61. リリス(1964)
ハックマン映画デビュー作。終盤の1シーンで物語上居ても居なくてもというチョイ役だったものの眼力というか面構えはなかなかのもの。 ウォーレン・ベイティ、ピーター・フォンダ、ジェシカ・ウォルター、ジーン・セバーグ等の若き日の熱演も観れます。 精神病院を舞台に患者と作業療法士と病院職員の日常が描かれており、人の心の有り様の生々しさが印象深いものでした。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-05 13:41:53) |
62. チャンス!(1996)
ダイアン・ウィーストは本作でオスカー受賞すべきと感じた絶品ぶり。ラストの台詞はサイコーでした。 ウーピー・ゴールドバーグはどちらかと言うと苦手であまり楽しめなかった作品です。 「あれ?」関税大好きっ!な不動産屋に似てると思ったら当人でした。 [DVD(字幕)] 4点(2025-04-04 22:49:43) |
63. ジェロニモ(1993)
ハックマンはゲスト出演のようで物足りません。 先住民を扱った作品は毎度の事ながら気分悪くなります。 「アメリカファースト」が口癖の不動産屋が喜びそうな作品。 [DVD(字幕)] 3点(2025-04-03 18:00:21) |
64. 勝利への旅立ち
熱血コーチなジーン・ハックマンありきの作品。脚本、展開、衣装、邦題いずれもが垢抜けない凡作でありました。 [DVD(字幕)] 6点(2025-04-02 22:40:02) |
65. ハンナとその姉妹
《ネタバレ》 ダイアン・ウィースト出演と言うことで監督名を知りながらの鑑賞。 予想の斜め下をゆく激つまらなさに悶絶。 ご本人もしゃしゃり出て例によって例のごとく喋り散らかしてのナヨナヨっぷりは想定内。 想定外だったのはマイケル・ケイン(出演に驚き)の女の腐ったようなヘタレっぷりで、妻の妹に手を出して挙げ句にまた妻のもとへと行ったり来たり。クズが連呼する「愛してる」に血圧計崩壊でありました。 芸能人一家はこんなグダグダを芸の肥やしにしているという事なのでしょうか。知らんけど。 [DVD(字幕)] 1点(2025-04-02 14:32:48) |
66. ザ・プロフェッショナル
詰将棋の達人のような犯罪の計画と実行を71歳ハックマンほぼ出ずっぱりで見せてくれ健在ぶりに拍手。 彼の貫禄がサム・ロックウェル&レベッカ・ピジョンの小賢しさを際立たせているのが流石。 ごちゃついた展開はそれなりに楽しめたものの、大技一発大逆転を見たかった気がします。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-01 23:50:33) |
67. ザ・ファーム/法律事務所
洗濯機の洗濯物のように揉みくちゃにされる一見マジメ君な役柄はトム・クルーズにピッタリ。詰みの状態を突破する展開は見入るものがあり、導き出した選択がリアルというか 100へぇ なものでした。真打ち登場なジョー・ヴィテレッリ&ポール・ソルヴィノが大人しく済ませるのは有り得ないのでしょうが目を瞑ります。 お目当てハックマンがそれなりにという状態で突き抜けていなかったのが残念なところですが、デヴィッド・ストラザーン持ち味の眼力が少ない出番でも記憶に残るものでした。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-01 23:29:08) |
68. エネミー・ライン4 ネイビーシールズ最前線
レンタルしたので一応観ましたが。皆無だった期待を上回る事も下回る事も無く、ガンバレットが浮かんだドンパチ模様を淡々と眺めてました。スケールの小さい話にも盛り上がり皆無。中佐がどこかで見た人と思ったら「あらまあ,Heatのトム・サイズモアやないの、懐かしいわ」 更に2年前に亡くなられてのを知り「知らなかったわ・・・」 彼に点数の全てを。 [DVD(字幕)] 3点(2025-03-31 16:47:38) |
69. エネミー・ライン3 激戦コロンビア<OV>
《ネタバレ》 2に続いての鑑賞で「あら~お久しぶりっ」スティーヴン・バウアー。即退場ってそんなアホな・・・と思ったらさにあらず。まぁまぁ美味しい役どころだったのに点数の全てを。 [DVD(字幕)] 4点(2025-03-30 18:32:27) |
70. エネミーライン2 -北朝鮮への潜入-
ハックマンが出演していないせいなのか重厚感に欠ける作品でした。 韓国大使の置かれた状況の生々しさと、「あら~お久しぶりっ」なピーター・コヨーテに加点。 [DVD(字幕)] 4点(2025-03-30 18:18:58) |
