561. リピーテッド
照明やカメラアングルなど、映像的には手の込んだ作りになっていてそこは評価したい。ただ脚本はありきたりで凡作。血だらけの状態でホテルからマネキン工場まで行った経緯が不自然すぎ。で普通そこからホテルのチェックインや血痕や指紋等で浮気相手がすぐに警察に分かるはず。リアリティをあまりにも無視しすぎです。ただ全体的な雰囲気だけは良かったです。 [DVD(字幕)] 4点(2015-12-05 07:57:58) |
562. ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス
原作は読んでないけど多分、多感な少女の成長物語に主軸を置いてるんでしょうね。まあアクション青春ムービーですね。次回の完結編ではド派手なアクションに期待したいです。 [DVD(字幕)] 4点(2015-11-23 20:00:38) |
563. 映画 暗殺教室
《ネタバレ》 漫画原作の実写化にしては良く出来ている方だと思います。テンポもよくあまり間延びしないのもGOOD!殺センセイも違和感なく溶け込んでてこれまたGOOD!脇を固めるベテラン俳優さんたちの演技力もこれまたGOOD!そしてなによりも、羽住監督がこの原作に対して「リスペクト」をしているのがひしひしと感じられたのが嬉しかった。原作の持っている「らしさ」を損なうことなく、短い時間の中で非常にスマートな仕上がりになっており、尚且つ見せるべきものをしっかりと抑えていてまさに職人技ですね。ただラストの脱出は種明かしをして欲しいかったな~。それがこの作品の肝なんだから。まあ何だかんだでそこそこ楽しめました。次回作の卒業編は劇場に行こうかな・・・。 [DVD(邦画)] 6点(2015-11-08 14:57:18) |
564. フォックスキャッチャー
非常に地味な映画です。地味が故に監督の手腕が問われます。その難問をベネット・ミラーは見事にクリアしてくれた。淡々と物語が進む中にきっちりと登場人物たちの内面を、丁寧に丁寧に、これでもかというくらい丁寧に描ききった。なのでどっぷりと感情移入することができ、常に緊迫感を維持しながら鑑賞することが出来た。ジョン・デュポンを演じたスティーヴ・カレル。どこを見ているのかよく分からない生気のない視線はとても印象深く、まるで機械人形のようだ。おかげでラストの発砲にいたるまで気が抜けませんでした。ほんと、見事な演技には脱帽です。ジョン・デュポンという人物ですが、彼が抱えていた闇は、多くの人達の中にあるものだと思う。他人事ではなく、写鏡のようで正直怖くなりました。明日は我が身かと。偉大な兄の存在にジレンマを抱えるマークもまた、他人事ではなかったです。この映画は非常に地味で、観る人によって評価は分かれると思います。ただ私は登場人物たちと怖いくらいシンクロ出来てしまったので、この点数を付けました。あと、テーマ曲のピアノの旋律も淡々としていて効果倍増でしたね。 [DVD(字幕)] 8点(2015-10-25 08:34:39) |
565. 風に立つライオン
《ネタバレ》 B級テイストの作品を得意とする三池崇史監督が、まさか壮大なヒューマンドラマを手掛けるなんて・・・。もうビックリ!でその感想ですが、確かに感動はしますし、いいお話だな~とも思います。主役の大沢たかおもなかなか良い!しかし何というか、大沢たかおの日本の恋人さん関連のシーンがちょっと多すぎで、少々ダレます。その分をカットしてもう少しコンパクトにまとめた方が良かったかも。まあそうは言うても原作がそうなら仕方ないのかも。サンダーバードがシュバイツァーの伝記になってしまったとこは、良い終わり方でした。好きです、こういうの。 [DVD(邦画)] 5点(2015-10-22 22:33:59) |
566. トゥモローランド
夢を追い諦めるな!そう言って見せてくれる夢の世界未来の世界トゥモローランドですが、荒唐無稽な中二病丸出しのトンデモな世界。一瞬崇高なテーマのように錯覚しそうになるが、よくよく冷静に考えると非常に危険な映画だと気付く。たしかにエンターテイメントとしては面白い作りになってはいるが、空飛ぶ車やジェットパックはただのギミックで、そこに本当に幸せや平和はあるのか?上辺だけ格好つけてて中身のないナンパ野郎じゃないか。人々の暮らしが豊かになることと、地球が平穏であることは別の話なのにね。未来の映像を人々に植え付けて洗脳しているのならこの映画そのものも、洗脳だよ・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2015-10-19 21:45:53) |
