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 > Dream kerokero さん
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プロフィール
コメント数 895
性別 男性
年齢 61歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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181.  東京原発 《ネタバレ》 
世界一無関心な都民。都民というか日本人全員にいえますね。無関心ほど罪なものはない。だからその起爆剤として東京に原発を誘致する。こういったアプローチは非常に良いのだが、それをエンターテイメント性のあるものに全く仕上がっていない。教養番組にならないようにああいったテロまがいなプロットをねじ込んだのか、それがかえってチンケで幼稚でだからなに?な結果に。そもそもあの少年の人間像がちゃんと描ききれていないから、爆弾や目的等に対するモチベーションが上がらない。ただただ傍観者。酷い映画だった。
[インターネット(邦画)] 3点(2022-02-11 19:00:33)
182.  はじまりのうた 《ネタバレ》 
アベンジャーズのハルクで有名なマーク・ラファロと、パイレーツ・オブ・カリビアンでスターダムになったキーラ・ナイトレイ主演による音楽映画。二人とも演技が達者で、さらに劇中曲のどれもがみな良い曲ばかりなので、なんかもうそれだけでこの作品の世界に引き込まれちゃいました。ネットでの鑑賞は途中で何回か休憩を挟むことがあるのですが、この映画は最後まで一気に観ちゃいました。それだけの吸引力のある映画でした。 自分を裏切ってスター街道まっしぐらの元カレを、大成功して最後にアッと言わせる展開かと思いきやそうでなく、いろいろあったけれどお互いにそれぞれの道で頑張っていこう!ていう終わり方は清々しくて気持ちよかったです。あれだけ苦労して作り上げたアルバムをたったの1ドルで販売しちゃうのもなんか素敵でした。この映画から感じられるのは「音楽」は自由だってこと。とても良い映画でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-02-10 23:23:03)(良:2票)
183.  エンド・オブ・ステイツ 《ネタバレ》 
「エンド・オブ」シリーズの第3弾。2作目の視聴から約1ヶ月空いたので、違和感を感じながらも最後までそのことに確証が持てなかった。奥さん、俳優やっぱり代わってたのね。こんなことを言うと失礼かもしれませんが、前2作の奥さんの方が美人さんだった。まぁ好みの問題なのでどうかご勘弁を。  とたわいもないフリから入りましたが、何ていうか今作、ちょっとパワーダウンを感じずにはいられませんね。アクションも脚本も。OPの戦闘シーンはもう訓練だっていうのがすぐわかるし、特に目新しさもない。大量のドローンによる大統領暗殺シーン。人間対人間じゃないせいか、緊迫感もなく単調。大型トレーラーによる逃走劇。特になし。オヤジさんの山での戦闘シーン。大量の火薬の爆破だけ。それだけ。病院の爆破シーン。CGが粗い。引きの絵だから迫力に欠ける。ラスボス、宿敵との対戦。予想通りの肉弾戦になるが呆気なく終わる。ただこの呆気なさだけは良かった。観客を沸かせる格闘技じゃないんだから、本来実戦なんかは呆気なく決着がつくものでしょう。なので唯一あそこのシーンだけは良かった。宿敵もダラダラ喋らず死んだのもグッド!  脚本の粗さはひどい!犯人に仕立てられたバンニングだけれども、証拠が揃いすぎてることに何の疑問も持たないFBI連中。バニングほどの人物がもしも本当に犯人なら、てまず推測してみると思うんだよな~。それと白昼堂々大統領を殺しに来ちゃうって、いくらその後に海外に逃亡したって、めっちゃ国家級の大犯罪人になってしまうんだから、そんなのどこの国に行ったって無理なんじゃないのかってね。  まあ所詮は娯楽映画。そんなにツッコむなよ~て言われるかもだけど、せめてその「娯楽」の要素がもうちょっと大きかったらそんなにツッコミもしなかったかも。   てかなんでもシリーズ第4弾の製作が発表されたそうな。ふむ。何だかんだできっと観ちゃうでしょうね。はい。
