2981. 女王陛下の戦士
だいたい、バーホーベンと言ったらエロかグロかのどちらかが必ず入ってるわけで、その両方の要素がないこの作品はとても異色作な気もします。でも、この作品の舞台は第二次大戦時で、その時はバーホーベンさんは少年だった。その時の過激な体験が彼の作風になっている。だから、一見異色に見えても、実はこの作品は他の何よりもバーホーベンらしいものなのかもしれません。 5点(2004-08-24 19:49:11) |
2982. 四月の魚
確かに幸宏の演技は微妙だった(笑)。でも、よくも悪くも高橋幸宏ですな。暖かく、爽やかな映画です。テーマ曲もなかなか。 5点(2004-08-24 19:34:34) |
2983. アベンジャーズ(1998)
うむ、確かにつまらない(笑)。ユマ・サーマンの体に張り付くボディ・スーツ姿に3点を。 3点(2004-08-24 19:27:14)(笑:1票) |
2984. D-TOX
前半、愛する者を失ったことに対するスタローンの悲しみは伝わってきたのですが、その後の更生施設からどうも妙な展開になっていき、よくわからない犯人の動機のせいでなんだかモヤモヤ感が残りました。最近のスタローンはかなり落ち目時なんで、またあの黄金期のようにぜひとも復活してほしいものです。 4点(2004-08-24 19:24:34) |
2985. 散歩する惑星
うわぁ、これまた困った映画だなぁ。まったく理解不能です。眠気と戦いながら観ました。 4点(2004-08-24 19:14:16) |
2986. メッセンジャー(1999)
エンディングのラップがいい! 6点(2004-08-24 19:09:29) |
2987. ヒドゥン2
ビデオのパッケージにマクラクランが載ってたから、「お、マクラクラン続編にもでてんじゃん」と思って借りて見たら、、、、出てないじゃん!前作に出てきた人たちはこの作品には誰一人出てきません。話そのものは、次々に体を乗り換えていく悪玉エイリアンを追う善玉エイリアン、という、前と同じことをやってるにもかかわらず、このつまらなさは一体なぜ!? 3点(2004-08-24 19:08:01) |
2988. 呪怨<OV>(2000)
僕は映画板のほうが怖かったけどなぁ。時折ぎょっとするシーンはあるけど、そもそもフィルムで撮影してなくて、映像の質感が怖くないんですよ。 5点(2004-08-24 19:02:57) |
2989. 呪怨2 (2003)
あぁ怖かったぁ。初っぱなからあの白塗り坊やが出てきて快調に飛ばしてくれますよ。一時流行った貞子シリーズなんかより僕はこの呪怨シリーズの方が全然怖いと思うなあ。ハリウッド版のほうもとても楽しみですね。 6点(2004-08-24 19:01:07) |
2990. 無敵のハンディキャップ
障害者のプロレスがあるなんて知らなかったなぁ。手加減なしで思いっきりやるんだもんなぁ、流血は当たり前。普通は、人間みんな同じだよ、て差異をなくそうとするのが世間ですけど、そういう空気をわざとぶち壊そうとしてる。やることも意図も文字通り体当たりで勝負。 6点(2004-07-29 03:43:43) |
2991. スリー・トゥ・タンゴ
ゲイネタをずっとひっぱって笑わせようとしてるけど、それ自体がどうしても笑えない。「イン・アウト」なんかがそれと同じだけど、笑いにまでもってくるには、もっと型破りさか、または毒がほしいところ。 4点(2004-07-29 03:33:48) |
2992. ニューヨーク・ストーリー
一番面白かったのがウディ・アレンのやつかな。母親と息子の絶妙なコメディ。発想の素晴らしさ。やっぱりウディ・アレンは天才ですね。次によかったのがスコセッシのやつ。コッポラのはほとんど印象にない、、、。 6点(2004-07-28 01:23:25) |
2993. 第3の選択/米ソ宇宙開発の陰謀~火星移住計画の謎
こりゃひどい、、、、。ドキュメント風ですが、もちろんフィクション。こういう妙な代物を作るから似非科学やオカルトが出てきちゃうんじゃないですか。登場するなんたらかんたらっていう宇宙飛行士も実在しませんからね。 3点(2004-07-28 01:17:58) |
2994. ジーザス・クライスト・スーパースター
60年代だったか70年代だったか、アメリカの若者の間で「ちくしょう!」「くそったれ!」ていう汚い言葉を「ジーザスクライスト!」と言って表現するのが流行ってたんですね。反対の言葉で言って相手にショックを与える。この映画はそういうノリに近いですね。キリストの描き方、聖書をロックで料理する。観る者にショックを与える、、、。 6点(2004-07-27 02:39:30) |
2995. フル・ブラント
まれに見る親子の競演だと言うのに、なぜこんなしょぼい映画になってしまったのか、、、、。TV映画並みの代物。 3点(2004-07-27 02:14:34) |
2996. キラーハンド
