1. ピッチブラック
最初から最後までひたすらロウテンション。化け物が出て、死体が残る。これこれ、ほんとブラック。子供であろうとおかまいなしに骨になる。今子供をそんな風に扱ったら苦情がきたりするのかなー。ヤな時代だ。 8点(2004-09-02 22:10:00) |
2. 黒の怨
モンスターがね、何故かジーパーズクリーパーズに見えたんです。というか最初モンスター映画と思ってなかった。そこが意外。タイトルの勝利。 2点(2004-09-02 22:07:27) |
3. アンデッド
とにかくカッコイイ。使い古された変哲もないワイヤーアクションをオヤジに意味もなく多様させるところからB級丸出しの「町から出れない」という設定と町を囲うチンケな壁、意味なしジョーク、車で轢くと何故か血まみれバラバラになるゾンビ、実は良いヤツ宇宙人。しびれる~。 8点(2004-09-02 21:55:00) |
4. ミスティック・リバー
皆がそれぞれ闇を抱えていた。物語が進むにつれてそれらが一つ一つ開かれていく。先の読めない展開に、一人一人の闇ばかりが吐露されてゆき、全てがラストに収縮されていく。観ている側は恐怖と好奇心とで胸がはちきれそうになる。それぞれの思惑は真相とは違った方向に向かい、後味の悪い終わり方をする。しかし何故だかそのラストに安心している自分がそこにいるはずである。 10点(2004-07-14 23:56:42) |
5. ケリー・ザ・ギャング
まず、気になるのが完全にタイトル、というか邦題負けしている。ギャングというからすごい一団が結成されてドンパチドンパチかと思いきや、最初から最後まで四人組が暴れて指名手配されて追われるだけ。銃撃戦も数回程度でしっとりしたもの。悪役もキャラが弱い。権威を傘に着てやりたい放題の警視(しかも現場に出まくり)。ただ!ギャング映画ではなくヒューマンドラマとして観れば、実によくできている。それぞれの思惑が絡み合い、結末に行き着く流れは実にスムーズである。それだけに、期待を膨らませすぎる邦題は実に残念。 6点(2004-06-03 22:34:01) |
6. イン・ザ・カット
この映画で描かれているのは普段理性や規則によって抑圧された衝動を解放した人間たちの思考、及び行動である。全編を通して漂う濃密な性の香り、暴力描写は、観るものを深い、暗い穴の淵に誘う。わたしたちはおそるおそるその穴を覗いている。穴を覗き込むわたしたちは、映像の端々がぼやけている事も手伝って言い様のない不安感を掻き立てられる。その不安感はどこから来るのだろうか。それは一見浮世離れしたこの映画に潜むリアリティである。 6点(2004-04-25 12:45:37)(良:1票) |
7. Cut カット!(2000)
とてもスクリームの後に作られたとは思えない映像の荒さ。話自体は面白いとは思うけどそれだけで観るに耐えない。 1点(2004-02-13 23:14:17) |
8. トゥー・ウィークス・ノーティス
《ネタバレ》 サンドラ・ブロックの演技がどうにもきな臭くて鼻に付いた。人物の描き方も、無駄に偽善的で無駄に嫉妬ばかりしており好感が持てない。最後のヒュー・グラントのスピーチ告白も、そこに至るヒュー・グラントの感情の推移が上手く説明されておらず、説得力に欠ける。ありきたりのラブストーリーもこれでは素直に感動できない。 4点(2004-02-08 12:57:50) |
9. ズーランダー
ガソリンスタンドのシーンは文句なしに笑った。やはりベン・スティラーは天性のコメディアンだ。あと、デヴィッド・ドゥコブニーが出てたのが嬉しかったなあ・・・。 6点(2004-01-27 16:25:54) |
10. ロミオ&ジュリエット
確かにスタイリッシュでかっこいいんだけど、せっかく現代風にアレンジしたなら口調を原作風にする必要はあったのか。スタイリッシュさと古臭い口調は両立しえず、アンバランスでした。 2点(2004-01-24 20:10:11) |
11. ドリームキャッチャー
確かに最初の方はなかなか緊迫感があって、もしかしたら期待できるかも、と思った。でも目のでかいありきたりのエイリアンがでてきた瞬間で一気に規模が一変、大きくなりすぎてついていけなくなり、緊迫感もひどく薄れていった。ここまでくると、スティーブン・キングの作品は映画化に向かないといわざるを得ないんじゃないか・・・? 3点(2004-01-24 20:07:32) |
12. ゴーストシップ
《ネタバレ》 最初の船内全滅シーンはすごいインパクトでこれは隠れた名作なんじゃないか、と期待しましたが、シーンが変わって失速、ありきたりな作品に転じてしまいました。残念・・・。 4点(2004-01-22 06:24:34) |