密かに人を殺し食べていますが、誰もそれに気づきません。それどころか、ハンニバルに事件捜査に協力させたりもします。もちろんドラマが進んでいけば、自分たちが捜査している事件とは別に異常で知能の高い犯罪者の存在に気づきますが、なかなかハンニバルにはたどり着きません。さらに、このドラマには毎回、二つの演出がほどこされドラマを面白くさせています。一つは毎回起こる事件の犯行現場と犯人の異常性。これが今まで見たことないほどの強烈なもので、例えば、何体もの死体を組み合わせたトーテムポール、死体の背中の肉を羽にして天使のように見立てた犯行現場、馬の子宮に死体を詰め込むなど、どれも人間がやったとは思えないほど異常なものばかり。いや異常を通り越して死体を使ったアートと言っても過言ではないくらいの出来です。もう一つはハンニバルが作る料理シーン。ハンニバルは毎回、手料理を色んな登場人物にふるまいますが、その料理シーンが手が込んでいて、どこれもこれもおいしそうな料理ばかり。人肉かもしれないが、そんな描写はないのでそこは謎です。ハンニバルがまるで芸術を創造するようにテキパキと料理するシーンは、お腹がすいてくるほど食欲そそるシーンとなっています。アクションは少なめで、どちらかと言えば会話劇がメインですが、ハンニバルが仕掛ける心理的な罠とそれに対応するウィルとの会話は、まるで観てるこっちがその会話で形成される迷宮に迷い込ん気分になり、ウィルのたまに見る妄想がさらに迷宮感を深めます。登場人物も魅力的でこのドラマに完璧にフィットした感があります。僕は海外ドラマは吹き替えで観ますが、吹き替えもキャラにあっていて、ウィルの「・・・僕の見立てだ」ってセリフ場面を初めて見た時から、このドラマの虜になっていました。エピソードの中には、異常犯罪者とハンニバルとの直接対決とゆう毒対毒の興味をそそる展開など飽きさせない工夫が色々なされています。当然、シーズン1の終わりは、あちゃーって展開になり、やがてハンニバルが捕まることになる結末はわかっていても、シーズン2がどのような展開になるのか、ますます目が離せなくなります。そしてシーズン2では、それでもちゃんと進行していくあたり、このドラマのストーリーの巧妙さにドンドン引き込まれます。ちなみに「羊たちの沈黙」等のこれまでのハンニバルシリーズを観てなくても、まったく問題なく、むしろ全く別のサスペンスドラマとして観たほうがより楽しめるのではないでしょうか?ただし、異常犯罪がテーマの一つなのでグロいです。
[DVD(吹替)] 10点(2015-11-30 18:16:16)(良:1票)
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