201. マジェスティック(2001)
《ネタバレ》 16年ぶりに二度目の鑑賞。フランク・ダラボン繋がりでウォーキングデッドの女優さん出てたんですね。雰囲気がよく優しい気持ちになれる映画で映画館復興から懐中時計をプレゼントする場面が素敵です。ルークの父親の死に際の「いい奴は 勝たなきゃ駄目だ」というセリフがなんとなく心に響きました。赤狩りという現実にあった難しい問題を題材としているので仕方ないですがやや聴聞会の演説の結末がスッキリしたものではなくややもやっとしました。最初の映画の会議の場面で犬の話と子供はいらないという話をしてましたが、主人公が浜辺で犬に起こされるのと街で子供が出てこないのとリンクしているようですがこれは何か意味があるのかな?街は夢ではなく現実のようですけど [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-06-02 23:27:37) |
202. ライト/オフ
《ネタバレ》 主役の女優さんが魅力的で他の出演者もしっかりしているため中盤までは見れるものの、上映時間が1時間20分ほどとかなり短いのにもかかわらず途中で飽きちゃいました。序盤はダイアナに怪しい雰囲気があっていいのですが、途中から普通のモンスターのように暴れまくるだけで全然怖くもなんともないうえに、警察官を投入したりはするものの基本同じような展開で引き延ばしてるだけなので最後まで見るのがキツかったです [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-06-02 17:04:08) |
203. リップヴァンウィンクルの花嫁
《ネタバレ》 ちょっと上映時間が長すぎて途中ダレますが、話の内容が驚くような感じで二転三転するので面白く、脚本がかなりよくできてますね。真面目に作ってる一方、所々ふざけまくって笑わしにくる場面も多々あり、なかなか懐の深い作品だと感じました。タイトルのリップヴァンウィンクルというお話がどういう話かわからないのですが、僕は個人的に不思議の国のアリスっぽい印象を受けましたね。安室は不思議の国に誘う白うさぎで主人公が離婚しどん底に叩き落される出来事自体が不思議の国に繋がる入り口みたいな。主人公の導き手となる安室という人物ですが、物語が進むごとにいい奴なのか、酷い奴なのか、はたまたただ単に仕事を真面目にこなしているだけなのか、結局何が本心なのか最後までわかりませんでした。もしかしたら笑ゥせぇるすまんの喪黒福造のように人間じゃないのかもしれませんね(笑)黒木華とCoccoの二人はハマり役で二人とも魅力的でしたが、Coccoの歌手とは思えないぐらいの演技力には驚かされました。 葬式の時に本物のAV女優を使うのはわかりますが、AV男優まで本物入れてくるのは思わず二度見してしまい笑ってしまいましたwその後の裸になるシーンも含めこれは「絶対笑ってはいけない葬式24時」的なノリで笑わせに来てるとしか思えませんねwずるいw [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-05-30 21:39:49) |
204. モンスターズ/新種襲来
《ネタバレ》 前作はテレビで放送してた終盤をたまたま少し見ただけですがかなり印象深く残っていて、その監督さんがいつの間にかこんなに有名になっていると知ってびっくりしました。前作同様モンスター映画でありながらモンスターは居ても居なくても支障がないのでは?という感じで、ほぼ人間同士の争いで展開されてます。まあまあ見れちゃいますが前作ほどのインパクトはなくそこそこの作品でした [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-05-26 22:12:03) |
205. ヘイトフル・エイト
《ネタバレ》 3時間という長さは気にならず最後まで見れたのでまあ面白かったのではないでしょうか?見終わった後特に残るものはありませんでしたが。誰が犯人かという下りで殆んど犯人側だったというのは面白い [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-05-24 16:56:13) |
206. コクリコ坂から
《ネタバレ》 ↓の元祖さんと全く同じく、僕も二人の親友の子供たちと再会出きた船長が主役のように感じましたね。ストーリーですが、途中までは引き込まれたものの、この物語のメイン部分となるメルと風間君の恋の障害がただの勘違いでした、になってからはただの優等生作品になってしまい、考えさせられることもなく全く面白味が無くなりましたね。そのまま血の繋がった設定で悲恋として押し通してくれたら深い作品になったかなと思います(世間に認められるかは別として笑)。まあゲド戦記の酷さからしたらかなり上手に作った作品だと思いますし、ジブリというイメージをあまり持たず見れば十分楽しめる作品となっていると思います。主題化を歌う手嶌葵は今回も透明感があって素敵でいいです [DVD(邦画)] 6点(2017-05-23 20:23:01) |
