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プロフィール
コメント数 3584
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 42
小津安二郎 37
豊田四郎 20
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 19
今泉力哉 24
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 16
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 18
ロベルト・ロッセリーニ 20
ジャン=リュック・ゴダール 38
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 23
ジャック・ベッケル 14
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 28
アルフレッド・ヒッチコック 56
ジム・ジャームッシュ 16
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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1.  愛、アムール 《ネタバレ》 
ミヒャエル・ハネケという監督は人間が見られたくないもの、見せたくないものを描くのが好きだよね。 悪趣味と言われてもおかしくはない。  ラストシーンは自分にとっては相当きつかったね。 父親を病気で失った身としては精神的に堪えるシーンだったし、涙が出た。 二度と見たくない映画だけど、低い点数は付けられない。  愛するからこそ介護をしようと決めたのだろうけど、愛する人だからこそ日に日に弱っていく姿を見るのが耐えられなかった。 おそらくそんな心境だろう。  最後、家を出た後トランティニャン爺さんはどこに向かったのかが非常に気になる。
[DVD(字幕)] 7点(2025-04-20 17:17:17)
2.  ニーチェの馬 《ネタバレ》 
「映画はエンターテインメント」という、世間の大半の人が映画に期待するものに対して、真っ向から挑んだタル・ベーラの意欲作。  ストーリーはほとんどないに等しく、父と娘の生活が淡々と描かれる。 しかも同じシーンの繰り返しが多い。 ジャガイモを食べるシーンとか、父の着替えを介助するシーンとか、井戸水を汲みに行くシーンとか。  この作品を見ていて想起されたのはロベール・ブレッソンのモノクロ作品だ。 だけど残念ながら、この作品はブレッソン作品には遠く及ばない。 ブレッソン作品ほど映像に力も無いし、内容に感銘も受けない。  娯楽性ばかりに重きを置いた映画の在り方に一石を投じようとした姿勢は評価したいが、この内容だと高い評価も付け難いものがある。  (追記) 冒頭、馬が登場するシーンのインパクトが絶大。馬自体は汚れているのに画は美しい。その芸術性の極みにプラス1点。
[DVD(字幕)] 6点(2025-04-06 18:01:42)
3.  熱波 《ネタバレ》 
今はシワシワのお爺さんお婆さんでも若い頃があった。 若い頃はカッコよくて美しくて、それはそれは熱い恋もした。 そんな麗しき過去を回想する映画。  第一部は現在。 決して幸せには描かれていない。 ここを幸せに描いてしまうと、第二部で描かれる過去が大して輝かなくなってしまうので当たり前か。 他の作品でも同じことを書いたけど「老い=不幸」みたいに描く青春映画は嫌いではある。  第二部は美しい過去。 美男美女の恋絵巻が描かれるものの、不倫がらみで実はかなりドロドロしている。 好きな男と結婚したと思ったら、それ以上に好きな男に出会ってしまった女性。 その悩ましき状況が描かれる。  この作品全体に漂う幻想的とも言える空気感は好みなのでこの点数で。
[DVD(字幕)] 7点(2025-03-01 18:20:34)
4.  狩人 《ネタバレ》 
世界一退屈な映画に認定する。 ギリシャにおける右派共産主義と左派民主主義との対立を軸にした内容なのは分かるが、似たような静かなシーンの繰り返しばかりで、その退屈さに怒りさえ覚えた。
[DVD(字幕)] 0点(2024-12-28 23:23:44)
5.  グランド・ブダペスト・ホテル 《ネタバレ》 
ウェス・アンダーソンがいかに天才かが分かる作品だった。 彼が原作・脚本・製作そして監督。 彼の世界観、スピード感とリズムが遺憾無く発揮された作品だ。  それだけに凡人のわたしには理解できない部分が多かった。 全体的に忙しなく進行する感じも肌に合わない。 (スキーでの追いかけっこの場面は楽しめた!)  シアーシャ・ローナンがとっても素敵だった。 他、共演陣も実に豪華だ。  映像はとても美しく、エンドロールも凝っていて楽しい。
[インターネット(字幕)] 5点(2024-11-19 09:35:24)
6.  メランコリア 《ネタバレ》 
