241. あらしのよるに
《ネタバレ》 メイもガブも色合いが地味なので、映像的には地味でした。ラストは一応 感動的ですが、この先どうするんだろうと考えると、明るい未来は考えられないので、5点です。 [DVD(邦画)] 5点(2012-03-06 20:59:54) |
242. 2112年ドラえもん誕生
《ネタバレ》 のび太に負けず劣らず、ドラえもんもドジで間抜けだったようです。そして、のび太につくすことで、ドラえもん自身が癒されているのだなと感じました。 [DVD(邦画)] 5点(2012-02-17 22:49:47) |
243. ドラえもん のび太の海底鬼岩城
《ネタバレ》 私が見るかぎり、ドラえもんの映画は、「どこか不思議な世界に行き、そこで会った誰かと友だちになる(または争う)」というパターンだと思いますが、この映画は、なかなかその「誰か」が現れず、いつものメンバー(+バギー)だけで展開する時間が長く、前半は退屈でした。 バギーが最後に静香のために命を捨てるシーンは、伏線が効いていてよくできていると思いました。 [DVD(邦画)] 5点(2012-02-17 22:41:24) |
244. ドラえもん のび太のワンニャン時空伝
ドラえもんが好きでない人にはバカバカしく見えるかもしれませんが、ドラえもん好きなら、大人でも引き込まれるように見られる、完成度の高い作品と思います。 [DVD(邦画)] 8点(2012-02-11 22:32:28)(良:1票) |
245. ALWAYS 続・三丁目の夕日
《ネタバレ》 前作と同じように、すごくベタな映画で、ケチのつけどころはいくらでもあるけど、それでもノスタルジーに引き込まれるようにして見ました。前作を見ていないとわからない内容があるので、前作と続けて見ることをおすすめします。原作が漫画のせいか、いくつものエピソードの寄せ集めのように見える。もっとも印象的なのは蛍のエピソードで、今夜の夢に出そうな気がする。淳之介とヒロミはどちらも金持ちになる道を捨てて茶川と暮らすことを選んだが、茶川ってそこまで魅力的な男?という疑問が残るものの、泣ける。個別の俳優では、薬師丸ひろ子が実生活では子どもがいないのに、慈愛に満ちた昭和の母ぶりが前回よりパワーアップしていて、こんなにいい俳優だったかなと思った。それにひきかえ、堤真一は、「容疑者Xの献身」のときも思ったが、どうして何を演じてもわざとらしいのか。まるで一昔前の時代劇を見ているような演技だ。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-06-09 22:10:55)(良:1票) |
246. ALWAYS 三丁目の夕日
以前にも見た作品ですが、久々に見ました。以前は私に子どもがいなかったころに見ましたが、親になった今 見ると、前回とは違った意味でよかったです。すごくベタな映画で、ケチのつけどころはいくらでもあるけど、それでもノスタルジーに引き込まれるようにして見ました。このころは希望に満ちていたんだなあ、2011年には放射性物質の恐怖に日本中がおびえるとは考えてもみなかったんだろうなと思いました。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-06-09 21:57:11) |
247. 沈まぬ太陽
内容からしてしかたがないが、最初から最後まで重い気持ちで見なければならず、つらかった。録画して、何日にも分けて見なければならなかった。特に、最初の事故のシーンはつらくてつらくて、もう見るのをよそうかと思ったが、何とか最後まで見られた。個人的には、豪華俳優陣を揃えた映画は好きではない。西村雅彦は西村雅彦として、小林稔侍は小林稔侍として見てしまい、役柄として見ることができないからだ。しかし、渡辺謙だけは恩地元として見ることができた。本当にいい俳優だと思った。ただ、渡辺謙と三浦友和が同世代の設定なのが非常に違和感があった。この2人の俳優の実年齢は7年9か月の差があり、私の感覚としては、三浦友和は渡辺謙の1時代前の俳優だからだ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-17 10:24:44) |
248. カールじいさんの空飛ぶ家
《ネタバレ》 これは誰をターゲットにした映画なのかわかりませんでした。仲のよい夫婦が子宝に恵まれずに老いていき、妻に先立たれて天涯孤独となった老人が、愛に飢えた子どもとダメ犬に出会い、彼らの間に強い絆が生まれ、新しい生きがいを得るという映画ですが、子どもが見ても、冒頭に描かれた老人の切ない半生は理解できないでしょう。さりとて、大人が見ても、この映画の荒唐無稽な設定と展開に違和感を覚えるでしょう。後半はハラハラドキドキの展開なので、つい最後まで引き込まれて見ましたが、「切ない」か「荒唐無稽」かのどちらかにしてほしかったと思いました。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-02-06 13:25:49) |
249. 私の中のあなた
