661. ラヴェンダーの咲く庭で
ジェレミー・アイアンズ生まれ故郷のワイト島の見惚れる風景に映えるマギー・スミス、ジュディ・デンチ、貫禄の佇まいは流石としか言いようなく。それ故に難ありの思わせぶりな脚本が歯痒くてしかたがない。 [DVD(字幕)] 6点(2022-09-18 10:12:20) |
662. ギルバート・グレイプ
義務感、責任感にがんじがらめになっているギルバート。炎を見て彼は何を思ったのだろうか。私はこの先も拗ねる事無くぐれる事無く精一杯生きて欲しいと祈りました。ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオの鮮烈な瑞々しさが記憶に残るであろう良作。 [DVD(字幕)] 7点(2022-09-18 09:56:20) |
663. パリ3区の遺産相続人
ヴィアジェの件は添え物で不倫話がメインなお話。「仕方がなかったのよ、どうすれば良かったの?」開き直って正当化するのは、おフランスならではか、胸糞の極み。甘々な結末もおフランスならではか、白けてしまう。名優三人は貫禄たっぷり、流石。 [DVD(字幕)] 5点(2022-09-16 09:48:22) |
664. パワー・ゲーム
ゲイリー・オールドマン、リチャード・ドレイファス、ハリソン・フォードの無駄遣い。とりわけ悪役二人の棒な台詞回しでの大根芝居が侘し過ぎる。彼等は捻りの無いご都合主義な脚本にやる気が失せたのだろうか。期待はずれの愚作にガックリ。 [DVD(字幕)] 3点(2022-09-14 01:49:49) |
665. 勝負をつけろ
《ネタバレ》 「スーツがシワになる・・・」は昨日も聞いた台詞・・・・直ぐに気づいた、ラ・スクムーンが本作のリメイク作であるのに心底仰天。 28歳ベルモンドは体型も役柄も重量感に欠けるのは仕方ないところでしょうか。 大きく違った結末部分が絶句する物足りなさ。リメイク作に軍配です。 [映画館(字幕)] 6点(2022-09-12 00:12:06) |
666. ベルモンドの怪盗二十面相
お調子者なキャラクターを伸び伸びと演じるベルモンド。機関銃のような喋りに感心するやら呆れるやら。ジョルジュ・ドルリューの軽快な音楽に乗った肩の凝らない娯楽作を堪能出来ました。 [映画館(字幕)] 6点(2022-09-11 23:57:25) |
667. 華麗なる大泥棒
《ネタバレ》 オープニング、あぁこの音楽は、思った通りのモリコーネ。早くも期待が高まります。 当時としてはハイテクだったのか、微妙な道具を使っての金庫破りが何だか微笑ましい。 エメラルドを巡る悪徳警官との対決はオマー・シャリフのねちっこい好演もあってなかなかの見応え。 ベルモンドのアクションは通常運転ですが、ダンプから多数のブロック片(?)と共に斜面を転がり落ちる姿は、バスター・キートンを思わせる不死身の男ぶりでした。 不必要に長いシーンが何カ所かあって、全然華麗ではなかったものの、ルパン三世の元ネタと言われているのも納得な良作です。 [映画館(字幕)] 7点(2022-09-11 01:35:28) |
668. グッバイガール
《ネタバレ》 反目から恋愛へ。よくあるお話を三枚目の二人がリアルに魅せてくれます。傷の舐め合いとは違うドライで小粋な会話がいい感じ。ラストのギターを抱えて見送る姿は三度目の正直になることを願って止まなかった名シーン。余韻の深い良作。 [DVD(字幕)] 7点(2022-09-09 13:59:40) |
669. グッド・ネイバー
《ネタバレ》 姑息な宣伝文句は知らなかったものの、ジェームズ・カーンなのでこましゃくれた小僧二人を完膚なきまでに叩きのめす姿を見たかったのですが。いいようにしてやられた挙げ句の結末に「そんなアホな・・・」唖然呆然。ラストの蛙の面に何とやらの小僧のツラにフラストレーションだけが残った胸糞作品。 [DVD(字幕)] 4点(2022-09-09 13:46:39) |
670. 殺人鬼に罠をかけろ
