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プロフィール
コメント数 416
性別 男性
年齢 42歳
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1.  2人のローマ教皇 《ネタバレ》 
引退を決意するローマ教皇と、それを継ぐ新たなローマ教皇が交流する物語。考え方のまったく異なる2人が、次第に理解し合えるようになる過程が丁寧に描かれる。テーマはとても地味で、会話劇が中心の物語なのに、全く飽きることなく楽しめた。主人公を演じる2人の名演はもちろんのこと、教会や園庭の色彩を捉えた画作りに、実映像を交えた場面展開の鋭さなど、フェルナンド・メイレレスの巧さが光る。良作。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-02-23 20:50:23)
2.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 
原作にかなり忠実であることに驚かされた。決して派手さのない物語を海外で映像化するのはずいぶん大変なことだと察するが、スコセッシの原作に対する思いの表れであろう。すぐに棄教してしまうキチジローの弱さが意味するところや、穴吊りの呻き声から転ぶまでの重みなど、あっさりとして伝わりづらい点も多い。また、説明過多なセリフやナレーションが多くなっているのも気になるが、日本以外の観客を意識するなら仕方のないところか。拷問シーンが続くため、原作未読の人はそちらに注意がいってしまうかもしれない。それでも、出演陣の日本語や日本のセットに違和感はなく、前半には霧を多様して異国に来た司祭の心象を映し出すなど映像表現も豊かであり、作品の出来は満足できるものであった。 遠藤周作が問い続けた「日本人にとってのキリスト教とはなにか」。この問いがマーティン・スコセッシというハリウッドの名監督によって映像化されたことを歓迎したい。
[映画館(字幕)] 8点(2017-01-22 14:20:48)(良:2票)
3.  サンドラの週末 《ネタバレ》 
主人公やその夫に共感できず、モヤモヤした気持ちを抱きつつ話が進むが、それでも物語に惹きつけられるのはコティヤールの巧さか。終始暗い顔をした主人公が初めてはじけた笑顔を見せる、自分の辛い状況を語るかのような暗い歌をきいて笑う車のシーンがとてもよかった。ラストの落し処もしっくりくる。
[DVD(字幕)] 6点(2016-05-01 19:27:10)
4.  鑑定士と顔のない依頼人
どんでん返しを用意したストーリー展開にしては、もたつく感あり。「題名のない~」は重厚な演出と、ミステリがうまくマッチしていたのに。ジェフリー・ラッシュの細かな演技がうまいので、飽きることなく楽しめます。感動ドラマではありませんでした。
[DVD(字幕)] 5点(2015-09-09 21:11:31)
5.  エレニの旅 《ネタバレ》 
映画のラスト、水に浮いた小屋の中で死んだ息子に倒れかけながら泣き叫ぶエレニ。エレニが歩んできた人生の悲哀が凝縮されたこのシーン、物語の終着駅として輝いています。美しいながらも冗長な映画ですが最後に得られる感動は大きく、いい映画を観た実感が余韻を残します。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-16 10:07:45)
6.  NINE(2009) 《ネタバレ》 
「シカゴ」を期待すると物足りないです。米の賞レースには名前が挙がりませんでしたが、デイ=ルイスはさすが。才能の枯渇に悩み、女性に頼ってしまう、だらしのない映画監督の哀愁と魅力たっぷりです。イタリア人に見えるかどうかは関係ないですね。見せ場は、“赤”を基調とした砂場でのファーギーの豪快なナンバーと、“モノクロ”を基調としたケイト・ハドソンの艶やかなナンバーでした。
[映画館(字幕)] 6点(2010-03-29 09:36:36)
7.  麦の穂をゆらす風 《ネタバレ》 
アイルランド独立戦争を庶民の視点から語られます。理不尽な抑圧に反抗して戦争に未を投じ、内戦でかつての仲間と戦わざる得なくなるというストーリーの中に救いがなく、見ていて辛いですね。前半は淡々としていて、とっつきにくかったです。
[DVD(字幕)] 6点(2007-12-15 11:24:09)
8.  題名のない子守唄 《ネタバレ》 
よくできた映画だと思います。手段を選ばずに、自分の子だと思い込んだ娘の側にいようとする主人公の女性に共感はできませんが、その行動は理解できます。せつない映画ですが、印象深い映画の一本になりました。ラストはトルナトーレの優しさでしょうか、やられてしまいました。
[映画館(字幕)] 9点(2007-10-29 11:29:08)
9.  恋愛睡眠のすすめ
主人公の夢(妄想)の世界を描く美術がとてもおもしろかった。ダンボールでできたレトロな世界に温かみがありました。全体としては、ストーリー性に乏しいので少し消化不良でしたが。
[映画館(字幕)] 6点(2007-07-26 19:23:43)
10.  隠された記憶
途中まではハラハラとさせてくれます。音楽を排したリアルさも、心地よい虚無感を感じます。でも後半は、勢いが失速する感じです。ここで終わり?という居心地の悪さは、残ってしまいますね。
[DVD(字幕)] 5点(2007-07-25 23:35:22)
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