567. 王妃の館
純金の額縁に三流画家の描いた絵がハマってる感じ。取ってつけたような設定ばかりで、登場人物の誰一人として際立つ存在が全くいない。仰々しいミュージカルはもはや、どうだ凄いだろう、を前面に押し出しているようで観ていて辛い。ただ唯一この作品で褒めるところがあるとしたらそれは、かなり掛かったであろう製作費をサラリと流しているところ。よく日本の映画で海外ロケなんかに行くと、観光名所や街の外観なんかをじーっくりと見せ、正直意味のないシーンが多かったりする。でもこの作品はルーブルや王妃の館をあくまでも「一部」として扱っており、嫌味になっていない。ま、そこくらいでしょう。 [DVD(邦画)] 2点(2015-10-18 12:50:27) |
568. メイズ・ランナー
《ネタバレ》 迷路が舞台であり主役のはずなのに、それ自体がそんなに生かされていなかったのが残念。もっとスリリングな展開を期待していた。謎解きの部分も少なかった。地球上が太陽に焼き尽くされたとか言ってたけど、あの迷路の中のあの青々とした緑は何なんだ!?もし人工的なものならそれなぜもっと有効活用しないんだ!?不思議・・・????それと男性ばかりを送り込んだ意味も分からないし、唯一のヒロインも存在感薄すぎ!まあそうは言っても後二作、観ちゃいますけどね、きっとw [DVD(字幕)] 5点(2015-10-12 23:13:49) |
569. エイプリルフールズ
《ネタバレ》 この映画そのものが嘘!ヤクザの親分に近付く男に何もしない子分たち。いとも簡単に銃を扱ってしまう一般女性。素人のコーラスをステージに上げて自分らは何もしないプロの歌い手たち。指名手配で逃走中な男が堂々とレストランで食事。プロのハイヤードライバーなくせに思いっきり後ろを振り返っての運転。絶対にありえない報道番組の嘘報道。とにかくあれもこれもがバカバカしい。最後にUFOを登場させた真意が全くわかりませんでした。でもまあ、バカバカしいなりの楽しみ方は出来たので5点にしました。あと、ゲイのエピソードは一番シンプルで結構好き。 [DVD(邦画)] 5点(2015-10-12 00:09:47) |
570. 新宿スワン
《ネタバレ》 堅気な自分には、キャバクラや風俗に女の子を紹介するスカウトとヤクザやさんとの違いが分からない。殺しはやらないヤクもやらない。でも暴力や恐喝はする。でラスト、あっけなく秀吉は殺されてしまう。ん~・・・ほんと分かりません。大体あれだけいた秀吉の舎弟分たちは、みんなどこにいっちまったんだい!?不思議。秀吉が孤立無援になるまでの過程がなさすぎです。全体的に力技で押し切っている感じのする映画です。ただ龍彦役の綾野剛のハマり具合が異常な程良く、龍彦が愛おしい存在になったことは素直に評価したい。 [DVD(邦画)] 5点(2015-10-05 00:08:48) |
571. カリフォルニア・ダウン
《ネタバレ》 人命救助という職務を投げ捨て、自分の家族の救助活動を優先する主人公。それを了承する本部。猫の手も借りたいほどの大災害が起きている中で、ここまで勝手な救命士も、ある意味火事場泥棒と何ら変わらない。トンデモな設定だし、毎度毎度お決まりの家族離別のマンネリも、正直覚悟の上だった。単純に凄い映像体験がしたい!ただただそれだけ。なのでトンデモもマンネリも逆に、両手を広げてウエルカムでしたね。でお目当ての映像ですが、いやぁ~凄い!凄すぎる!どこのシーンも凄かったけど、一番のお気に入りは、押し寄せて来る津波を突破しようとしたら、巨大なタンカー船が目の前に現れたそのシーンですね。あれはヤバかった。マジメにおおぉ!って度肝を抜かれましたよ。ヒロイン役のアレクサンドラ・ダダリオちゃん・・・う~んなかなかキュート!透き通る瞳と魅力的なボディは小悪魔な印象を与えるが、この作品で見せた凛々しさは今後、新たなアクションヒロインの誕生を予感させてくれた。それとロック様ことドウェイン・ジョンソンは、レスラーから転向した役者としては珍しく、成功したほうと言えるでしょう。演技は置いといてねw 最後に一言。映像だけは楽しめると思います!劇場での鑑賞をススメます。以上。 [映画館(字幕)] 6点(2015-09-22 15:47:16)(良:1票) |
572. ピクセル(2015)