207. 星を追う子ども
《ネタバレ》 みなさん仰る通りジブリの同窓会みたいな作品ですね。このキャラはあれでこれはあれだなどと照らし合わせて見るのも面白いかもしれません(笑)君の名はを彷彿させるようなシーンもあったりするのでそっちから入った方もちょっとニヤリとするかな。他にもいろいろ気になるとこがありまして、まず重要なキャラであるシュンが長髪イケメン君というだけでキャラが薄っぺらいままお役御免してしまう点。主人公が母親を残してあっさり旅に出てしまうのもちょっと薄情に感じるし、そこまでして飛び込んだ世界でシュンや父親と再会したいのかと思いきゃ特に何もないこと。最後に主人公は元の世界に戻るものの先生とシンは二人だけでこれから放浪し続けるのかと思うとかなり後味悪い点など。新海誠監督の作品はこれで全部見ましたが一番監督らしくない作品であり悪い点もあるもののまあ全体としては割りと楽しめちゃった感じです [DVD(邦画)] 6点(2017-05-21 21:18:37) |
208. 言の葉の庭
《ネタバレ》 最後気持ちをぶつけ合うシーンでボロ泣き。設定から雰囲気、詩的な表現に風景、タイトルに至るまでこの監督の培ってきたものが全て凝集されたような45分間でしたね。君の名はのような大衆向けに合わせてしまった映画でもなく、秒速5センチメートルのようにネガティブすぎでもなく僕としては丁度いい適温の映画で心地よかったです。 [DVD(邦画)] 10点(2017-05-19 15:03:44) |
209. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 ボクシングという題材はカモフラージュで安楽死(尊厳死)についてクリント・イーストウッドの想いを描いた作品ですかね。フランキーの行動を否定する人もいるでしょうが、奇跡にすがりついて生き続けることがどんなに辛く人間の尊厳を踏みにじってしまうことかを知っていればこの行為を否定をすることは難しいかと思います。日本ではタブー視されがちですがきちんと向き合うべき問題かなと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2017-05-17 17:25:51) |
210. クリーピー 偽りの隣人
《ネタバレ》 現実にあった事件を連想させるので最後犯人側の勝ち逃げだったらあまりにも胸クソ悪いので2点でしたが、一応そうはならなかったのは良かったかと思います。香川照之の笑ってしまうほどの怪演と竹内結子の最後の叫びが実にリアルで良かったですね。いろいろツッコミどころが多く、主人公が元警察なのに警察とのやりとりが下手すぎるせいで解決に向けて進展しないのと、簡単に人を服従させてしまうような薬なのに最後主人公があっさりそれから解放されて犯人側を撃ち殺すってあまりにも都合よすぎてちょっとという感じ [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-05-14 22:02:21) |
211. X-MEN:アポカリプス
《ネタバレ》 冒頭の雰囲気はいいし、中盤までは見応えがあって面白いのですが、悪役側のアポカリプスがイマイチ攻撃も大雑把で敵として魅力が薄い上に周りを固めてるのも悪というよりX-MEN側のキャラばかりなのでイマイチ盛り上がりにかけましたね。エンドクレジット後のオマケもなんだかよくわかりませんでした。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-05-09 12:59:27) |
212. アーロと少年
《ネタバレ》 少年に悪意はなかったとしても父親が死ぬキッカケを作った少年をこうも簡単に受けいれてしまうアーロンに違和感。もう少し葛藤が欲しかった。父親が生きてたかのような演出もちょっと悪趣味でなんだかなあという感じ。僕の感覚とは全く合わなくて面白くなかったです。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2017-05-07 02:01:51) |
213. ポカホンタス
《ネタバレ》 子供騙しのストーリーで大した葛藤もなく都合よく話が進んでしまうのが気にはなりますが、見終わった後の余韻は心地よいものがありますね。こういう結ばれない運命の悲恋みたいなのは好きです。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-05-05 22:07:56) |
214. 裏窓(1954)