オリバー・ストーンの監督2作目。プラトーン以前ですから、もう初期の初期ですね。苦悩する主人公という点では一環してますが、まだストーンらしさみたいなものが出来上がってない時ですね。片手を失ったマイケル・ケインさんは段々と精神が病んできちゃって、現実と妄想が当人としてわからなくなっちゃう。その苦悩っぷりが説得力を持って見ているこっちも一緒に病んでくるようになればいいんですが、どうもそこまでの力が足りないですね。もっと引き込ませる何かがほしい。 5点(2004-07-25 02:56:02) |
2997. ロスト・ソウルズ
ほんと全然怖くない。おまけにラストがあっけなさすぎる。これは確実にストーリーの問題でしょうな。カミンスキーさんの初監督作だそうですが、確かに映像はこだわっては感はあるけど、それよりも監督としてもっとストーリーの方を重視してほしい。お客さんは映画の色調で面白さを判断するんじゃなくて、話で判断するんだから。 3点(2004-07-25 02:41:04) |
2998. 欲望(1966)
とても哲学的な映画ですね。真理の追究、意味、関係的と現象的、そういったことが要素としてあると考えられます。「人間は意味を求める動物である」とヴィクター・フランクルは言いましたけど、証拠や死体が消失する様はまさに意味の喪失だと言えます。トーマスは写真を並べて物語を構成し、意味付けを行う。それで殺人事件だと判断して、自分で公園に行って死体を見つける。だけど写真は盗まれ死体も消えてしまう。意味がなくなってしまった。それって不条理でしょう。現実というのは不条理の世界ですから。その後のギターを壊して、その破片を手に入れて外に出たら捨ててしまう、ていうのも、要するにあのライブハウスの中では貴重なものだという意味付けが、外へ出たらなくなって単なるゴミに変わってしまう。現実の不条理さを端的に表していると思う。その後で友人と死体を一緒に見に行ってくれと誘い、写真を撮ろうとする。これは現象的と関係的の要素があります。例えば、幻覚を見たら、それは関係的にはその幻覚で見えているものはないものだと言う事になるけど、現象的に言ったらあることになる。幻覚が見えている人にはそれは実存するわけです。トーマスは、自分の見たものは実際に存在するものだと証明するために、友人を誘って、写真を撮ろうとした。関係的証拠を求めた。だけど、断られ、一人で見に行ったら死体は亡くなってた。自分の見たものは果たして本当に存在したといえるのか?「誰もいない森で木が倒れたら音がするか?」というおきまりの哲学的問題がありますけど、この場合は、物的証拠がない場合、自分の見た殺人事件は、死体は、本当にあったと言えるのか?裁判だったら物的証拠がなければ裏付けがないので存在しないことになっちゃう。ラストの見えないテニスもそういう要素を含んでるし、最後は主人公がさーっと消えて終わる。あの最後によってこの問いが観客に向けられる。この主人公は、実際に存在したと言えるのか?例えば、世界には60億を越える人間がいるけれど、あなたはそのほとんどの人と出会ったことはない。出会ったことがない人を存在しているとどうして言えるのか?この映画は真理を求めようとして意味を喪失してしまうなんとも不条理な映画です。だから僕がこうやってこの映画に意味付けをしても、この映画はするりとその意味付けをかわしてしまう!まるで救い上げようとしても、手からこぼれおちる水のように。 8点(2004-07-24 03:10:14)(良:2票) |
2999. 9|11 N.Y.同時多発テロ衝撃の真実
9.11の映像はもう何度見てもまったく慣れないですねぇ。よく「歴史の生き証人」という言葉が使われますけど、テクノロジーが生み出したそれまでになく確実性と具現性を持った「歴史の生き証人」が映像だと思うんですね。人間だったらいつか死んでしまうし話は記憶と関わってるから確実なものではないし、具現性に乏しいものでしょう。それまでもっとも確実なものは書物だけだった。書物は人間と違って死にませんからね。だけど具現性に乏しい。映像はこの確実性と具現性を両方兼ね備えているわけですよ。今、巷に溢れてる映画、映像はほとんど価値のないものばかりだけど、でも映像の存在する意義は何かと言ったら、そこにあると思いますね。こういう優れたドキュメンタリーを見るとつくづくそう思います。内容に関しては、そうですね、人が飛び降りるあの凄まじい音。ダーーーーン!っていう爆発したみたいな。あれは強烈ですね。この兄弟は、遺体は映してはいけないものだ、ていう立場をとった。この倫理に関してもすごく関心しますね。遺体を映す映さないっていうのはドキュメンタリー作る人では考えが違う。一線を越えるか越えないかみたいな。勿論、悲惨なシーンを見せてもそれは凄く訴えてくるものにはなるけど、倫理的にどうかっていうのがありますよね。 9点(2004-07-23 01:23:15) |
3000. レボリューション・めぐり逢い
アメリカの自由を愛する精神は、独立戦争から来てるわけですね。それにしても、僕もDVDで観ましたけど、確かに画質は悪かったですね。ストーリーも、なんだか焦点があってない感じで、感情揺さぶられるところがどこかわからないですねぇ。評価が悪いのも致し方ない感じがします。息子を守る父親、その点だけですかね。 5点(2004-07-23 00:45:11) |