とても楽しめた。 この世の終わりに際し、日頃のリア充は大パニック、逆に世を憂うキルスティン・ダンストは至極冷静。 この対比と皮肉が面白い。  日頃は不調でも、いざという時は強いんだ。 そう、人生は何事もトレードオフの関係にある。 今ある自分を何ら嘆くことはない。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-10-08 20:04:40)
7.  メリー 《ネタバレ》 
『 殺人!』のセルフリメイクらしい。 謎解きモノが苦手なので楽しめなかった。 (途中で他のサイトであらすじを確認しつつ鑑賞するハメに)  『殺人!』を見た時には、もう少し筋を理解できてたはず。 歳をとって謎解きモノを理解できなくなったのかもしれない。 今後、わたしにとってミステリー作品は鬼門になりそうだ。  それはそうと、ラストシーンはなかなかの緊迫感。 ショッキングなラストシーンは、リアルタイムで見た人にとっては、それなりの衝撃だったのではないだろうか。
[インターネット(字幕)] 2点(2024-09-26 19:49:20)
8.  未完成交響楽(1933) 《ネタバレ》 
質屋の娘の立場はどうなるんだ! 貧しい時に助けてくれたしキスもしたくせに、いいとこの娘なんかを好きになりやがって。 まったく酷い話だし怒りさえおぼえる。
[インターネット(字幕)] 4点(2024-09-14 22:38:33)
9.  ブンミおじさんの森 《ネタバレ》 
最後の方で現代的な坊さんが出てきて、現代的な音楽で〆られたことから、これはもはやブンミおじさんの遺した伝説かと。  わたしもあまり腎臓が良くないので、透析の話は気分が落ち込んだ。 死を悟って、森の奥の洞窟で死んだブンミおじさん。 なんだか身に迫るものがある。  それにしても、森のシーンで聞こえる虫の音。 とても心地良くて印象的だ。 ずっと聞いていたい。
[インターネット(字幕)] 5点(2024-06-07 18:07:27)
10.  太陽の下で ー真実の北朝鮮ー 《ネタバレ》 
タイトルに偽りあり。 太陽なんか出てこないし、空気は霞んでいて汚いし昼間から薄暗い。 そして真実の部分はほとんどなく、大部分は演出されたもの(ところどころに真実は見え隠れはするが)。  それじゃあ、この人たちが日本人より不幸なのかと言えば、必ずしもそうとは言い切れない気がする。 資本主義社会における競争では必ず敗者がいて貧富の格差もあるが、北朝鮮にはそれがない。 ラストで泣いてる少女は確かに可哀想だけど、資本主義の競争社会にだって負け組がいる。 北朝鮮をおかしなもの、間違ったものと決めつけるのは簡単だが、それはアメリカ的自由主義に毒された者たちの勝手な価値観じゃなかろうか。  とまあ、国家思想的なことはさて置き、このドキュメンタリー、市井の人々の暮らしぶりが見えてこず、いまいち面白味には欠ける。 それと同時に北朝鮮という国は世界一異質な国で、実に興味深い国であることを再認識できた。 そういう意味では見た価値はあったように思う。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-05-19 21:30:10)
11.  そして光ありき 《ネタバレ》 
初めて見るタイプの退屈な映画。 原住民の生活が淡々と映される。 それだけならよいのだが、ほとんど字幕が出ない。 サイレント映画よりも字幕が少ないレベル。 当然、何をしゃべっているのか分からない訳だが、これは監督の意図したことだろう。 この意図が何なのか理解不能。 ただ退屈になるだけだ。
[映画館(字幕)] 2点(2023-05-05 17:29:28)
12.  快楽の園 《ネタバレ》 
ヒッチコックのデビュー作なので見ておこうと思い鑑賞。 二人の踊り子の外見が似ていて混乱した。 婚約者よりアフリカの愛人の方がスタイルも良く魅力的。 その愛人を殺してしまう辺りにヒッチコックらしさを感じた。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-05 23:02:00)
13.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 
作品としてキレ味は鋭いものの、話としてはそこまで面白くはなかった。 グロい描写が多めなのも気になる。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-02-23 13:48:31)
14.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
かなり気に入った! 最初は単に銃社会や人種差別を描いた作品と思って見ていたら違った。 人間の多面性を描いた奥の深いドラマだった。  人はそれぞれ良い面、悪い面を持ち合わせていて、単純に「あの人は良い人」「あの人は悪い人」と推しはかるべきではない。 それをこの作品から教えてもらった。  どこそこにいる「悪い人」と自分が表面的に決めつけている人にも、実は良いところがきっとある。 逆に「良い人」だと思っている人を盲目的に信じると痛い目に遭うことがあるかもしれない。  実に考えさせられる作品。 見て良かった!
