621. 地球へ2千万マイル
アメリカやりたい放題でイタリアと外交問題に発展してもおかしくない展開。ではありますが、見た目が結構愛くるしくて性格も凶暴で無い怪獣にほのぼの感「ま、野暮な事言わんでいいか」 ただ、とってつけたかのようなロマンスに白けてしまう「それは要らん」 気楽に眺められた作品。 [DVD(字幕)] 6点(2022-11-05 19:23:48) |
622. ランドシャーク/丘ジョーズの逆襲
脚本の安さに目くじらたてるべきではないにしても、サメを筆頭にビジュアル全ての超絶お粗末さは大人が作ったものとは思えないシロモノでした。 [DVD(字幕)] 1点(2022-11-03 23:53:08) |
623. ワイルド・アパッチ
先住民と騎兵隊の単調な追いかけごっこがダラダラと続き、眠気覚ましというかアクセントというか、度が過ぎた残虐描写が挟まれます。白人様の一方的な目線に白けてしまいます。この手の作品この手の役柄がはまり役バート・ランカスターが訳知りオヤジを通常運転で演じておりました。アルドリッチの反骨精神が見つけられませんでした。 [DVD(字幕)] 3点(2022-11-03 23:35:32) |
624. シャネル&ストラヴィンスキー
アンナ・ムグラリスはシャネルのミューズを務めた事もあってお美しいのですが、耳障りな声質での棒読み台詞回しにウンザリ。お目当てマッツ・ミケルセンはお尻(+5点)に目が釘付けとなりました(恥)が、夫として父親として愛人として煮え切らなく、退屈な不倫劇でした。 [DVD(字幕)] 5点(2022-11-03 23:22:48) |
625. 傷だらけの挽歌
因業婆さんと頭のネジが外れているマザコン息子のキャラは立っているものの、誰一人として感情移入出来ない面々がドンパチやってるだけのつまらない展開に嫌気がさす。アルドリッチらしからぬカタルシスの無い凡作。 [DVD(字幕)] 4点(2022-11-03 02:01:00) |
626. 血を吸うカメラ
《ネタバレ》 おどろおどろしさを覚悟した邦題でしたが、さにあらず。 幼少期、父親によって研究実験台にされたトラウマを抱えた青年の殺人願望がねちっこく描かれています。 カール・ベームの息子さん(無限へぇ)カールハインツ・ベームから窺える品の良さもあってか、単なる変態には見えませんでした。 恐怖におののく顔だけ見せて、その瞬間及び遺体を見せない演出に好感。 とりわけフィルムを見るアンナ・マッセイの微笑みから恐怖に至る顔は圧巻。 批評家さん達から袋叩きにされて名匠が追放された作品には到底思えません。撮影方法に問題があったのでしょうか? [インターネット(字幕)] 7点(2022-10-31 15:24:57) |
627. プロジェクトV(バイオント) 史上最悪のダム災害
エンディングの荘厳な音楽と流れるテロップに意気消沈。 金儲けの為にデータが示す事実をねじ曲げる恐ろしさを嫌と言う程見せつけられました。 お目当てダニエル・オートゥイユ演ずる諸悪の根源のその後を見たかったところです。 [DVD(字幕)] 6点(2022-10-28 15:26:03)(良:1票) |
628. サラトガ本線
イングリッド・バーグマンの見惚れる美しさ以外に見どころが無い作品。言葉で語られるだけの遺恨(ゲーリー・クーパーも同様)に感情移入できず、浅はかな復讐の仕方でキャンキャン吠え立てる姿に辟易。ジェリー・オースティンの軽妙さに+3点、フローラ・ロブソンの芯のある存在感に+1点。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-10-24 16:21:30) |
629. 秘密の花園(1993)
原作未読、マギー・スミス目当ての鑑賞。 彼女にうってつけの役柄で作品を引き締めてくれたのは流石の一言。 大人達の価値観に縛られない子供三人の触れ合いに、動物の鳴き声と物言わぬとも花開く植物たちに、カサカサな心が洗われたかのようで泣き通しでありました。忘れじの名作であり仰天した製作総指揮のフランシス・フォード・コッポラに拍手喝采。 [DVD(字幕)] 8点(2022-10-21 15:47:27) |
630. 禁じられた抱擁
カトリーヌ・スパーク嬢のファンの方には楽しめるのかも。 1円も稼がないボンクラ同士の恋愛ゴッコを見せられてもやっぱり「アホか!」としか言いようなく。 ビックリした濃いお顔のベティ・デイヴィスのキャラが薄かったのが更に残念。 [DVD(字幕)] 2点(2022-10-18 16:49:56) |
631. ヘレンに何が起こったのか?
