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目隠シストさんのレビューページ
プロフィール
コメント数 8
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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41.  僕の大好きな妻! [1話] 《ネタバレ》 
NHK朝ドラ『べっぴんさん』、映画『幕が上がる』『すくってごらん』など着実に女優としての実績を積んできたももいろクローバーZのリーダー百田夏菜子さんが、ついに地上波全国放送の連ドラで主演であります。ファンとしては嬉しい限りですが、正直言うと不安でした。果たして一般視聴者に女優として受け入れてもらえるのか。大人の発達障害を扱った社会派ドラマでの主演は、アイドルには少々荷が重いのではないか。しかし第1話を見終えて、そんな心配をしていた自分を恥じました。何時だって夏菜子さんはファンの期待に応えてくれていたのに。誰よりも責任感が強く、努力家な事を知っていたはずなのに。たぶん、アイドルとはプロレスラーと同義です。何だってやる。どんなリクエストにも応える。今回は普段は懐に忍ばせている「女優」の引き出しを開ける回です。眼力でファンを射抜くアイドルの特殊能力を封印し、視線を泳がせる姿は紛れもなく北山知花。でも満面の笑みは、アイドル百田夏菜子の魅力そのものでした。きっとアイドルとか女優とか肩書きに拘ることに意味はありません。人間・百田夏菜子の凄さをこのドラマで見せつけてください。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-06-07 00:11:22)
42.  僕の大好きな妻! [2話] 《ネタバレ》 
今回のキーパーソンは、夫同僚の漫画アシスタント河口くん。同棲中の彼女と喧嘩して北山家に転がり込みます。原因は彼女の傘をなくしたこと。いや問題の本質は、傘をなくした事ではなく、彼女の気持ちを察せなかったこと。彼もまた知花と同じ「他人の気持ちが分からない」特性の持ち主でした。でも彼は発達障害ではありません。多分普通の人より少し他人の気持ちを慮るのが苦手なだけ。ここである事実に気付かされます。同僚くんと知花は、どれほど違うの?普通の人って一体何?なんてあやふやな基準で私たちは「普通」を判断しているのでしょう。でも「普通」が便利な概念であるのも事実なのです。「普通であることの呪い」を如何にして解くか。今私たちが属する「多様性を認める社会」が構成員に要求する課題と言えます。北山夫婦のあり方から学ばせてもらいましょう。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-06-12 18:05:34)
43.  僕の大好きな妻! [3話] 《ネタバレ》 
親の心子知らず」か、はたまた「子の心親知らず」か。というより、他人の心なんて分からないが正解です。何なら自分自身の心だってよく分からないのに。それでも相手の気持ちを一生懸命に慮るのが思いやり。対人関係の基本です。そういう意味では、知花親子よりも北山夫婦の方が良好な人間関係が築けていると言えそうです。いや、これは物事を単純化し過ぎかも。血を別けた親子の繋がりの深さは、また特別なもの。だからこそ、知花もその母親も苦しんでいるのだと思います。そんな中、戦略的能天気ぶりを発揮する知花お父さんが素晴らしい。あんな風に全てを受け入れる器の持ち主はそうそういません。悟くんもそうですが、知花を取り巻く男性はみんなステキ。思いもよらずシリアステイストの第3話。少々切なく、チクリと痛いお話でしたが、今回も楽しく考えさせられるお話でした。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-06-21 18:00:04)
44.  僕の大好きな妻! [4話] 《ネタバレ》 
発達障害者の抱える苦しみ、社会での生き辛さが徐々に見え始めてきた第4話。健常者を『定型』と呼ぶのは分かりやすい。社会が求める人材も定型なのでしょう。形のよい野菜のみが出荷されるのと同じ。扱い易いから。でも人間でそんな区分けをしてよいのでしょうか。健常者と発達障害者との間に横たわる溝が浮き彫りにもなりました。 多分、面倒な問題に関わらないは、人生の戦略としてアリ。限られた時間は有効に使わなければなりません。そんな中、悟くんの姿勢には感銘を受けました。面倒なことから逃げずに立ち向かう。賢くないかもしれませんが、だからこそ価値がある。ますます悟くんの評価が上がりました。想像以上にシリアスなドラマですが、知花の明るさと悟くんの性格の良さに救われます。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-06-27 00:13:02)
45.  僕の大好きな妻! [5話] 《ネタバレ》 
