1. 正体
《ネタバレ》 殺人事件の誤認逮捕について描いたサスペンス・ドラマ。リューセイくん熱演の殺っていないオイラ。風貌と職業を変えて逃亡生活。友情や恋愛を体験。潜伏先となった愛しのリホちゃん家。逃亡死刑囚のご身分で、リホちゃん家で自慢の料理を振る舞うのは、ちょっと調子に乗りすぎたな。踏み込んできたタカユキ刑事。もみ合いでくちゃくちゃになっちまった愛しのリホちゃんのお部屋。さらには職員になった療養施設みたいなトコで人質立てこもり事件を演じ、突入された刑事から一発弾丸をもらっちまう。周囲を巻き込んで助けられながらも、何とか無罪放免ゲット。だけど何もやってないのに勘違いされてドツボにハマると、人生台無しやな。それでも義を貫いたオイラに拍手。良作。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-05-09 04:19:53)★《新規》★ |
2. 箱男
《ネタバレ》 約7ヶ月ぶり2度目観賞。安部公房原作の映画化。アタマから、郵便ポストみてえにのぞき穴のある段ボール箱を被るオイラ。時にちょこまか走ったり、気づいたことをメモったり、移動要塞みてえに敵と戦ったり。頻繁に真っ裸になる登場人物たち。豪華な俳優を使っているんだけど、意味のない言動と行動を紡いでいるだけ。シュールな人間ドラマでただひたすらに我が道を行く。観客は置いてけぼり。駄作。 [映画館(邦画)] 5点(2025-05-07 20:37:13)《新規》 |
3. ジュブナイル
《ネタバレ》 SFアクション、コメディ。山崎貴監督のデビュー作。20年後の未来、2020年に作られたアイロボットみたいなんが過去に戻って子供たちを守るという筋書きはグッド。だけど、子供たちが20年後に成長した姿が似ても似つかぬ俳優を起用しまくり、別人やんけ。主演の香取慎吾は慎吾ママ時代、スリムでイケメンだと思うけどこの頃からニヤニヤヘラヘラしすぎ。まだまだ稚拙な特撮技術。漫画本や公衆電話、据え置き型パソコンなど製作当時の時代を感じさせるアナログ感満載。中身は薄く戦隊ロボットドラマの延長線上で、良作ではないけれど、2000年代初頭のレトロ感が貴重。 [DVD(邦画)] 6点(2025-05-06 00:44:39)《新規》 |
4. 名探偵コナン 100万ドルの五稜星
《ネタバレ》 今作の舞台は函館。土方歳三伝説。アクションシーンはチャンバラ劇の連続。謎解きや犯人自体はやや弱い印象。コナン映画お約束のスーパーアクションは、函館山からの100万ドルの夜景を背にしたハットリからカズハへの愛の告白…ではなくて、怪盗キッドのショータイ暴露ということか。主題歌はaikoの名曲。 [地上波(邦画)] 6点(2025-05-03 01:52:57)《新規》 |
5. 赤毛のアン/グリーンゲーブルズへの道
《ネタバレ》 高畑勲監督による名作の日本アニメ映画化。里親が決まるまでのTVアニメ導入部を再編集して劇場版とする。とても早口でおしゃべり、こましゃくれた少女。初めのうちはウザがられるが、彼女の生い立ちの苦労話などを聞いていると、それがアタシのイイところだと気付かされる。里親となる老兄妹もそれぞれ性格は対照的だが、彼女のおおらかさを認めて温かく見守ることになる。良作。 [DVD(邦画)] 7点(2025-04-29 23:49:21) |
6. ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE
《ネタバレ》 劇場版のミッションは台湾縦断。リミットは3泊4日、路線バスのみを乗り継いで波乱含みの旅を敢行。参加者は3名。リードオフマンのユースケくん、年長者のえべっさん。そして紅一点、皆のマドンナにはミカちゃん。持ち前の元気さとコミュニケーション力でおっさんらを引っ張る。番組ルール厳守。いきなり高速バスに乗っちまったり、3日目に台風運休を食らうなどハプニングの連続。ゴール目前でえべっさんによるガチのすってんころりんには笑かされたが、制限時間いっぱいで目的地到達。ナレーターも面白くて、3人と共に旅をしているような臨場感があり、観る側としては楽しめた。 [DVD(邦画)] 6点(2025-04-23 01:30:01) |
7. 大丈夫であるように ─Cocco 終らない旅─