《ネタバレ》 最近の洋画、特にSFやアクション物はとにかく吹替が多い。大体の劇場は吹替が主流になってきた。オリジナリティを重んじる私にとって吹替は、あまり好ましくはない。しかし色々な都合上、今回は吹替版で鑑賞した。結果・・・ありだな!はい!吹替いいと思います。はい!特にこの作品は、ゲームな世界、それも日本でも馴染みのあるものが多く、すんなりと入り込むことができた。さらに言えば、吹替を担当された方々の、ちょっとした小ネタも楽しめてお得な気分になれた。お前はもう、死んでいる・・・ウケたwww で本編の感想ですが、う~ん・・・予告編のまんまですな。極めてイカしたアイデアがあるわけでもなく、一風変わったドラマ展開があるわけでもなく、ただ予告編で見ていたものがそのまんま展開されるだけです。世界を巻き込んでの戦いなのに、なぜか小ぢんまりとした戦いでスケール感はゼロ!クライマックスのN.Y.決戦も非常に淡白であっさり味に。ラスボスのドンキーコング、1ステージで終わりって・・・オイ!ハンマー投げて終わりって・・・オイ!なんだかなぁ~・・・(^_^;) まあチートはナイスアイデア!とそこは素直に思いました。 [映画館(吹替)] 5点(2015-09-20 19:41:17) |
573. ジュラシック・ワールド
《ネタバレ》 コンビニで雑誌を斜め読みするように映画を観るならDVDで十分。だけど映画の世界にどっぷりと浸かりたいならやっぱり映画館で観るべき!この映画はまさにそう。これ、DVDで観てたら絶対に感じかた違ってたはず。なぜならお話自体、あっ!と驚くような仕掛けがあるわけでもなく、お決まりのコイツ死ぬな~きっと、はほぼ高確率でビンゴ!正義の味方と化したT-REX&ヴェロキラプトルに関してはもはやリアリティなんかクソくらえと言わんばかりの、何でもありなハリウッド万歳!だけどそんな非常識な感覚を常識へと麻痺させてくれるのが、映画館のでっかいスクリーンと大音響なんです。観るか観ないか迷ったけど、やっぱり映画館で観てよかったです。 クリス・プラットは今後の活躍が期待できそう。目で語れる俳優ですな。 [映画館(字幕)] 7点(2015-09-12 18:26:38)(良:1票) |
574. ワイルド・スピード/SKY MISSION
《ネタバレ》 「スカイミッション」ていうのは日本の配給会社が勝手に付けたサブタイトル。でもなんか良かった。前半の車のスカイダイビングでてっきりスカイは終わりかな、て思ったら、ビルからビルへスカイ!攻撃ヘリ&ドローンでスカイ!ラストはそのヘリへのスカイ!とスカイてんこ盛り!アクションとして十分楽しめました。それと個人的にロック様が好きなので、ロックボトムが出た瞬間、もう歓喜で胸が熱くなりやした! ラストの待ってましたの登場も超格好良かったぜ(^-^)v ただラストシーン・・・これ急遽差し替えた感じがしてちょっとね・・・(^_^;)感傷的になるのもいかがなものかと、はい。 [DVD(字幕)] 6点(2015-09-05 18:59:40) |
575. ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密
《ネタバレ》 せっかく舞台を大英博物館にしたのに、ちょっと小粒な感じが残念。それとランスロットとの追いかけっこもショボすぎ。小ネタだけで何とかしようとしているせいか、全体的に大味な印象しか残らない。肝心要の石版の秘密も月に照らせばOKって、それだけかよ!ポンペイの火山爆発、CGていうオチかと思ったら本物って・・・オイオイ、どんな展示物やねん!(笑) 劇中、ロビン・ウィリアムズ氏演じるテディが蝋人形に戻っていくシーン、なんか胸が痛くて辛かったです。 [DVD(字幕)] 4点(2015-08-24 20:54:36) |
576. 西遊記 はじまりのはじまり
バカバカしいものを生真面目に作る!←これ超好き!なのでもちろんこの作品にはただそれだけを求めて鑑賞しました。結果的には生真面目加減がやや中途半端に感じられました。この手のモノにあれこれ言ったも仕方がないし、ご愛嬌で大概済ませるもの。分かっていますよ、もちろん。ただね、ここまでやったんならもう一段上にいけたんじゃないかって思えたんです。別にハリウッドと肩を並べる云々ではなく、予算の範囲内でまだ出来ること、やれることがある気がするんです。編集の仕方やカメラアングル、表情や仕草、台詞などいくらでもブラッシュアップ出来そうですよね。どうも中国映画特有の、ある種の悪ノリがこの映画を平均値止まりにしているようです。あとGメンは、いかがなものかな~・・・。(^_^;) [DVD(字幕)] 4点(2015-08-23 07:44:26) |
577. バンクーバーの朝日