《ネタバレ》 安全な場所から探偵ごっこを楽しんでいたハズが、そこに犯人が押しかけてきて絶体絶命になるシーンはいいですね。オチの両足骨折もブラックジョークが効いてていいです。グレース・ケリーが美人過ぎ [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-05-04 16:04:35) |
215. ロスト・バケーション
《ネタバレ》 映像が綺麗でアングルやら撮影の仕方が非常に上手いですね。それだけで結構見れちゃいます。最初の方はクジラの背中に逃げたり医療の経験を活かす(やたら痛い)など面白いですが、中盤以降ややアイディア不足で少しダレたのが残念。でも最後は母親のエピソードも上手く消化された綺麗な終わり方で良かったと思います。こういう海のトラブルものとしては僕はオープンウォーター1.2の方がだんぜん好きかな [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-05-02 21:36:23) |
216. 64/ロクヨン 後編
《ネタバレ》 犯人を探し出した方法が父親の執念を描くには良いエピソードだと思いますが、実際にこの方法で犯人が見つかるというのは荒唐無稽すぎるので、これはこれとして別の形で犯人が見つかるというのがベストだったかなとは思います。前・後編と別れましたが、記者クラブとの確執とこの事件の二つを描く意味があまり感じられないので記者クラブの方を省いて一本の作品にした方が良かったと思いますね。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-05-02 15:01:04) |
217. ゴーストバスターズ(2016)
《ネタバレ》 絶対つまらないだろうなと思っていましたが、ケビンがアホすぎて笑えたり女性ゴーストバスターズのキャラも良くそこそこ面白かったです。ビル・マーレーたちの出演など過去作のリスペクトもあり、何よりやっぱりテーマ曲が流れるとそれだけでしびれますね。 ライブ会場の場面が寒かったり、最後があっけなく終わって拍子抜けだとか悪いとこもありますがまあリブート作品としてはがんばったんじゃないでしょうかね。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-05-01 20:34:03)(良:1票) |
218. ラブリーボーン
《ネタバレ》 さすがピーター・ジャクソン!・・とはならない作品。彼が作った作品と考えるとぶっちゃけ駄作ですね。重い雰囲気だったり軽い雰囲気だったりその場その場で雰囲気がガラっと変わりティストに一貫性がなさすぎてみてる側としては辛い。思わせぶりな霊感のある少女も最後まで絡んでこないし別にいなくてもよかったんじゃね?というぐらい必要のない存在でした。彼氏との再会はもっと違う表現方法の方が絶対よかったです。父親が犯人を推測する部分は観客にはいろいろ情報は提示されてますが、父親には全く提示されてないのに暴走しまくりでおかしい。妹が犯人の証拠を見つけて逃げた後の盛り上がるシーンもなんともグダグダした演出で酷いですね。犯人の結末もなんじゃこりゃ?と誰が納得すんのこれ?悪いところをあげたらきりがないぐらいちょっと酷い。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2017-04-23 15:17:52) |
219. マギー
《ネタバレ》 ゾンビ映画という感じではなく人間を描いた作品でこれをどういう風な見方で観たかによってかなり評価が分かれると思います。ゾンビ映画におけるスピーディさとは全く無縁で、常時ゆっくりとした時間の流れの中でなんとも物悲しい感じが終始漂っています。父親であるシュワちゃんが少しずつ蝕まれていく娘に対して苦悩し葛藤し続けますが、結局娘との約束も守れず最後まで決断することが出きずに終わるのは駄目な父親にも思えますが、愛深きゆえの葛藤であり決断しなかったことこそが正解のようにも感じられ、答えはないのかなといろいろ考えさせられます。最後は娘が自身で悲しい決断をしてしまいますがそこで流れる幸せな日々の映像は泣いてしまいますね。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-04-22 21:31:52)(良:1票) |
220. インデペンデンス・デイ: リサージェンス
《ネタバレ》 まあそんなに面白くもつまらなくもない普通の映画って感じですかね。途中のエイリアンの母船が地球を攻撃する場面の絵力はすごくてそこだけワクワクしましたがそれだけかな。軽いノリで生き残っちゃう人たちのせいで悲惨さがあまり感じられなかった。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2017-04-11 22:55:54) |