《ネタバレ》 是枝裕和監督による歌手・Coccoのライブと道中のドキュメンタリー。Coccoのファンというよりは是枝監督全作品を観るということで観賞。とてもスレンダー体型で、何だかあいみょんみてえな若い頃のアタシ。沖縄県辺野古や青森県六ヶ所村、国際環境問題について俯瞰的にとらえるアタシ。ステージで笑ったり泣いたり、感性をとても豊かに表現。ちょっと冗長な場面もあるけど、内面の繊細さが良く演出されていた。だけど齢30過ぎて、自人称あーちゃんは結構痛ぇぞ。読み終えたファンレターを焚火にて焼却。さらに自分で散髪して焼却。大丈夫であるように…ていうかあんたの心がダイジョブか。 [DVD(邦画)] 6点(2025-04-21 13:33:08) |
8. リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様
《ネタバレ》 <Glory>を映画館観賞より約3年半ぶり、<Decide>をDVD観賞。連載開始から22年、3DのCGアニメ映画化。SFタイムスリップ、ファンタジー、アドベンチャー、テニスアクション、ミュージカル…。多くのジャンル要素がしっかり詰まっていて、意外と引き込まれた。冒頭からオールスターキャストによる豪華なダンス×ダンス。本来は冷血的なリョーマくん、今作ではいつになく情熱的にして人情的。お歌とラップ歌唱は激レアだぜ。愛しきリューザキはオイラが守る。黒幕のゴリラ女は一切色気ないけど、存在感あったな。ワイルドすぎるオヤジ、親子のドリームマッチ。<Glory>では猿山の大将・ケーゴ様の大人の色気炸裂。<Decide>では手塚部長のお歌を拝聴。テニプリの魅力が凝縮された作品。アニメ映画では異例と言える傑作の域。 [映画館(邦画)] 8点(2025-04-12 22:45:02) |
9. 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼
《ネタバレ》 記念すべきシリーズ第1弾。白鳥くん初登場。鉄道と高層ビル、爆破予告犯とのせめぎ合い。新一の機転で鉄道爆破は回避。緊迫感があった。コナン映画恒例となるスーパーアクションは、高層ビルに閉じ込められた蘭による爆弾解体。指示役は新一。アカかアオか、ヤマ勘…ではなくて愛のチカラなんだよね。恒例の主題歌は、ハッピーバースデー。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-04-12 02:34:55)《更新》 |
10. 片思い世界
《ネタバレ》 死後の別次元にいるアタシたち3人女。こちらの世界に居るのに居ない、ただ傍から眺めているだけ。まさに、片思い世界。元ピアニストや母親、アタシたちを葬った殺人犯らが現世で活動し、絡み合う。何もできないんだけど、間近でハラハラドキドキ。実際には有り得ない透明人間の物語だけど、大きな違和感なく素直に受け入れられた。さすがは恋愛ファンタジスタ、「イマアイ」の土井裕泰監督。良作。 [映画館(邦画)] 7点(2025-04-05 21:40:12) |
11. 夜明けのすべて
《ネタバレ》 PMSの症状でイライラしていきなりキレちまうアタシとパニック障害のために発作を抱えるオイラ。病気を抱えた二人の若者が周囲の理解を得て、会社員生活を送る。特に物語に起伏は無いんだけど、当たり前の日常を味わえる有難さはよく伝わってきた。少人数で、良い人たちに囲まれたアットホームな職場で働ける…何よりの幸せですな。働き方の多様性、旬の題材。飾ることのない、癒しパンダみてえなモネちゃんが等身大の好演。心温まる良作。 [DVD(邦画)] 7点(2025-03-30 21:57:10) |
12. 碁盤斬り
《ネタバレ》 妻の仇討ちを期す時代劇。いつも優男風のツヨシくんが、似つかない骨太な浪人を熱演。互いに膝を突き合わせて碁を打っているかと思えばいきなり刀を抜いて、えいやっ、とぅ。最後は碁盤をスパン。登場人物はみんな大そうに仰々しいけれど、何だか中身は薄くて唐突な印象。 [DVD(邦画)] 6点(2025-03-29 00:05:54) |
13. あんのこと