《ネタバレ》 アナが訴訟に踏み切った本当の理由を知ったとき、悲しく、胸に迫ったが、それならもっとほかの方法があったんじゃないかと思った。結局、ケイトの死の直前の、一番家族が心をかよわせて安らかに過ごしたい時期に裁判でもめてしまい、険悪な雰囲気で過ごしてしまった。そんなことにならない方法があったと思う。もし真実が明らかにされなかったら、アナは一生心の重荷と母からの憎悪を背負って生きていかなければならなかったはずだ。また、アナをケイトのスペアパーツとして人工的に創り出して利用した母から、アナへの心からの謝罪が聞きたかった。ラストシーンで、アナに複雑な表情で愛情を表現する母が映っていたが、彼女はどんな思いでアナを見ていたのだろうか。アナに誠実な愛情を持てるようになったのだろうか。それとも、ケイトと同じ遺伝子を持つアナに、いつもケイトの影を見続けているのだろうか。そんな疑問を残しながら映画は終わる。せめてもの幸いは、アナがそんなことにこだわらずに生きていく強さを持っていることだ。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2010-10-29 12:09:01)(良:1票) |
250. ダンボ(1941)
《ネタバレ》 ダンボは空を飛ぶ象が大活躍する楽しい話だと思って子どもと見たのですが、実際は、子象がいじめと差別にあい、母親とも引き離されるという気分の悪い映画でした。母親のジャンボが子象に「ジャンボ・ジュニア」と名付けたのに、おつぼね風の意地悪な象が「ジャンボというよりダンボね(Jumbo? You mean Dumbo.)」と言い、意地悪なその他の象たちが「傑作」とせせら笑っているのを見て、背筋が寒くなりました。ダンボって悪口なんですね。dumboって「ばか、まぬけ(someone who is stupid)」という意味だと辞書に出ていましたが、oをとったdumbは「口がきけない」という意味です。そういえばダンボは最後まで口をききません。私の子どもはダンボが泣いているシーンを見て、「ダンボ、話さないねえ」と悲しげに言っていました。残り数分になってようやくダンボが空を飛ぶシーンが出てくる展開が、「差別されてつらい思いをしたけど、空が飛べてスターになって幸せになれたよ、痛快でしょ」とでも言いたげで、あまりに安直で不快でした。「耳が大きくて、口がきけなくて、空が飛べない象だったら不幸せなの?」と問いたくなります。それに、あと、お酒を飲んで酔っぱらうシーンと、カラスの歌のシーンが長すぎて飽きました。 [DVD(吹替)] 5点(2010-10-16 22:56:12)(良:1票) |
251. くまのプーさん 完全保存版 II ピグレット・ムービー
プーさんの映画では、「ティガー・ムービー」ではティガーを探し、「クリストファー・ロビンを探せ」ではクリストファー・ロビンを探し、そしてこの「ピグレット・ムービー」ではピグレットを探し....、あんたらどうしていつもお互いを探し合いっこしてるんかい?とつっこみたくなりますが、そういった「探す」映画では一番のできだったと思います。というのも、ほかの「探す」映画では、探す過程が描かれているので間延びしてしまうのに対し、この映画ではピグレットを探しながら過去の思い出を語っているので、探す過程よりも3つの楽しいお話が楽しめるからです。プーさんの映画全般にいえることは、クリストファー・ロビンという少年とぬいぐるみのお話ですから、ちょっと困ったキャラクタが出てくる程度で、悪人が一人もでてこず、登場人物(動物?)がみんな純粋なので、気持ちがいやされます。中でもこの「ピグレット・ムービー」は、登場人物が全員お互いを暖かい気持ちで思いやっている様子が描かれ、見ていてやさしい気持ちになれます。プーさんの初代声優の八代駿さんの遺作と思って見ていたせいか、切ない気持ちがしました。 [DVD(吹替)] 8点(2010-10-14 00:19:44) |
252. アバター(2009)
レンタルDVDで小さい画面で見たので、映像のきれいさより、ストーリーの平凡さのほうが気になります。平凡なストーリーのわりに、いかにもジェームズ・キャメロン的な大げさな映像は、見ていて空虚な感じがします。私は、自分の息子の友だち(幼稚園年少)が仮面ライダーやウルトラマンやゴセイジャーをテレビで見て、現実との区別もつかずに暴力を振るうのを苦々しく思っているくらい暴力を嫌悪しているので、こういう大量殺戮シーンを見ていると気分が悪くなります。ストーリーは平凡で、大量殺戮シーンはあるけど、それなりに引き込まれて、長いけど最後まで一気に見ました。でも、1回見ればもうたくさんです。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-03 13:04:05) |
253. 容疑者Xの献身
《ネタバレ》 映画としては非常におもしろかったのですが、疑問点が多数残りました(原作未読なので原作を読めば解決するのかもしれませんが)。【目隠シスト】さんの意見に賛成で、そもそも富樫の遺体を完全に隠蔽すれば、誰も殺人のあったことに気付かなかったのではないかと思います。それと、富樫の身元確認をするときに、旅館の遺留品をもとにするなんてことがあるのでしょうか。旅館に泊まっていたのが富樫であることが立証できないのに。また、堤真一の演技をほめているレビューもありましたが、私はもっとほかの適役がいなかったのかなと終始違和感を感じながら見ていました。いかにも作っている不自然な演技でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-07-09 11:06:03) |
254. くまのプーさん/クリストファー・ロビンを探せ!