[インターネット(字幕)] 4点(2022-02-10 09:56:06)(良:1票)
184.  アルキメデスの大戦 《ネタバレ》 
歴史とかにもそれほど精通しているわけでもく、原作も知らずほぼ予告編のみの情報で視聴しました。なので最初は史実に基づいた話なのかと思ってました。視聴後に色々と調べたらフィクションだったって知り驚きました。それほどまでに信憑性があったからです。それほどまでにこの話の展開に納得させられてしまったからです。必死になって止めようとした「戦争」を、まさか自分自身の手で切り開いてしまうとは・・・なんとも言えぬ皮肉で意地悪な内容にゾッとしましたね。  130分という長丁場ですが、それほど飽きることなく最後まで観れた。さすが山崎監督。  主役の菅田将暉くんが数学の天才を演じていて、仮面ライダーWのフィリップとちょっと重なっちゃいました。特に数式が映像として出てくるとこなんか(^_^;)  観て良かったと思える映画でした。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-02-02 12:43:37)
185.  スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 《ネタバレ》 
■超ウルトラスーパーネタバレがあります。ご注意ください!   まず初めにこの映画を作ってくれたすべての関係者の方々に、感謝と称賛の念を送ります。本当に、なんて夢のような映画を作ってくれたんでしょう。大人の事情や様々な確執によって、ファンが望むもの見たいものが実現しづらい映画業界において、この作品は一つの歴史的な金字塔作品とも言えるでしょトビー・マグワイアう。それほどまでにこの映画には「夢」があった。私は鑑賞前はできるだけ情報をシャットアウトするようにしているので、まさかトビー・マグワイアさんとアンドリュー・ガーフィールドさんが登場するなんて、ぶったげちゃいましたよ。アンドリューさんに関しては何となく出演が決まったぽいことをチッらと知ってしまったんですが、でも確定事項でなかったからご本人登場の時はキター!って素直に嬉しかったです。で、心臓止まるほど驚いたのがトビーさん。何となくの風の噂では出演を断ったぽいっていうことだったから、完全にないものだと思ってました。それが出てきちゃったか、えーーーー!!!!ってマジで心臓飛び出しそうになりました。いや~その瞬間、自然と拍手しちゃってました。ありがとうトビー。  ここからは箇条書き形式で、思い出し出しコメントしていきます。  ●スパイダーマン1、2、3、とかアンドリューくんへのアメージングいじりとか、クスクスってなるシーンがいくつかあったのも良かった。あ!そうそう、きっとどこかに黒人のスパイダーマンもいるだろうも最高でした(*^ー゚)b  ●アンドリューくんが今回MJを助けることができて感動した。てかあのシーンでウルッときちゃいました。  ●御大ウィレム・デフォー様にオイシイ役どころを演じさせてるところが憎らしかった。  ●トム・ホランドのスパイダーマンは他の二人と比べて、大切な人を自分のせいで失っていなかったことに、メイおばさんが亡くなって気付かされた。そのことを二人のピーター・パーカーが話すシーンはグッときた。  ●この作品の話の流れって、ピーターの「善意」で動いてるんですよね。恋人と友人が自分のせいで大学に行けないから、二人のためにストレンジを訪ねたわけで、そしてヴィランたちのことも救ってあげたいっていう気持ちから、彼らを自由にしてしまった。全てピーターの善意なんですよね。なのにメイおばさんを失ってしまうという、何とも皮肉なことか。しっかりと練りこまれた脚本ですよね。それぞれのユニバースからやって来たピーターたちも単なるお祭り的ゲストでなく、しっかりと役どころがあるのに感心しました。  ●どうやら「ヴェノム」だけは、トム・ハーディ版の登場はなさそうですね。代わりに置き土産、ありましたから。    いや~それにしても久々に感動しまくりました。てか次にトムくんのスパイディに会えるのはいつになるんだろう・・・? 彼、アンチャーテッド始めたからな・・・。あ~まだまだ長生きしなきゃ!