始まってからこの作品に引き込まれるまでが長い。野球映画というよりは歴史映画。群像劇があまり得意でないのか、個々の掘り下げ方がイマイチ。色々なエピソードを数珠繋ぎにしているみたいで、まるでドキュメンタリーな印象が残る。もっとバンクーバーサイドの登場人物と濃密なやりとりがあっても良かったかな。ちょっと蛋白で物足りない。でもこの映画を観て思ったことは、やっぱり戦争は嫌だなってこと。別に憎み合ってるわけでもないのに、無理やり敵同士にさせられて、大事なものをたくさん奪われる。ほんと、戦争反対! [DVD(邦画)] 5点(2015-08-21 19:20:31) |
578. アメリカン・スナイパー
《ネタバレ》 オープニング、屋上から子供を狙うスナイパー。場面変わって鹿狩りのシーン。父親とその息子。先ほどのスナイパーと父親が同一人物に見える。あぁ、数日あるいは数ヶ月前の回想シーンか。そう思い鑑賞を続ける。ところが!あれ?れれれ?実は息子のほうが主人公だったというオチ。そこにつまずいてしまったのが残念。お父さん役の人、もう少し雰囲気の違う人にして欲しかったな~。あとイーストウッドにしては珍しく、アメリカ側を正義として描いていて、ファンとしてはやや戸惑ってしまった。反戦でもなく、あくまでも一人の人間のドラマとしてまとめあげたから仕方ないのかと納得。ただその一人の人間の葛藤が、物凄く感じ取れたかというとそれもまた微妙。精神を病んで家庭崩壊か?でも意外と苦悩もそこそこな感じで、気が付けば元の明るい家庭に。だから主人公に対してさほど感傷的にはなれなかった。ただね、総合的な演出が良いせいか、しっかりと最後までドラマに集中することも出来たし、何よりやっぱり戦争は怖いなと感じれた。合法的に人が殺せるんですから・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2015-08-13 11:55:24) |
579. 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
《ネタバレ》 オリジナル劇場版・宇宙戦艦ヤマト。そうきくと、感受性豊かな青少年期にヤマトをリアル体験した人には恐らく、あの「さらば宇宙戦艦ヤマト」を思い浮かべるだろう。それほどまでに「さらば」は、今でも多くのヤマトファンの心の中に深く根付いているといってもいいでしょう。そして今回、見事なまでに今風にアレンジされ、尚且つクオリティの高さを見せつけてくれた「宇宙戦艦ヤマト2199」のオリジナル劇場版の登場となった。「2199」はファンの間でも評価が高く、私自身もオリジナル・ヤマトと切り離して楽しむことができた。なのでこの星巡る方舟には否が応でも期待は高まった。結果、ちょっと違った。思ってたのと、期待していたのと違った。画は綺麗だし戦闘シーンも迫力満点。ストーリーもまぁ良くも悪くもらしさ全開。でもね、足りないんです。そうです!圧倒的に強い敵が!「さらば」が今でも鮮烈なのは、あまりにも強大で、絶望感を与えまくった敵の存在なんです。それがこの「2199」の敵はショボすぎて、手に汗握って”頑張れヤマト!”て応援することも出来なかった。まぁ一応階級がそんなに上級じゃない奴みたいだったから仕方ないのかもしれないし、この後にまだ続編作るかも、なニュアンスも感じはしたけど、でもね、それでももうちょっとヤマトを窮地に追い込んで欲しかったな。劇場版というよりは、テレビスペシャル版な方がしっくりきたかもw 最後に姿を見せた静謐の星「シャンブロウ」は、劇場でこそ観るべきとちょっと後悔しました。点数も変わってたかも?ただジレル人がそこそこいたからビックリ!全然滅んでないやん!じゃんじゃんw [DVD(邦画)] 5点(2015-08-12 17:42:15) |
580. プリデスティネーション
《ネタバレ》 タイムバラドック、タイムトラベル、その類のものが好きで今までかなりの作品を観てきました。で、正直言ってこの作品、ダントツで気持ち悪です。頭がぐっちゃぐちゃになります。もうね、何が何だかで脳みそ引っ掻き回されている感じです。途中で退屈になってきて、いったんストップしようかと思ったんですが、なんとな~くそのまま見続けていたら、あらまあトンデモな展開に!そこからは一時たりとも目が離せなくなっちゃいました。凄い!凄すぎる!てか悲惨すぎ。可哀想すぎ。ただイーサン・ホークがどのタイミングで爆弾魔になったのか?その爆弾魔の始発点がちょっと分かりにくい。ノートに書き出してみたけど、いつのタイミングで爆弾魔になったのかやっぱり分かりにくかった。自分の解読力のなさが悲しい・・・。゚(゚´Д`゚)゚。 この作品を多くの人と語り合いたくなりますね。はい! [DVD(字幕)] 6点(2015-08-07 21:14:01)(笑:1票) |