《ネタバレ》 実話に基づいたドラマ。ヤク中で売春少女のアタシ。お母ちゃんは飲んだくれのDV女。薬物依存から脱する会の代表にして警察官、まるで人格者のようなジローくんが唯一の拠り所。教育も受けて少しずつ更生していくアタシ。いきなり子供を預けられて、ブツがぎっしり詰まったおしめを替える羽目になりながらも、わずか15歳で母性を育むアタシ。だけど、実はヘンタイだったジローくん。子供も返されてすっかり失念。周りはマジで身勝手な大人ばっか。地獄のような現実。悲劇の結末。ああ、無情なり。決して恵まれない、救われないアタシを河合優実が熱演。良作。 [DVD(邦画)] 7点(2025-03-27 23:40:41) |
14. Broken Rage
《ネタバレ》 北野武監督・主演作品。わずか67分の短編映画。前半は濃ゆいヤクザ刑事モノ、後半は同じ筋書きを茶化したコメディ。前半はガチのスリリング展開、後半は何が飛び出すか分からない可笑しさを表現。敏腕とマヌケを前後半で演じ分け。監督は両方のジャンルをやりたかったんだよね。斬新な仕掛けだと思うけど特にどうということもないよね。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-02-22 20:55:23) |
15. 騙し絵の牙
《ネタバレ》 出版社を舞台にしたサスペンス・ドラマ。社会派ドラマだけど、コメディタッチ。それほど入り込めないけど、気楽に観れる。 [DVD(邦画)] 6点(2025-01-19 00:14:35) |
16. ザ・ファブル 殺さない殺し屋
《ネタバレ》 アクション・バイオレンス・コメディ、シリーズ第2弾。殺し屋休業中のオイラ、結局悪の組織みたいなんに狙われて殺さずに大暴れ。バリクソ強ぇえけど超絶猫舌は健在。妹くんも奮闘。後半の団地での戦闘シーンは迫力あり。必殺仕事人…日本版のイコライザーやな。ちょっと悪役は無理があるシンイチくん。車いす女性とイッパツ!?ヘンタイやんけ。 [DVD(邦画)] 6点(2025-01-16 02:40:08) |
17. ザ・ファブル
《ネタバレ》 アクション・バイオレンス・コメディ、シリーズ第1弾。休業中の殺し屋を筋骨隆々のジュンイチくんが面白可笑しく熱演。バリクソ強ぇえけど超絶猫舌。清楚なイメージのフミノちゃんがチャラい妹くんを変顔で、ある意味怪演やな。他にも豪華俳優競演。中身はほとんど無いけど、アクションとコメディで魅せる。なぜかエンディングテーマはレイディガガァ。 [DVD(邦画)] 6点(2025-01-15 02:56:20) |
18. 護られなかった者たちへ
《ネタバレ》 東日本大震災で心に深い傷を負った者たちの苦しみが織りなすサスペンスドラマ。被災者支援、生活保護…重いテーマで終始張り詰めた空気感。優男的な佐藤健が眉間にしわを寄せて、目つきの悪い放火犯を怪演。阿部寛もいつもながら、目をギョロつかせた刑事を熱演。キレたカヤちゃん、ガムテープをバリバリさせてナオトくんを拉致監禁。あれはちょっとヤリすぎやな、ヤラれた方も相当なマヌケやと思うけど。時間軸がバラバラで唐突やけど、引きつけられたので良作。 [DVD(邦画)] 7点(2025-01-14 02:15:33) |
19. 侍タイムスリッパー
《ネタバレ》 SF時代劇コメディ。現代の時代劇撮影所にタイムスリップした江戸幕末の侍が、時代劇の切られ役として生きる。時代劇の中で、再会した宿敵と真剣で斬り合う。マジの殺し合いが時代劇のクライマックス。観る側としてこれほど贅沢なエンタメはねえよな。周囲の方々も人情味にあふれてとても恵まれたオイラ。特に存在感を示した、助監督のメガネおばさん。そこそこ剣の腕の立つオイラもタジタジ。時代劇とタイムスリップ…似つかない両カテゴリーを組み合わせて、笑いと涙の良質なドラマに昇華させていた。傑作。 [映画館(邦画)] 8点(2024-12-31 22:11:18) |
20. ミッドナイトスワン
《ネタバレ》 アタシは一児の母親…。草彅剛がLGBTのアタシを怪演。日本のアカデミー主演男優賞受賞。女優賞じゃないんかい。アタシはアナタの母親にはなれねえ、ホントのお母ちゃんはパッキンママを熱演のアサミちゃん。バレエ少女の成長を、年齢の割に映える先生と家族で見守るドラマとしては平均点以上の良作レベル。だけどオカマのアタシが台無しやな。オカマバーまでは目をつぶれたとして、オカマフーゾクはあかんやろ。オカマフーゾクでどつかれたヤツはかなりマヌケやな。カマで萌えてんじゃねぇよ。海辺で義理の娘の踊りを見ながら逝くアタシ、イクじゃなくてね。カマばっかで総合減点1…これは痛ぇぞ。 [DVD(邦画)] 6点(2024-12-27 01:11:58) |