[映画館(字幕)] 8点(2022-01-07 15:29:43)
186.  エンド・オブ・キングダム
各国の首脳陣を次々と暗殺するために、長い年月をかけて周到に準備してきたであろうテロリストさん。そのおかげあってか計画は順調に進んだ。がしかし!なぜかアメリカ大統領にだけは、その周到さをいかしきれてない。あれだけの兵力と武器がありながら・・・。てね、そんなことを言ったらこの映画自体が成立しなくなるんですけどね。最後もあっけなくやられちゃってさ。このシリーズって最初はめちゃくちゃド派手で、一体どうなっちゃうんだ!てなるのに、段々と尻つぼみになっていくんですよね。アクションシーンもそう。ラストに凄い見せ場でもあるのかと期待しちゃいますもん。まあお気楽ノーテンキ映画ですね。  もし実際にあんなことが起きたら、テロリストの潜伏を許してしまったイギリスが責任問題を問われるんですかね?わからんけど。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-01-04 19:08:34)
187.  ONE PIECE STAMPEDE 《ネタバレ》 
今までの映画版と違い、ほぼオリジナルメンバー達で作り上げられており、ワンピースの世界観がしっかりとある。がしかし、ファンサービスしすぎのせいか、過剰なまでのキャラ総出演は逆に安っぽさを感じさせてしまう。それと敵キャラのバレット。世界中のありとあらゆる武器や海賊船や軍艦と融合したにも関わらず、ただただでっかくなって暴れるだけ。なんの芸もありゃしない。話の本筋もそのバレットが世界相手に戦争(喧嘩)を仕掛けるという、特別凝った内容でもない。まあ今作はアクション主体なのでストーリーなんて単純でいいんだが、そのアクション自体も胸が熱くなるようなこともない。結局奇跡のチームを見て歓喜の声を上げるだけ。つまりこの映画だけのオリジナル要素でこの映画そのものを面白くさせきれなかったことが、この映画単体としての評価の低さになってしまいました。  総評するとつくづく「ワンピース」という作品は、単体ものの完結作品には向いてない気がしました。長編大河ドラマだからこそ「ワンピース」という作品は輝くんだなと。はい。  思わず大爆笑したシーン。瓦礫の中に埋まってた赤いモノをルフィの服と思ったハンコックがそれを引っ張り出し、それがバギーの鼻だったと知って、誰じゃお前は!と蹴り飛ばしたシーン。あそこは大笑いしちゃいましたよ。ほんと、バギー美味しいとこ持っていくよな~(笑)  良かったシーン。ウソップの放った仕掛けが役に立ったシーン。ああいうところは好きです。それぞれの役割分担が描かれていて。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-12-11 08:44:48)
188.  仮面病棟 《ネタバレ》 
緊急搬送された身元不明の患者。その患者の臓器を勝手に抜き取り、社会的地位の高い患者に移植する。無許可の違法手術で。闇取引で。身元不明っていうのもそうじゃない場合、病院側が身分証などを処分してでっち上げちゃうんだからタチが悪すぎる。でもね、ん?てなる。緊急搬送するのは消防署の救急車なわけで、搬送中に身元確認とかしないのかな?それに強引に身元不明患者にされても、医院長や違法移植に関わった者たちが不在のタイミングさえあれば、いくらでも逃げ出せるのでは?まあ強引に身元不明にされたのが、たまたま永野芽郁ちゃん姉妹だけだったのかも。  とここまでは重箱の隅をつついてみましたが、なかなかどうして思いのほか楽しめました。ただ一つだけ言わせてもらえるならば、やはり永野芽郁ちゃんにはちゃんと罪を償ってもらいたかったな。お守りを返したあとに自首したかは想像にお任せしますじゃなくってね。つうかよくよく考えてみたら、病院内で堂々と大谷亮平さんを殺害しちゃってるんだから半年もよくまぁ逃げおおせたものです。はい。あ!結局また重箱の隅を・・・(^_^;)  でもね、面白かったですよ、普通に。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-12-03 18:47:23)