71. ブロードウェイと銃弾
《ネタバレ》 ダイアン・ウィースト目当てでしたが、私的に各賞受賞した巷の絶賛には値しないものでした。 監督名に鑑賞を後悔。毎度のように(?)めいめいがギャーギャー喋り散らかす展開で埋め尽くされ辟易。 作品愛故にアッサリと人殺しするゲージュツ家気取りでも所詮はただのチンピラだったチーチの印象深さに+2点。 [DVD(字幕)] 5点(2025-03-30 17:59:33) |
72. エネミー・ライン
ハックマンが演じてきた数々の権力者の中で本作は実直で野武士のような佇まいが絵になっています。流石としか。 「逃走中」のような展開は派手なドンパチ模様でしたが、絶対に被弾しないのを始めとした都合よさにハラハラのハの字もなく。 [DVD(字幕)] 6点(2025-03-29 22:54:16)(良:1票) |
73. 弾丸を噛め
《ネタバレ》 西部劇において普段は気に留めないお馬さんが印象深かった。文句を言わずに走り続ける、或いは、力尽き崩れ落ちる人間並みの表情に。 ハックマンがそんな馬達に向ける心遣いに胸熱に。ジェームズ・コバーンも彼に負けず劣らぬ味わい深さ。 清涼剤のようなキャンディス・バーゲンでしたがフェードアウト模様の物足りなさが残念。 タイトルの意味に、確かに歯を食いしばる場面は生きてれば出くわすのが思い出されました。良作です。 [DVD(字幕)] 7点(2025-03-29 22:19:17) |
74. 心の旅
《ネタバレ》 トレーナーの「あの時怪我をしたからこそ、君を歩かせる事が出来た」に尽きるかと。 息が絶えるまで続く人生で何度でもいつからでも生まれ変われる事をハリソンさんが訥々と示してくれた心に残る秀作です。 [DVD(字幕)] 8点(2025-03-29 21:58:51) |
75. ムースポート
二期勤め上げた大統領が別荘所在地での町長選挙に出馬して町の配管工と対決する。類を見ない設定でロマンスも絡めた脚本はお見事。ハックマンは大統領役が板についていて、可笑しくも心地良いひとときでした。あらゆる役柄に全力投球した40年に亘る役者人生の最後を飾るに相応しい良作でした。 [DVD(字幕)] 8点(2025-03-27 14:23:18) |
76. バードケージ
《ネタバレ》 トップクレジットのロビン・ウィリアムズにハックマンとどう絡むのだろうと興味津々。 序盤からウィリアムズとネイサン・レインが飛ばしまくっていて辟易したところにご登場。何時もながらの登場シーンの上手い演出。 両家ご対面からラストまでヘンに手に汗握りました。上院議員と妻と娘、ゲイカップルと息子、それぞれの価値観の違いと子を思う心は同じなのが表れていました。 良家3人の変身ぶりには笑わせてもらいました。メイクさんもう一踏ん張りしてもらいたかったですがハックマン女装はお宝映像でありました。マイク・ニコルズ監督(懐かしい)の良作。 [DVD(字幕)] 7点(2025-03-25 21:21:57) |
77. ナイトムーブス
元NFL花形選手、現在はしがない探偵という役柄にはまっているハックマン。 家出娘デリー(メラニー・グリフィス デビュー作 100へぇ +1点)を探しあててからの展開がサッパリで退屈。 ラストの水上飛行機を操縦しているのは「アンタ誰?」ポカーン状態が続く結末でした。 [DVD(字幕)] 4点(2025-03-25 21:06:33) |
78. キャノンズ
ダン・エイクロイド推しの方には楽しめるのでしょうが、私は修正テープで消してしまいたいと心底思いました。 彼に合わせたかのような「アホくさ!」な陰謀話にも失笑。 素で呆れ果ててるようなハックマンの面持ちが何ともはや。 60歳ハックマン、赤いジャンパー(還暦祝いか、そんな訳ないか)での奮闘に点数を。 [DVD(字幕)] 2点(2025-03-24 18:56:58) |
79. トワイライト 葬られた過去
冒頭「あらまぁ、ポール・ニューマンやないの!」座り直しての鑑賞。 でしたが、いぶし銀な面々が揃っても脚本がダメだとこんなワケ分からんものが出来上がるのか、ガックリの極み。 73歳とは思えないニューマンのイケオジぶりにクラクラ。音も字幕も消して眺めるのには適した作品。 [DVD(字幕)] 4点(2025-03-24 18:47:40) |
80. 西部に賭ける女
アンソニー・クイン&ソフィア・ローレン 共にオレ様&ドヤ顔が封印された肩の凝らない役柄。薄味が過ぎた感もありますが起承転結楽しめた作品です。 [DVD(字幕)] 6点(2025-03-23 15:45:22) |