「何がジェーンに起こったか」の原作者の脚本による本作。二匹目のどじょうを狙ったのでしょうが、傑作の二番煎じにすらなっていない残念な内容でした。1930年、共に殺人罪終身刑の息子を持つシェリー・ウィンタースとデビー・レイノルズが世間の目を逃れてハリウッドに移り住む。のっけから興味津々でしたが、サブキャラが思わせぶりで機能していなく、神経が病んだシェリー・ウィンタースにおんぶに抱っこの作品。50歳にして老け込みがきつい姿も淋しいところです。 [DVD(字幕)] 6点(2022-10-18 11:10:38) |
632. 泳ぐひと
不条理劇? お伽噺? ラストショットに「じゃあ、彼は、何処からやって来たのか?」激しくワケワカメ。 何かしら社会風刺しているようですが、私には精神を病んだマッチョ男のホラー映画でありました。 [DVD(字幕)] 5点(2022-10-16 00:36:20) |
633. 熱いトタン屋根の猫
《ネタバレ》 ポール・ニューマン出演以外の知識無く。 登場人物全員が これでもか~っ という辛気臭さ。 長男嫁と次男嫁の極め付けの胸糞さに松葉杖でしばきまわしてやりたい衝動に。 家を舞台に延々延々と言い争っているのには、この原作舞台劇を映画にする価値が無いと思えました。 次男のスキッパーに対する取り乱しかたに友情を超えたものを感じていたら、ああ、やっぱり。 やっつけ仕事のような甘々な結末にビックリ。 パール・アイヴス演ずる重厚な父親のお陰で何とかリタイアは免れた不快指数の高い作品でした。 [DVD(字幕)] 5点(2022-10-15 18:02:37) |
634. ニッケルオデオン
単にドタバタしている全員に何の共感も出来ず。空回り感の激しい凡作にポカーンとするのみ。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-10-15 03:14:03) |
635. アナザーラウンド
今井雄太郎投手を思い出しました。 4人の高校教師が一応論理的ではあるものの、お酒に頼る姿に共感できず。 料理と共に美味しく戴くだけだと思っています。 眩しかった男4人の友情模様に加点。肩の力の抜けたマッツ・ミケルセンもまた良しであります。カッコいい! [インターネット(字幕)] 5点(2022-10-13 00:45:14) |
636. 草の上の昼食(1959)
牧歌的な映像と展開に心揺さぶられる事無く、どちらかと言えば退屈。 ただ、人工授精からの優生思想に、医科学が神の領域を侵すことなかれという戒めを感じたところに加点。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-10-12 14:35:33) |
637. アルフレード アルフレード
観たいと思ってから45年、念願叶っての鑑賞。 ダスティン・ホフマンのヘタレっぷりは流石の名演尚且つ35歳の瑞々しい姿に魅入りました。 しかしながら、彼の内面を一から十まで言葉にする演出に辟易 そしてマリア・ローザの度が過ぎたキチガ〇ぶりが観るに堪えなく、コメディのコの字も感じられない不快作で残念。 当時イタリアに於ける離婚法に絡めたハナシというところに+2点。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-10-10 16:50:52) |
638. アナザー・カントリー
念願叶って初鑑賞、スターチャンネルEX様様であります。 お目当てコリン・ファース24歳映画デビュー作に於いて既にニヒルな雰囲気が漂う姿に大満足。+4点 売国奴ケンブリッジ・ファイブの一人の回顧録学園生活が描かれています。上流は家柄だけである下衆の極みおぼっちゃま達のあれやこれやの日常を見せ場も無しにタラタラ見せられても「アホか!」としか言いようなく。お貴族様の品があるのと人としての品性がある違いを見せつけられたところです。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-10-10 10:31:39) |
639. コニャックの男
フランス革命歴史絵巻とドタバタラブコメがミックスされた本作。ジャン=ポール・ベルモンドのアクションはまずまずといったところで、がさつさしか感じられなかったキャラクターで今一つ盛り上がれず。退屈な作品でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-10-08 22:59:34) |
640. 夕なぎ(1972)
ロミー・シュナイダーは画面に映える美しさではありますが、演ずるロザリーの二股女ぶりに嫌悪感しかなく、ラストショットには吐き気がしました。極端な喜怒哀楽さまざまな表情を見せるイヴ・モンタン充実の演技に点数の全てを。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-10-07 13:53:39) |