[DVD(字幕)] 8点(2023-01-29 20:43:34)
15.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 
あらゆることに万能な天才女性ハッカーも、好きな男の心はハッキングできなかったか…  変態デブオヤジにイタズラされるシーンが最大のインパクトだった、恥ずかしながら。 細かい謎解き部分はほとんど理解できず、これも恥ずかしながら。  ただし、長い上映時間の割に長く感じず見られたのは、音楽と映像センスの良さ、展開のスピーディーさ、そして見せ方の巧さのせいか。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-11-26 19:27:33)
16.  おとなのけんか 《ネタバレ》 
キャラの全く異なる4人による会話が実に面白かった! 後半、携帯を花瓶に投げ入れたり、ハンドバッグを投げ捨てたりと大暴れ。 不思議とスカッとした。  (追記) タイトスカートを履いたケイト・ウィンスレットが妙に色っぽかった。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-11-19 20:11:24)
17.  レクイエム~ミカエラの肖像 《ネタバレ》 
この話は面白い作りになっている。 最初悪人に見えた人は後半になるにつれ、実は良い人だと分かる。 逆に最初味方に見えた人は後半になるにつれ、害悪だったと分かる。 現実の世界でもそうだと感じる。 初対面で人当たりも良く優しそうだった人が、本当の窮地に陥ると案外助けてくれなかったりするし、その逆で最初は悪人だと思ってた奴が、本当にキツい時に助けてくれたりする。  この映画に焦点を絞ると、主人公を死に追いやった主犯は、あの優しい父親ではないだろうか。 医師から精神科入院の指示が出ていたにも関わらず、娘を少しでも自由にしてあげたいとの理由で、それを母親にも知らせなかった。 ただこれは、娘を思うこその父親の気持ちがそうさせたのであって、勿論、父親は娘の味方だ。 だがこの父親の判断が結果的に娘を追い込んでしまった。  皮肉にも親族でない友人の女性が、一番賢明なアドバイスをしていた。 妙な悪魔祓いにすがるのではなく、精神科で見てもらうよう懸命に訴えていた。  世の中には、おそらくこの主人公のように医者にも見放され、原因不明の病に侵されている人がいるはずだ。 そんな時、何にすがるべきなのか?誰を頼るべきなのか? そのような問題提起、メッセージを本作から強く感じた。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-24 16:16:39)
18.  オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ 《ネタバレ》 
吸血鬼映画というより音楽映画。 独自の世界観にはじめは拒絶反応が出たが、終盤にいくにしたがい慣れてきた。 ジム・ジャームッシュは夜の風景の使い方がうまい。 妹の吸血鬼ねーちゃんが、若々しくてとってもキュートだった。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-09-08 19:21:33)
19.  善き人のためのソナタ 《ネタバレ》 
私はこの映画は好きじゃない。 だけど、最後まで見入ってしまった。 それだけ物凄い内容だった。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-08-28 02:01:19)
20.  ブリングリング 《ネタバレ》 
話としては途中で飽きてくるのだが、私はソフィア・コッポラと相性が良いようで、心地よさみたいなものが最後まで持続した。 やはり、ソフィア・コッポラの映画は音楽と映像センスが抜群に良い。 だから最後まで心地よく見られた。  物質的には満たされても、心はどこか空虚な様が絶妙に描かれていて、後を引く。 少女達の悪びれない様がリアルに描かれており、女流監督ソフィア・コッポラのセンスが光る。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-07-30 23:19:20)
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