《ネタバレ》 3歳の息子がプーさんが大好きなので見ました。最初と最後で、プーさんとクリストファー・ロビンが仲良く遊びながら「いつまでも一緒。僕が100歳になっても」と言っているあたりは、胸がジーンときます。でも、クリストファー・ロビンを探す冒険のシーンは冗長で早回ししたくなります。3歳児にとっては恐いと感じるシーンもあったようです。ただ、挿入歌の「いつまでもずっと」「どこにいるの?」「何もかもが最高!」は秀逸です。 [ビデオ(吹替)] 5点(2010-06-17 10:44:35) |
255. ピーター・パン(1953)
インディアンの描写が差別的だし、ピーターパンのどこがヒーローなのか、さっぱりわかりませんでした。フック船長は、ピーターパンに敵愾心を持っていることと、タイガーリリーやウェンディたちを誘拐したこと以外、あまり悪いことをしているように見えず、むしろピーターパンのほうが残酷で人情に欠けるように見えました。3歳児に見せるんじゃなかったと思いました。 [ビデオ(吹替)] 5点(2010-03-20 02:46:56) |
256. つみきのいえ
たしかに しみじみとした いい話ですが、短編とはいえ、「それだけ?」と思いました。同名の絵本も読みました。絵本との違いは、絵本には映画にないエピソードが多数盛り込まれていて、詳細に説明されていることと、おじいさんが海の中に落としたものと、ラストシーンです。絵本は3歳児に読み聞かせましたが、いまひとつわかっていない様子。アニメ(映画)も絵本も、子ども向けというよりは、人生経験を重ねた大人向けかなと思いました。おじいさんは食料は自給自足していますが、家の材料を買ったり、行商人から買い物をするときのお金はどうしているのかなと思いました。家の中に全財産があるとしたら物騒だし、船に乗って銀行へ出かけている様子もないし、郵便屋さんが年金を届けてくれるのでしょうか? [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-03-10 01:04:19) |
257. おくりびと
思っていたよりずっとよかったです。身内の葬儀のときを思い出しながら、引き込まれるように見ました。モッ君は本物の納棺師かと思えるくらい鮮やかな手つきで、さぞかし練習を重ねたのだろうと思いました。7点つけたかったのですが、広末涼子が出てくるたびに気分が白けるので、マイナス1点です。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-03-01 22:53:29) |
258. チェンジリング(2008)
実話だからしかたがありませんが、「これで終わり?」と思いました。気分の悪いシーンが多くて、見ていてつらかったです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-01 22:46:40) |
259. スノーマン<TVM>
3歳の息子がこのDVDが大好きで、もう何回見たかわかりません。大人の私も、結末がわかっているのに、いつも最後には「いい映画だな」とじんわり来ます。息子はスノーマンの絵本も繰り返し読んでいますし、この冬にはスノーマンと同じ みかんの鼻の雪だるまを作るほど、この映画にとりつかれています。 (後日談) 9歳になった息子と、この映画の続編?の「スノーマンとスノードッグ」を見ました。「スノーマンとスノードッグ」はこのサイトに登録がないようですのでこちらに感想を書きます。「スノーマンとスノードッグ」もいいんですが、オリジナルの「スノーマン」の二番煎じですし、「スノーマン」のような鳥肌が立つような、涙が出るような感動は皆無。繰り返し見たいという気にもなれません。それに、あの「スノーマン」の感動を台無しにされたような気がします。おまけに「スノーマン」があんなに好きだった息子が、9歳になった今は「スノーマン」を見たことも忘れたそうです。「スノーマンとスノードッグ」の男の子はなぜか母子家庭。「スノーマン」ではお父さんがいたのに、どうしちゃったんでしょうか。 [DVD(字幕)] 9点(2010-03-01 22:42:05) |
260. 手紙(2006)
No.83【ひであき】さんのレビューの前半とほぼ同じ感想で、本当にいくらでもケチがつけられる作品でした。私は【ひであき】さんのレビュー後半にあるような心を引き止める点は感じられませんでした。見たのは時間の無駄だったと思いました。原作はもっとましなのでしょうか。 [地上波(邦画)] 5点(2008-08-02 14:04:57) |