761. ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~<TVM>
ストーリー以前に、ルパンの永遠の好敵手(ライバル)であるとっつぁんの描写を怠ってる時点で既に終わってる。 2点(2004-08-04 20:23:56) |
762. 風雲 ストームライダーズ
へ~これって原作漫画があるんですね。背景CGがあからさまにそれと判ってしまうのはやっぱり致命的だけれども、百烈拳とか闘気を纏うシーンとかはかの迷作「北斗の拳」よりはよく出来てますね。しかしながら格闘シーンの臨場感のない事!こればっかりは「北斗の拳」に負けてますよ。それになんか弟子が反旗を翻すまでがやたらめったら長い事長い事!もう少し無駄なシーンを端折ってコンパクトに纏められなかったのかね?90分位にさ。そしたらもっとよくなってたと思うのにな。 5点(2004-08-04 20:20:52) |
763. 集団殺人クラブ Returns
《ネタバレ》 主人公の女の子たちが殺されても当然な事をやっているため感情移入できるわけもなく、結果的に“タケゾウ”を応援する立場を取るのである…。轢いてみろぉ~い!殺してみろぉ~い!死ぃ~ななぁ~いよ~!(笑) 2点(2004-08-04 20:12:38) |
764. 集団殺人クラブ
あ、これって「女子高生版死霊のはらわたⅡ/出来損ないバージョン」だったのね…。 3点(2004-08-04 20:09:25) |
765. ジェイソンZ<OV>
まあ、大体「ジェイソンXのヒットに便乗して強引にでも売り出そう」という考えのもと付けられたインチキ邦題ってのは判りますが、しかしこれが何故にジェイソンになるのかってのが最大の疑問ですね。同じく13金シリーズとは全然関係ない「ジェイソン」って映画がありますが、あれはまだキャンプ場が舞台でホッケーマスクつけた殺人鬼がでてきて、登場人物の中にジェイソンという名前の奴(勿論犯人ではない)がいるってことで強引に納得できるんですが、これはホッケーマスクばかりかジェイソンのジの字も出てきません。唯一、強引に共通点を探せば、13金と同じく犯人の動機が復讐という名の八つ当たりってことくらいでしょうか。まあこの手の映画にはよくある設定なんですけどね。ところで本作の裏ジャケットの宣伝が確か「怖さZ級!」とかっていうものだと思いましたけど、このコピー作った人って「Z級」の意味判ってるんですかね~?いや、実際Z級でしたけどね(笑)。 3点(2004-08-01 18:30:17) |
766. ルチオ・フルチの新デモンズ
一体どうしちまったんだ!?フルチ爺!!強引過ぎる挿入部分は「おぉ!さすがフルチ爺!強引だぜぇ!」と感心したが、その後のお決まりの残虐描写が物凄くあっさりしすぎ!どうしたんだフルチ爺!スプラッタは飽きたからオカルト路線に切り替えたのか!?やっとの事で“フルチらしさ”が出てきた頃には既に終盤。しかもそれまでが恐ろしく退屈!挙句はフルチ爺本人登場してるし。それに全く意味不明なラスト!おぉ、やっぱりフルチ爺、全然判んねぇぜ。でも、後半に何の脈略もなく突然始まりこれまた全く本編と関係なく突然終わる「お父さんの股ビリビリ」は、一見の価値あり!ここまで脈略がなく突然始る描写、初めて見たぜ…。 3点(2004-08-01 18:18:56) |
767. RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3
随分と遅い続編ですが、1作目では製作、2作目では監督も努めたユズナが再度監督ってのは嬉しいですね。特殊メイクも2作目同様マッド・ジョージですし、でもやはりなんと言っても我らがジェフリー・コムズが三度ウェスト役ってのが一番嬉しいですね。ストーリーのほうは、前作の事件のあと刑務所に入れられたウェストが性懲りkなく死体を生き返らせるというとるに足らないものですが、この手の映画が少なくなった今で再びこのシリーズが見られるってのはやっぱり嬉しいですね。あの“まんまサイコ”の有名なテーマ曲も健在ですし。でもやっぱり1作目には劣るってことで3点…なんですが、エンドロールの、ネズミvs“あるもの”の対決があまりにも馬鹿馬鹿しくて逆に笑えてくるので、おまけとして4点献上。 4点(2004-08-01 18:07:21)(良:1票) |
768. 悪魔のはらわた
