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プロフィール
コメント数 284
性別 男性
ホームページ http://ameblo.jp/wunderlich/
年齢 43歳
自己紹介 気になった映画をつまみ食い的に見ています。
うだうだと考えるのが趣味です。

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【製作国 : メキシコ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  バベル 《ネタバレ》 
消化不良な一本である。この映画は混乱を描いているが、その混乱は、「そこに存在すべきでないものが、存在してしまった」という過剰感によって引き起こされている。モロッコ人の家庭には猟銃があり、アメリカ人夫妻は異境モロッコに滞在しており、その夫妻の子供たちはベビーシッターのメキシコ人の車に乗っている。その視点から考えると、日本はこの映画のなかで特殊な位置を占める。まず、日本では混乱とよべる状況がおきていない。また、妻を自殺で亡くした役所広司とその娘で聾ある菊池凛子の親子が、苦しみつつも、苦しみをどう受け入れるかを模索するという、モロッコパートやアメリカパートでは見られない葛藤が描かれている。その意味で、日本バートの苦しみは「そこに存在すべきものが存在していない」という欠如感に裏打ちされているといってもいいだろう。過剰なものは削ればよいが、欠如をどう埋めるかは難しい。埋められない欠如に対する日本パートの答えは、「欠如を常態としてみなす」という痛々しいものだが、抱き合った役所、菊池親子の美しい姿をしても猶、救いあるいは希望は訪れていないように思える。みていて辛い作品である。
[DVD(字幕)] 6点(2008-07-20 09:57:22)
2.  モーターサイクル・ダイアリーズ
人が幸せに生きるということのために、自分の生涯を捧げた人がいたということは、僕にとっては歴史的な意味しかもたない。過去にそういう人がいただけのこと。この映画の中の旅は、けっして僕自身の旅ではない。しかし、ゲバラが自分の目で見て、自分の足で歩いた経験を糧に自分の将来を決めたということは僕に強く訴えかけてきた。それと、経験を分かち合った友達の大切さも。僕は外部からの情報に惑わされながら、いやむしろ外部の情報に頼りきって、いろいろと重要な選択をしてきたように思う。でも、そういう選び方をしたからこそ、選んだ道に一生懸命になりきれないのだろう。人生の選択肢は無限にあるといってもいい。そこから何を選ぶのか。これからは自分の経験とそこから自然に湧き出てくる感情を重視していこう、そのためにも自分で世界を経験するべきだ! そう思わせてくれた映画だった。
8点(2004-10-25 18:08:34)(良:1票)
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