知花がアパレルショップで働き始める「お仕事編」開始の第5話。新たな主要キャラクターとして店長・加賀貴子(雛形あきこ)が登場します。今までは知花に対して理解ある味方しかいませんでしたが、貴子はそうではありません。彼女はいわば世の中の目。日本社会が発達障害者に対してどのようなスタンスなのか露わとなります。企業が働き手に求めるのは「標準」であること。いくら知花の接客スキルが優秀だとしても、計算が苦手では差し引きマイナス査定。さらに日本社会が大好きな「空気を読む」力を欠くとなれば、お払い箱になるのも仕方がないこと。悲しいですがそれが現実です。さて、そんな現状に知花はどう立ち向かうのでしょうか。次話が楽しみです。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-07-03 23:04:39)
46.  僕の大好きな妻! [6話] 《ネタバレ》 
お仕事編続き。今回明らかになったのは知花の人間性でした。知花が魅力的なのは疑いようもない事実です。多少忘れっぽくても、空気が読めなくても、あの天真爛漫さは何者にも代えがたい長所なのは理解できます。だからこそ悟くんも知花と結婚したのでしょう。ずっとそう思っていました。しかし今話では、想像を遥かに上回る知花の「善良さ」と「勤勉さ」が明らかになりました。こんな「素敵な人」そうそう居ません。女神様かと。しかし注意しなければならないのは、彼女が発達障害だから素敵なのではありません。定型(普通の人)だろうと発達障害だろうと、性格が悪い人は悪いですし、不真面目な人は不真面目。属性を理由にレッテルを貼るのは愚かな事だと気づかされます。いやー見た目百田夏菜子じゃなくても知花ちゃん、大好きだわ。もちろん加賀店長も。「人」そのものを予断なくみてくれる上司に当たるのは、宝くじに当たるのと同じくらい幸運なことです。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-07-12 19:36:49)
47.  僕の大好きな妻! [7話] 《ネタバレ》 
例えば知花の優れた販売能力を+150と見積もったとして、マルチタスクが出来ない、計算が苦手等の短所を−100としましょう。彼女は差し引き+50の戦力と考えられます。一方+80−40で+40の戦力の定型販売員がいたとします。どちらが企業にとって有益でしょうか。答えは簡単。+50の知花ちゃんと言いたいところですが現実は違います。プラスよりもマイナスを査定するのが日本の企業です。また現場レベルではそれがもっと顕著で、尻拭いをさせられる同僚が知花のマイナスを看過できないのは仕方のない話です。しかし、だからといって+50よりも+40が重宝されるのも不条理ではありませんか?チームで補い合うことが出来れば知花ちゃんのマイナスを打ち消し、より大きな成果を望むことも可能でしょう。しかし、これは相当に困難な作業であるのは間違いなく、マンパワーが足りない、モチベーションも不足している状況では殆ど不可能ではないかと。果たしてどんな結末にたどり着くのか。北山夫婦の今後の人生設計も含め、最終回が待ち遠しいです。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-07-17 17:44:20)
48.  僕の大好きな妻! [8話] 《ネタバレ》 
加賀店長が提案した働き方改革は、副店長が指摘したように知花ちゃんを受け入れるためのパフォーマンスに違いありません。店長は「私情」で知花ちゃんの居場所を創りたかったのだと思います。しかし情のみに頼った改革は長続きしません。必要なのは「理」そして「利」。助け合いはギブ・アンド・テイクが基本です。店長はきちんと人を動かすための原理原則を心得ていました。不満分子にも確かな利益を。個人に課されるノルマが無くなるのは大きな変革でしょう。もちろんノルマ自体が無くなるはずはないので、店全体のノルマに切り替わったと思われます。店長の心理的負担は増えるのは間違いなく、そもそも雇われ店長が進んで改革に着手する必要などありません。にも関わらず店長が進んで苦労を買って出たのは、そこに信念があったから。効率化を図り、誰もが働きやすい環境を。店長自身にとっても改革は価値あるものでした。知花ちゃんの人間性が、キーパーソン加賀店長の心を動かした結末。彼女は自らの力で道を切り開いたのです。よく他人は変えられない。自分が変われと言われますが、今回は真逆のケース。自らが変わることができないなら周りを変えよう。理想と現実は違うでしょうが、理想を現実に変えようと努力するのが人生の醍醐味であります。 最後に百田夏菜子さんへ。大変お疲れさまでした。素敵な作品に巡り会えて、女優として大きな財産を手に入れたことと思います。ますますの活躍を心からお祈りすると共に、応援し続けることをここに誓います。
[テレビ(日本ドラマ)] 8点(2022-07-25 20:36:56)
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