似たよな題名ってのは映画にはよくありますが、とりわけホラーは桁違いに多くて困ってしまいます。特に悪魔の~とか死霊の~とか~のいけにえとか~のはらわたとかってのは常套文句らしくてよく見かけ、しかもその中には「悪魔のいけにえ」「死霊のはらわた」とかの名作も含まれてるので、間違えて借りた人も多いと思います。この作品、アンディ・ウォーホル製作ってなってますが、実際に彼は何もしてなくて、ただ単に名義を貸しただけだそうです。ストーリーは、古典ホラーの名作「フランケンシュタイン」エログロ版。これ以上に変態チックなフランケン映画は先ずないでしょう。しかも公開当初は3D作品だったらしく、全編通してはらわたベロベロ~ンっていうシーンが沢山出てきます…といっても80年代スプラッタよりは少ないんですけどね。でも、結構カルト化してる作品なんで、その手の映画を極めたい人には避けて通れない門でしょうね。 5点(2004-08-01 17:59:42) |
769. インビンシブル<TVM>
マッチョマックスことメル・ギブソンと黄(ウォン)先生ことジェット・リーが製作総指揮ってことで、まあそれなりには期待したんですが、ダメでしたね。カンフーシーンとかは結構頑張ってるように見えるんですけど、ヘンなところでスローになったり、雷(に見立てた照明)がチカチカしすぎて何やってるかサッパリ判りませんし、いちいち臨場感を下げてます。間違いなく、ギブソン&リー本人が主役を演じた方が遥かに面白いでしょう。 5点(2004-08-01 17:50:25) |
770. 女子高生チェーンソー
時期から察するに、テキサス・チェーンソーのヒットに便乗して少しでもヒットさせようと言う考えが見え見えの本作。でもまあ、アルバトロス配給って時点でこの手の映画に慣れてる人は「どーせチェーンソーなんて、出てきやしねぇんだろーな~」って判るんですけどね。案の定チェーンソーが凶器に使われる事は全くなく、ジャケットの、女の子がチェーンソー構えてるシーンなんかも勿論登場しません。それにストーリーがお粗末極まりない。場違いな死体ギャグ連発の挙句どーでもいいような犯人。もうなんか全てがどーでもいいって感じで、この手の映画に慣れてない人は間違いなく怒り出すでしょう。 1点(2004-08-01 17:42:58) |
771. シンプル・プラン
《ネタバレ》 XYZマーダーズや死霊のはらわたⅡの時のような、どこかコミカルチックな描写ではなく、普通にサスペンスしてるんで、やっぱりライミっぽくないような気もしますが、裏を返せば、彼ってこんな作品も撮れるんだな~と思いました。作風については、近年の彼は皆真面目路線ですが…やっぱり、人間ってのは金が絡むと人が変わるんですね。単純な計画のはずが、どんどん拗れていって、挙句には殺人、新たな敵の登場など、次々に展開するストーリーはとても面白く、最後まで飽きないで見れてしまいます。それにあのラストは、とても皮肉が利いてて、やはりライミだ!と思わせてくれました。やっぱり、人間は真面目に働かないとダメですね。 7点(2004-08-01 17:33:08) |
772. サンセット大通り
《ネタバレ》 冒頭のシーンが実は最後のシーンで、死んだ男(主人公)のモノローグで今までのことが語られていくっていう演出がかなり良い。でもやはりストーリーが物凄く良い!ハリウッドの華やかな銀幕の裏側を描いた内幕劇だけれども、ぶっちゃけ下手なハリウッド製娯楽映画(特に近年の)なんかよりも遥かに面白い。それに様々な名作や俳優、監督の名前も沢山出てくるので、それだけで見ていて面白いし、劇中の台詞どおり、カメラの外の世界の方がずっと面白いのかもしれない。しかしながら、特記すべきはやはり、過去の栄光にとりつかれて復活を夢見ている大物女優を演じたグロリア・スワンソンの鬼気迫るラストの演技。長年の夢がこう言う形で叶うというのは、なんとも皮肉だけれども、これも、ある意味では、映画という大衆の注目するものに生きた女優としては良かったのかもしれない…ってなんだか自分でも何言ってるかわからなくなってきたけど、とにかく、様々な楽しみ方が出来る本作は間違いなく名作ってことです。 8点(2004-08-01 17:24:16) |
773. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