189.  映画 ひみつのアッコちゃん(2012)
ただただ綾瀬はるかさんの天真爛漫な無邪気さを楽しむ映画。それ以上でも以下でもないですね。大真面目に語ってはいけない映画でもある(笑) 
[インターネット(邦画)] 3点(2021-11-10 22:12:55)
190.  キャットウーマン 《ネタバレ》 
あまりの酷評にずーっと観ないでいましたが、何故か急に気が向いて鑑賞してみました。で、あれ、思ってたほど酷くはない、でした。たしかに全体的に粗かったりモヤモヤ~としているところはあるけれど、ハル・ベリーのスタイリッシュでクールなキャットウーマンを見れている、ということだけである種の欲は満たされたと思います。ただそれだけなんで点数的にはこのくらいかと。はい。  つうかさ、女友達がデート用に贈った服があれって・・・(´▽`*)
[インターネット(字幕)] 4点(2021-11-10 14:04:46)
191.  エターナルズ 《ネタバレ》 
まずはじめに特筆すべきはその編集の素晴らしさ。7000年とうい時間の間にあった出来事を必要最低限に見せてくれるのだが、タイミングや終わり方などが違和感なく自然で、さらにたったこの1作だけでエターナルズの各メンバーの性格や特徴なんかも、ものの見事に描ききっていた。アクションとそうでないシーンとのバランスも非常に良かった。お見事としか言いようがない。さすがはアカデミー監督。  とにかく物語自体があまりにも壮大で、今までのMCUとは比較にならないくらい良い意味で差別化に成功している。本編中に何度か「神」という言葉が出てくるけれど、いやいや「神」ってもうそれは君たちの創造主セレスティアルズやん!て言いたくなっちゃいました。ただこれだけ壮大な物語なのになぜエターナルズのメンバーの能力がそこまですげぇー!てならないレベルなんだろう...これにも意味がちゃんとあるのかな?色々と検索したら出てくるのかもしれないけれど、今はまだいいや。そういうことも推理して楽しみたいから。  とにかくこれだけ壮大な物語の中にどうやって他のMCUのキャラたちが絡んでくるのか。今からワクワクが止まりません。    唯一この映画で残念に思えたのは、7000年前の人類の衣類や見た目があまりにも綺麗すぎたこと。いくらなんでも海辺近くで生活を営んでいるのにあれだけ綺麗な肌をしているのは不自然すぎました。ほんとそれだけ。
[映画館(字幕)] 7点(2021-11-09 16:10:46)
192.  前田建設ファンタジー営業部 《ネタバレ》 
マジンガーZの格納庫を作る!荒唐無稽な話しながら実はそこまでドラマティックなわけでもなく、建設におけるいろはの講習チックな色合いが強い。なので本来ならばつまらなくなりそうなところを、演出の妙で面白可笑しく鑑賞できた。そこは高く評価したい。  この映画のために昔っぽいマジンガーZの作画で、マジンガーのキャラ達を登場させてくれたところも評価したいです。変に格好つけて今風にアレンジしないでくれて良かった。できればどこかにボスも出して欲しかったかな。ただ蛇足になりかねなくもない。  未知の素材である「超合金Z」は予算的にいくらなんだろう~・・・w ←これ、けっこう気になりました。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-10-19 22:28:56)
193.  最後の忠臣蔵 《ネタバレ》 