《ネタバレ》 違法にも程がある捜査方法を駆使するメグレ警視と犯人の頭脳戦に高まった期待は空振り。犯人、妻、犯人の母、ウジウジと捻れた愛憎模様は三人の熱演もあってなかなかの見応え。「服は青、白い縞の」痺れる名シーンでありました。若きアニー・ジラルドの存在感も特筆もの。ラストはジャン・ギャバンが締めてくれます。千両役者の佇まい、カッコつけ過ぎ・・・もとい、カッコいい! [DVD(字幕)] 7点(2022-09-05 15:58:43)(良:1票) |
671. ある脅迫
金子信雄 VS 西村晃 演技対決が見応え満点。私的には西村晃に軍配を。「見送らないよ」が強烈過ぎる。短くても切れ味鋭く印象深い良作に釘付けでした。・ [インターネット(邦画)] 7点(2022-09-04 01:22:54) |
672. サン・フィアクル殺人事件
《ネタバレ》 ジャン・ギャバン演ずるメグレ警視。雑貨屋のおばさんとの会話の味わい深さは流石の名優ぶり。 興味津々で事件解決を待っていたのですが、胡散臭い二人が度が過ぎる感じでミスリード要員かなぁ、どうかなぁと思っていたところでの結末は台詞だけでの怒濤の展開で理解出来ず(泣)再見確認となりました。 [DVD(字幕)] 6点(2022-09-03 22:49:59) |
673. ブラッド・フィースト 血の祝祭日2
もう、エエわ、アホ。以上。 2022.9.2追記 ハーシェル・ゴードン・ルイス作品鑑賞第五弾 40年近い時を経て作られた本作 頭の皮ベロンチョ以外既視感満載のグチャグチャ描写は数が多くてお好きな方は満足感が得られると思われます。 付け足し部分のお話は監督年の功を見せてくれるか・・・そんなことは皆無の駄駄駄駄駄話。 観る前のこんなものだろうとの予想の遥か斜め下をゆく監督自己満足の一品。 [DVD(字幕)] 0点(2022-09-01 15:49:30) |
674. 哀しみのトリスターナ
《ネタバレ》 フランコ・ネロ(若い!)からフェルナンド・レイに舞い戻るカトリーヌ・ドヌーブの心中が理解出来ない。 私には哀しみのフェルナンド・レイに思えた作品です。 献身的な女中さんの存在感が印象深いところです。 [DVD(字幕)] 5点(2022-08-30 16:44:20) |
675. ゴア・ゴア・ガールズ
ハーシェル・ゴードン・ルイス作品鑑賞第四弾 当然の如くグチャグチャドロドロ。四度目ともなると新味も無く。 付け足しのようなストーリーが本作では本当にやっつけ仕事なのはいけません。 「ハァ終わった・・・まだ1作残ってるのか・・・」 [DVD(字幕)] 2点(2022-08-30 16:40:03) |
676. 血の魔術師(1972)
ハーシェル・ゴードン・ルイス作品鑑賞第三弾 本作もグチャグチャドロドロ 妙に凝った結末に加点 [DVD(字幕)] 3点(2022-08-30 16:35:32) |
677. 心のともしび
ベッタベタでご都合主義全開な脚本をロボットの如き無機質に演じる姿を見せられても溜息しか出ず。 [DVD(字幕)] 3点(2022-08-30 11:24:53) |
678. 2000人の狂人
ハーシェル・ゴードン・ルイス作品鑑賞第二弾はこちら。 やはり気色悪い。 ただ、ソレを楽しそうに見ている老若男女が薄気味悪く怖かったところに加点。 [DVD(字幕)] 4点(2022-08-29 03:58:19) |
679. 血の祝祭日
何を思ったかハーシェル・ゴードン・ルイス作品を5本レンタルしてしまいました。 手始めに観た本作、開始早々「うわぁ、エライもん借りてしもた・・・」 赤い墨汁のような血糊と何で作ったのか分からない臓物、怖くない、ただただ、気色悪い。 登場人物全員がコッテリ顔で非常に暑苦しい。 二人ぼっちだけど刑事が犯人に辿り着くまでが見れない事はなかったところ、並びに、こんなのを考え世に送り出しスプラッター作品の先駆けとなったというのに加点。 24,500ドルの予算に対して400万ドルを稼いだというのに無限へぇ。 [DVD(字幕)] 3点(2022-08-29 03:49:31) |
680. のるかそるか
《ネタバレ》 競馬は30年程前ハマった時期があり、手に汗握る感が蘇りました。 飄々としたリチャード・ドレイファスは良かったのですが、お話の他愛の無さに白けてしまったのが残念。 [DVD(字幕)] 5点(2022-08-29 03:28:54) |