《ネタバレ》 キレておばさんを膨らませちゃうなんて、ハリーもそろそろ反抗期かな?いや~、魔法使いの反抗期は怖い怖い。前2作から三度焼結したキャスト、しかしラドクリフ君演じるハリーを始めみんな大きくなったね。ハリーは変声期もあってか前より格段に格好よくなってるし、ロンはそのまんまな気がするけど、今回からマルフォイスペシャルオールバック仕様をやめて前髪をたらした憎まれ役のドラゴ、しかし、しかしよ、今回はなんて云っても、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンが格段に女の子らしくなってること!!胸も段々大きくなってきたし、これは絶対将来美人になるな!今から楽しみだ…ってどす黒い男の下心は置いといて(笑)3作目ってことでそれほど期待はしてなかったんですけど、今回はかなり楽しみましたよ。ストーリーの方は、前2作よりもハリーが命の危険にさらされてないような気がして今回はちょっと安心。シリウス・ブラックが実はいい奴っていうのは少し残念にも思えたけど、悪者続きのゲイリーにはよかったのかな?いや、実は俺も最後は納得しましたけどね。でも個人的には、やはりヒポグリフのバックビーク(可愛いと思ったのは俺だけ…でしょうか?)が生きてたってのが一番嬉しかったな。あいつ相棒にしてぇよ!演出の方も、同じ場面を違う視点から見るっていうまるで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」見たいで面白かったし、監督が前と異なるから、ハグリッドの家がやけに遠いという突っ込みもあるんだけど、結果的には監督交代ってのがいい方向に働いてると思う。エンドロールもなかなかこってるしね。これなら次回作も期待できるね、ってことで、点数は、その期待も込めて7点を献上。 7点(2004-08-01 17:10:10) |
774. デスペラード
《ネタバレ》 黒装束にギターケースを持つガンマンって、なんか「続・荒野の用心棒」のジャンゴみたいだな~(あれは棺桶だけど)もともと制作費70万円ほどの超低予算映画「エル・マリアッチ」の続編という事だけど、作品的には成功した部類だろうな。とにかくラテンの血がプンプンのバンデラスがこれまた熱きラテンミュージックにのって撃つ!撃つ!撃つ!そしてその相棒は、マシンガンが仕込まれた(何故に?)ギターケースでひたすら撃つ!撃つ!撃つ!ロケット・ランチャーが仕込まれたギターケース(だから何故に?)でひたすら撃つ!撃つ!撃つ!そして壊す!しかしあまりにもいい味出してたタランティーノやブシェーミをあっさり殺しちゃったのは惜しかったな~。ラストも、「兄弟かよ!ってか何でそんな大事な事今まで判らなかったんだよ!っていうか気付けよ!」って突っ込みたいけど、その前にストーリーが既にどーでもいいって感じなのでこの際気にしない。ささやかなるギャグも盛り込まれててなかなか楽しいし、これでもう少し、銃撃戦を激しく華麗にしてくれたら言うことなしだったな~…。 6点(2004-08-01 16:51:14)(良:1票) |
775. フロム・ダスク・ティル・ドーン2
「主人公はやっぱりゲッコー兄弟出なきゃッ!」という気持ち反面、「前作よりも幾分かはまともなストーリー」とも感じてしまいます。監督が「死霊のはらわたⅡ」で、サム・ライミと共同で脚本を担当したスコット・スピーゲルであるため、ステディカムのシーンなどのシーンが多かったり、奇妙なアングルが多かったりしますがまあこれはこれでよし。主人公と彼を追う警官が“ルパン”と“とっつぁん”みたいに感じるのも、これはこれでよし。しかし個人的に一番よかったのは、冒頭にブルース・キャンベルがちゃっかり登場していた事。 5点(2004-07-31 19:47:36)(笑:1票) |
776. DAGON ダゴン
《ネタバレ》 いや~ね、“クルージングに出かけるも嵐で船が遭難し怪しい村に救助を求めに行く”っていう挿入部分が物凄くありきたりだったり、ラストがまた実に中途半端な感じが物凄くするんですが、雨の中不気味に佇む無人(本当は無人じゃない)の村が、メジャー作には出せないようないかがわしさ抜群の映像だったり、理由もわからずにいきなり襲ってくる村人(半漁人)が非常に恐怖感を煽ってくれる演出だったんで、この点数です。まあ、sayzinさんの仰る通り、半漁人&“ダゴン”の迫力がイマイチなのはかなり痛いんですけどね。それにしても、この方たち(ユズナ&ゴードン)は相変わらずラブクラフトものを撮ってるんですね。今回は、初期の作品「死霊のしたたり」や「フロム・ビヨンド」のような壮大なるゲテモノ大会にはなっていませんが、この二人が現役でいる限り、B級(C級)ホラーも健在ってことですね。 5点(2004-07-31 19:39:25) |
777. ヤング・ブラッド
