1. スター・ウォーズ/フォースの覚醒
《ネタバレ》 スターウォーズ7作目の作品。 私としては「映画」というよりもはや「海外ドラマ」だと思う。作ろうと思えば永遠と作れそうな作品。 前作のファンが興奮するようなキャラや演出が多々ありましたが、逆に言えば1つの作品としては不出来な気がします。 まず、全体的に重みを感じませんでした。予告やCMだと敵のカイロ レンの暗黒感や残酷感が伝わり、重いものを感じましたが、実際見てみると未熟で弱々しく重みを感じませんでした。 最後らへんに最高司令官が「最後の修行をつける」といっていたので、これからがカイロ レンの見せ場とは思いますが、重圧感や敵の脅威感が軽い気がしました。 また、ハン ソロとの親子談話では予想できる結末すぎました。 あんな橋の真ん中で、しかもベン(カイロ レン)の手にはライトセーバー。 確実に予想できる結末すぎましたね。 また、ルークのライトセーバーがまさか元ストームルーパーのフィンが使うという……。もはやこれは笑うしかないと思いましたね。 伝説とも言われているルーク。その人の武器をこうも簡単に使ってしまうとは。少々残念でした。 それに伴い、ライトセーバーの戦いが少なかったですね。カイロ レンとレイ ファンとのシーンぐらいでした。これは時代的にライトセーバーがないから仕方ないのかな?? それと、フィンとポーとの関係も疑問でした。惑星に墜落した後、お互いもっと必死に探すでしょ普通。 ポーもフィンも生きていながらお互いのこと探すに目的に向かうのはどうかと。しかもお互いが再びあった時もなんか感動は全くなかったですね。むしろどちらかが生還して、助けられるコンディションだったら助けに行ってあげれば良かったのにと…。 サブタイトルは「フォースの覚醒」だが、レイが覚醒したのはカイロ レンに頭を洗脳されかけたとき。 しかもその後いとも簡単にフォースを使い始めている。制御はできないもののそんな簡単にフォースって目覚めるのか…。しかもその覚醒の引き金が敵のおかげ。 他にも色々ありますがとりあえずこれくらいにしておきます。 これが「海外ドラマ」なら楽しいと言えますが、あくまでも「映画」。 シリーズだとしてももう少し1作品に重みがほしいなと思いました。 マンネリ化もありますね。 [映画館(字幕)] 6点(2015-12-28 19:07:54)(良:3票) |
2. メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮
《ネタバレ》 ある意味予想通りの内容の薄さでした。 しかも薄いのに変に複雑なのがまた難儀でした。 監督的にはきっと"複雑"="迷宮"と掛けたのだろうけど全然イコールにはなっていませんでしたね。 まず、WCKEDから逃げ→WCKDから助けてくれた組織から逃げ→山の下にある村から逃げ→そこのゾーンBから逃げ→目的のRAに到着 「よし、こっからRAと共に行動するのか!」と思いきや まさかの"捕らえられたミンホを助ける" "やっぱり逃げないでWCKDを止める" "RAを破壊したから復讐したい" うーん、今までの旅はなんだったんだろう? それに最初にお腹を引っかかれた仲間はあっけなく見捨てたくせに、ミンホは助けるという矛盾。 テレサは全部記憶が戻ってるのに慌てないし、ほぼ何もトーマスに話してくれない謎。「複雑なの」って言っていたけど少しぐらい話してもいいですよね。 ゾーンBでのパーティーのシーンは余計な気がしました。 それに誰もが思ったでしょう。 「バイオハザードやん。。。」 [映画館(字幕)] 5点(2015-10-30 16:25:19)(良:1票) |
3. セッション
《ネタバレ》 「密告したのはお前だな 舐めるなよクソったれ」 ここからの鳥肌と緊張感は半端なかったですね。 フレッチャーをニーマンが密告した復讐劇。 恨みを晴らすためならプロのジャズ団も関係ない。 そして してやられたニーマン。新作の曲を知らされずに演奏が始まり案の定ぐだぐだ。 フレッチャーの思い描いた通り、色々な人が見ている中で「音楽人生を終わらせる」って感じですね。 ここで終わりでも面白かったけど、どんでん返しのニーマンの逆復讐。 勝手にドラムを叩き始め周りは唖然。もちろんフレッチャーも怒り心頭。 それでもなお叩き続けるニーマンに合わせざるおえなくなったフレッチャー。 フレッチャー自身も「クソったれ」と罵倒するほどの怒り。 ……しかしあまりものドラマの輝きに心の変化が見えてきたフレッチャー。最後にはドラムの傾きも自ら直しに行き、指示するほどに心の変化が。 そして最後の最後。フレッチャーの鼻から上がアップになったシーン。 何かを口から発していました。 しっかり見た人なら分かったでしょう。 「good job 」 [映画館(字幕)] 8点(2015-11-23 17:12:22)(良:1票) |
4. ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
《ネタバレ》 大体の続編、シリーズ映画は続くにつれて評価が悪くなりがちです、 しかしMIシリーズは続編が出るごとに面白さが前作を超えてきます。₍2を除く₎ 今回のローグ・ネイションもハラハラ・ドギドキのスパイアクションでした。 そして、謎の女性イルサ、IMFの解体、シンジケートの存在有無。 謎がたくさんありました。 毎回まさかの展開で大変面白いです。 007では「ボンドガール」という、いわゆる作品の看板女優が毎回いますが、 個人的には「え?この人が??(;´・ω・)」って時が多々あります・・・ しかしMIシリーズでは毎回看板となる女優はすごく魅力的かつ演技、アクションも素晴らしいと思います。 MIシリーズはこれで最後??ゴースト・プロトコルでは「シンジケート」の伏線がありましたが、 今回は特に伏線がありませんでした。 これで終わるのもよし。だとおもいます。 また、続編を製作するなら今作を超えるものにしてほしいですね。 [映画館(字幕)] 8点(2015-08-07 15:50:59)(良:1票) |
5. バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生
日本では「MARVEL」が認知されてるので、正直今回の「DCフィルムズ」作品はダメだろうと勝手に思っていました。 しかし予想を遥かに越えたクオリティーに驚きました。ストーリー性も飽きることなく構成されていて、 尚且ただのヒーロー映画ではなく、悪とはなにか?正義とはなにか?を考えさせられる映画でした。 ただのアクション映画だと思っていた自分が憎いです(笑) クリストファーノーラン監督の「ダークナイト」を思い出すようなストーリーでした(いい意味で) 悪は正義にもなり、正義は悪にもなる、スーパーマン バッドマンどっちが地球の正義と悪なのか。見ていてすごく惹かれました。 そしてワンダーウーマンの登場。 これがさらにワクワク感を高めました。 細かい点では、あれだけバッドマンがスーパーマンを憎んでいたのにあっけなく和解してしまったのは疑問を持ちました。 他にも色々ありましたが、一応ヒーロー映画なので細かいところは今回は大目に見てもいいかなと思います(笑) 会話を見る限りでは他にも仲間を集めそうですね。続きが楽しみです。 アクションだけでなく、ストーリー性も見ごたえも充分あるいい作品でした。 前作「マン オブ スティール」をみておくことをお勧めします。 [映画館(字幕)] 8点(2016-03-29 20:04:21)(良:1票) |