長州力さんが推薦していたので鑑賞してみました。物語自体にさほど大きな事件もなく、淡々と進んでゆくため、人を選ぶ作品だと感じました。ただそんな淡々と進んでゆくのに、なぜか私は途中一度も休憩をすることなく、一気に最後まで観続けてしまいました。それほどまでにこの作品の世界に、引き込まれてしまったからでしょう。使命を全うした孫左衛門(役所広司さん)には出来れば、ゆう(安田成美さん)と結ばれて幸せになって欲しかった。けれど孫左衛門は16年間ずーっと己自身を影の赤穂浪士だと思い続けていたと思うから、最後はやはりああなるのでしょう。なんだかとっても遣る瀬無くもあり、忠義を全うした男の生きざまに胸が熱くもなりました。本来ならば吉右衛門(佐藤浩市さん)も後を追いたかったはず。しかし主君に生きろと命じられているから、それは出来ない。こっちもこっちでまた、なんとも遣る瀬無いです。  ヒロインの桜庭ななみさんは、正直あまり知らない女優さんでしたが、とても綺麗で凛としており、この作品においての彼女の存在感は素晴らしいの一言でした。今後注目していきたいです。   ※余談ですが日本映画、特に時代劇は時々聞き取りづらい所があって困ります。序盤で吉右衛門が茅野(風吹ジュンさん)の名前を呼ぶんですが「ちの」ではなく「きら」と聞き間違えてしまい、え!?てなってしまいました。ほんと、参りました(^_^;)
[インターネット(邦画)] 6点(2021-10-13 08:32:56)
194.  ONE PIECE FILM GOLD 《ネタバレ》 
公開当時、テレビ放映ではちょうど「ゾウ編」に入ったばかりで、麦わらの一味は二組に別れていた。だからこれはパラレルな世界。でもテレビの流れを汲むかのようにメラメラの力を手に入れたサボや、復活を遂げたロブ・リッチをわざわざ登場させて、関連性を強調しようとしてくるからややこしくなる。懸賞金もドレスローザ後になってたし。パラレルな世界なら本筋とはまた違ったものを見せてもいいと思うんだよな~。本筋に忠実でありながらも一味が一緒なパラレル・・・こういう中途半端さが弾けてない感じになってしまってて実に残念。  ただそうは言っても一つの作品としてはまあまあ楽しめた。敵役のギルド・テゾーロは今までの映画版の中では一番ワンピースらしい敵だった。苦い経験の反動で闇に堕ちてしまったテゾーロは、敵でありながらもどこか痛く悲しい存在だった。ただ時間が短いせいであまり深く掘り下げられてなかったのが勿体無い。テゾーロにとって憎むべき天竜人に、いつしか自分も同じようになっていた。それを感じたルフィが言った台詞「お前は俺の大っ嫌いな奴らにそっくりだ!」と。そしてそれを目の当たりにしたテゾーロは、ルフィと昔の自分とを一瞬だけですが重な合わせます。重な合わせるがもう戻れない。力を、権力を、富を押し通すしかない。ルフィに最後、吹っ飛ばされる時、失った恋人の声が聞こえテゾーロは長い呪縛から解き放たれる。テゾーロの人間性をもっと掘り下げられてたら、ここはめっちゃ感動の嵐だったかも。  テゾーロよりも結局一番おいしかったのは女狐カリーナだった。怪盗らしく騙し騙されの大立ち回り。ほんと、魅力的なキャラ。  それと総じてゲストの声優陣も違和感なく溶け込めてて良かった。竹中直人のステーキ屋のおっちゃん、後で活躍するのかと思いきや・・・ないんかい!はは。  ラッキーな実の能力者の倒し方が、近くにスロットマシーンを投げてそっちに運気を持って行かせた方法には感動しちゃった。  フランキー将軍に対する男子と女子の反応の違いをさりげなく入れてくれてまたまた感動(笑)
[インターネット(邦画)] 6点(2021-10-01 20:02:29)
195.  チャーリーズ・エンジェル(2019)
超メジャー有名看板なのに、公開当時、全く話題にもならなかった映画。予告編を観ても、前2作品のような派手さも感じられず、出演女優もどことなく地味に思えた。なのでほとんど期待せずに鑑賞。ところがどっこい!これが意外にも面白かった!たしかにアクションシーンはイマドキなド派手さもなく、ワイヤーアクションもない。しかしそれが逆に良い!一つ一つのアクションにリアルな説得力が生まれる。アクションを抑え、その分ストーリーに力を入れているようにみれた。2転3転する後半のどんでん返しはなかなかだった。そっちかい!ってなってしまいましたよ。完全にやられた~、でした。地味に思えていたキャスティングも、見終わる頃にはすっかり魅力的に写ってました。また今回は監督さんが女性ということもあってか、作品全体に「凛とした女性」のようなものが、そこはかとなく感じられた。最後のパーティーでの決着のつけ方とかも、力技じゃないところを評価したいです。  短いシーンだったけど、あのダンスシーンは好き。  脇役のキャラにもちゃんと味があるのがまた良い。  殺し屋を演じたジョナサン・タッカーが素晴らしかった。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-09-22 22:56:14)