《ネタバレ》 “血気盛んな若者ながら父の持つ忠誠心や正義の心を受け継ぐ若き血統”とかいう意味でヤング・ブラッドっていう邦題になったんだろうけど、これじゃあ絶対「三銃士」は連想できないよな~。「西洋の剣技と香港のワイヤー・ワークが融合した全く新しいスタイル」って今じゃそんなのどこにでもゴロゴロしてて全く新しさを感じないし、そもそも父の仇との梯子を使った戦い方がどうも某“闘うお医者さん”主演のラストにそっくりに見えてしまうんですよね~。それに皆さんも仰るとおり敵の最期も実にあっけないし。今回はなんとなくストーリーも暗く感じたし、僕は間違いなくクリス・オドネル主演の「三銃士」の方が明るくて何倍も面白いと思います。 5点(2004-07-31 19:28:54) |
778. アンダーワールド(2003)
《ネタバレ》 どこかで見たことあるような上下黒のレザースーツにこれまたどこかで見たことあるような黒のロングコートを着た女ヴァンパイア戦士が宿敵狼人間たちと戦うってストーリーですが、ホラー好きな自分としては「何を今さら?」って感じです。そもそもミイラ男やフランケンシュタインの怪物とともにゴシック・ホラーを共に支えてきた彼らが戦うストーリーが凄く陳腐。それに、もはや恐怖の対象ではない吸血鬼や狼男に残されたものといえば、人間を超越した凄まじい能力。しかし、この映画のアクションは全く持って「超人味」がない。本作のラストは、次なる作品を予想させるようないかにもな終わり方だが、次回作もこんなだったら、1作目共々アンダーワールド(あの世)に葬って差し上げたい。 4点(2004-07-31 19:16:50)(良:2票) |
779. 監獄ロック
熱狂的なエルヴィス・プレスリーの信者からには物凄い名作とされているのかもしれませんが、プレスリーのファンでもなんでもない僕の目から見ればいたって普通の映画でした。いや、恐らく誰が見てもそう映るかも(笑)ストーリーはよくあるサクセス・ストーリー+友情、挫折等の青春映画ですし、エルヴィスはお世辞にも“演技派”とはいえないですが、やはり歌を歌うシーンは本業が歌手であるために普通よりは気合入ってます。映画としての評価は5点がいいところでしょうけど、各所に挿入されているエルヴィスの歌と、主題歌でもある「監獄ロック」があまりにもいい味だしてるので総評は6点とさせていただきます。 6点(2004-07-13 03:50:22) |
780. スパイダーマン2
《ネタバレ》 なんてったって敬愛するサム・ライミ監督の最新作なんで公開初日に早速見に行きましたよ。前作と違い、スクリーンで見たためか、やはりその圧倒的なスピード感は最高です。本来僕はCGにまみれた映画ってのは好まない方なんですが、今回は前作より格段にCGモデルの映像が進歩していてあまり不自然には思わなかったし、なんと言ってもNYの摩天楼群を超高速で飛び回るという空前絶後のシーンの再現には今の技術ではCGでなければもはや再現不可能なので、CGについては合格点です。その他、高速で走る電車の上での死闘や時計塔での決戦など見ごたえ十分のシーン満載、そうかと思えばライミのトレードマークとも言うべき“お手製ステディカム”(ドック・オクのアームを切除しようとした医者が襲われるときに見られる、アームの視点になってカメラが動くアレね)や、スパイダーパワー不調のためにエレベーターに乗ってるスパイダーマン(恐らくヒーロー映画史上最も情けないシーン)など、A級の中にもこうした遊び心を忍ばせてくれているところがさすがライミ!ストーリーの方も、安直な続編ではなく、主人公の、人々の英雄であるがために自己を見失うという心の葛藤や、メイ叔母さんに許しを請うシーン、そして、そんなピーターを勇気付けるために、「人々にはヒーローが必要なの」と教え諭すメイ叔母さんにはホロリとさせられるし、ドック・オクの最期も「怪物のままでは死なんぞ!」と実に晴れやかに散ってくれる。そしてそして、親友ハリーと恋人MJとの関係も拗れたままにしておかなかったのがやはり一番の評価点。それから忘れちゃいけないのが(忘れてても良いんだけど・笑)ライミ映画には殆ど顔を出してるブルース・キャンベルの存在(ん?ちょっと太った?歳のせいかな?)っていうか実際のところ彼目当てで見に行ったってのが本心なんですよね~(笑)ファンとしてはライミ監督がこうしたA級作品を撮るようになったってことは非常に嬉しいんですが、やはり彼の真価は「死霊のはらわた」シリーズのような映画愛溢れるB級でこそ発揮されるというもの。個人的には、再びサム、ロブ、ブルースの最強トリオでの映画を見られる事を切に願っております。 長くなりましたが、評価の方は、作品自体が7点、そして、A級になってもライミらしさが失われていなかった事、今後の作品に期待の意を込めて8点を付けたいと思います。 8点(2004-07-11 18:31:21)(良:1票) |