196.  ONE PIECE FILM Z 《ネタバレ》 
今までの劇場版に比べて、原作の馴染みのあるキャラが結構出てくるし、ストーリーにもしっかりと絡んでくるので、映画オリジナルというよりも原作に近しい感覚で観れた。そのせいか、映画というよりもどちらかというとテレビスペシャルのようにも感じてしまった。まあそこが良いのか悪いのかは微妙なとこでもある。  ゼットというキャラだけど、家族を海賊に殺され、自分が育てていた新米も海賊に殺され、その海賊が七武海に迎え入れられたことで海軍に絶望してネオ海軍となり、新世界そのものを破壊、ワンピース自体を抹消しようとする。そのためには一般人の犠牲もいとわない。てことだけれども、ちょっとそこにはあまり「義」を感じられない。なんかキャラを強引に作り上げてしまっているように見えてしまう。それもゼットというキャラの過去を、青キジの語りだけで簡略化してしまったせいもある。掘り下げるには時間が足りないのは分かるけど、なんていうか薄っぺらい。実にもったいない。  だった広いはずの新世界の中で、目的の火山から次の火山までがあまりにも短すぎないか。え!? てなってしまいましたよ。  ゼットに敗れた海賊たちの「最強」ってなんだったん?(笑)  ゼットの腹心の部下を二人だけにしたのは正解。スッキリするしゾロとサンジのバトルの見せ場をしっかり作れる。ただその腹心の二人になんの魅力もないのが残念。  12才若返させられた能力が解除されたけど、あれって能力者が負けたから?でも死んでないから自発的?もうちょっと説明描写が欲しかった。  それとどうも釈然としないのが、海軍って捕まえるのが目的じゃなくって、殺すのが目的なの?最後もゼットがまるで殺されたみたいになってるけど、なんか描き方にブレを感じてしまう。あれだけボロボロになって、バトルスマッシャーも失った老兵を、なぶり殺してるみたいで痛い。死=格好良い、ていう厨二病にしか見えなかった。ああいうのはやめてほしい。   総評してとにかくゼットというキャラの魅力にブレを感じ、そのブレのせいで作品そのものも総じてブレてしまっていた。実にもったいなく感じた。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-09-17 21:54:05)
197.  ONE PIECE FILM STRONG WORLD 《ネタバレ》 
映画としてのスケール感が素晴らしい。巨大な生き物たち。空中に浮かぶ島の数々。その中を縦横無尽に駆け回るキャラ達。まさに映画ならではの迫力がある。作画もめっちゃキレイ。光と影のコントラスも職人技を感じさせる。ここまで順を追ってワンピースの映画を観てきたが、この作品が今のところ最も「映画」らしさを堪能できた。ただその反面、映画だからという特別さへの欲なのか、麦わら一味に銃やマシンガンといった飛び道具を使わせてしまったのはいただけなかった。あのほんの瞬間だけ「ワンピース」が「ワンピース」ではなくなってしまった。映画だからちょっと特別に、ていうのは分からなくもないが、やはりルフィやゾロが銃をブッ放つ姿には違和感しかなかった。せめて実弾ではなく何か変わったものだったら良かったのに。ほんとそれだけ。  金獅子のシキのキャラは良かった。それに声を担当した竹中直人さんはピッタリハマっていた。そのまま実写でも出来ちゃいそう(笑)  2時間枠内という制約の中で、かなりまとめあげられたほうだと思う。ゾロやサンジたちにもっとアクションシーンの見せ場を与えてあげたかったかもしれないが、金獅子のシキをメインにぶれない様に作るには致し方なかったと想像だに難くない。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-09-16 08:38:25)
198.  ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵 《ネタバレ》 
●天才発明家のロボがどれも似たり寄ったりで面白みに欠ける。もうちょっとアイデア出そうよ。●吾郎ちゃんは上手だったけど、極楽とんぼの二人はまあまあかな。●進行中のテレビではまだルフィのギアセカンドが登場してないけど、一足先にこの作品で出てたのにはちょっと感動しちゃった。それもたまたま偶発的にってとこが良い!●やっぱりチョッパーは大谷育江さんだな~、とつくづく思わされた。
[インターネット(邦画)] 5点(2021-09-07 22:31:19)
199.  シャン・チー/テン・リングスの伝説 《ネタバレ》 
結論から言っちゃうと、あまり面白くなかった。まず主人公に魅力がない。壮絶な過去を持っていて、実の父とも戦わなければならいそんな状況なのに、苦悩や葛藤がまるで伝わってこなかった。演技力の問題なのかな。それとその主人公の女友達が自分には椿鬼奴にしか見えず、どうしても鑑賞中そのことが気になって仕方なかった。ヒーローものでその主要メンバーを演じるムービースーターはやはり、誰もが憧れるような存在でなければダメだと思う。もうちょっとキャスティング、なんとかしてほしかったな~。でこれが何よりも一番なんだかな~だったのがアクションシーン。クライマックスの父との対決は思ったほど興奮もせず、龍と魂を食らう魔物とのバトルも、すげぇ!とまではならなかった。前半でのバスでのアクションシーンが結果的に、この映画最大のクライマックスになってしまいました。  アイアンマン3のあのお方の登場にはしてやられました。
[映画館(字幕)] 4点(2021-09-07 14:39:56)
200.  ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島 《ネタバレ》 
この映画が公開された2005年3月は、ちょうどフォクシー海賊団とデービーバックゲームをやっていた頃で、地獄の試練がだぶって見えてそれはそれで面白かった。で、その地獄の試練までは楽しかったのだが、後半になってから急にくら~いお話に。「ワンピース」の物語はたしかに過去にも暗い話はいくつもあったけれど、演出や見せ方等で常に感情を揺さぶられる物語だった。だけれどもこの話は全くもって揺さぶられなかった。劇中詳しい説明はなされなかったのであくまでも自己解釈ですが、恐らく何十年か前に難破して一人生き残ったオマツリ男爵が、人の精気を吸い取って生きている植物を発見して、その植物におびき寄せた海賊たちの精気を吸わせ、死んでしまった仲間たちを蘇らせていたと。でも難破して仲間を失ったことにも全然同情出来なかった。もうちょっとオマツリ男爵と仲間たちとの絆や友情みたいのを伝わるようにしてくれてたら、多少は違ったのかも。そこら辺がないせいもあるし、何よりも画面全体がダークなせいでなんていうか突き放されてるみたいだった。格好良い演出をただただ見せびらからされてるみたいでもあった。  そもそも「仲間たちの絆」がテーマになっているのなら、麦わら海賊団全員の力で解決させるべきではなかったのか。原作はいつもそうだったしね。臆病で弱腰だった父親が放った矢で解決させちゃうのってどうよ?意外性をあえて狙ってみたのかもしれんけど、やはり麦わら海賊団の活躍で最後は締めるべきだったと思う。  色々と文句は言ってきましたが、これが「ワンピース」でなければまた違っていたのかも。アニメーションとして見るべきところは多々あったことはたしかです。
[インターネット(邦画)] 4点(2021-09-02 10:36:59)
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