801. ファイヤーウォール
《ネタバレ》 犯罪大国アメリカ。銃社会アメリカ。なのにどうしてあんなに簡単にドアを開けてしまうのか?その時点でげんなり。ラストで単身敵陣に乗り込んでいくパターンも、どうにかならんものかいな。ハリソンフォードもすっかり、当たりがなくなって寂しいですね。 [DVD(字幕)] 3点(2013-02-06 19:55:54) |
802. コンテイジョン
ウイルスをテーマに、シリアス調に仕上げています。ただこの監督の悪い癖なのか、ドキュメントちっくな作風になっているため、個々の人間ドラマが淡々としすぎていて、緊迫感もなく何となく過ぎていきます。なので、一般大衆向け娯楽作品としての太鼓判は押せないですね。好みがはっきりと分かれます。自分はこの手の作風は嫌いではないですが、刺激という名のスパイスが少々足りなく感じました。あと、お金に免疫がない、これは名言ですね。 [DVD(字幕)] 5点(2013-02-05 05:24:37)(良:2票) |
803. NEXT-ネクスト-
《ネタバレ》 かなり重要なことを書きますので、読む方はご注意下さい。運命の女性リズ。彼女がこの物語のキーパーソンとなる。自分に起こる2分先までの未来が見える主人公。しかし、このリズと出会いそして一つに結ばれることによって、かなり先の未来まで見ることが出来るようになる。これがこの映画の結末であり、オチである。してやられた!を見事に狙った作りとなっています。観て損はないでしょう。ただ、犯罪組織側が主人公を危険人物と見極める決定打があまりなく、結局なんで?のまま。まぁ言うてもそんなに気になるかってものでもないですけど。車を運転中に2分先が見えてる状態って・・・危なくね?とか、2分先の自分がさらに2分先と枝分かれしていくところは、だったらなんでもありじゃん!とか、まぁ楽しく突っ込めます。はい。話のネタには丁度いい感じの映画です。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-05 01:02:16) |
804. HINOKIO ヒノキオ
《ネタバレ》 これまた、だいぶ昔に観たが記憶が曖昧なので見直してみた、シリーズです。まぁ色々と言いたいことはありますが、とりあえず科学的ツッコミは置いといて、万引きはいかんでしょう万引きは。それもこんなファミリー向けの映画で。当たり前のようにさらりと流すなって!中村雅俊は配役ミス!科学者に見えない!演技うんぬん抜きにね。堀北真希ちゃんは初々しくてグッド!憧れの存在にピッタシ!CGのクオリティは秀逸!あえて仮想ゲームのCGのランクを下げて差を出したのか?総評・・・名作に成り得たかもしれない題材だけに、実にもったいなく思いました。以上。 [DVD(邦画)] 2点(2013-01-28 13:43:00) |
805. エクリプス/トワイライト・サーガ
今回の3作目も、前2作と違う監督。ワンパターンになることを恐れて交代させているのか知らないが、結果的には失敗と言わざるえない。なぜなら全くもって何も変わっていない。何の特徴もなくただの焼き直し。エクリプスと言えばこれだよね、がない。トワイライトサーガといういわゆる大河ドラマを、ブレることなく結末へと導くために、監督独自の色合いを前面に出すことを禁じられているのなら、わざわざ交代させる意味がないし、理解できない。人狼とヴァンパイアと人間の禁断の三角関係。これだけで十分ワクワクドキドキなはずなのに、感情の起伏が三者共に平坦で、また結果的人狼を選ばないと分かっているため、なんのハラハラも感じることが出来なかった。ヒロインが人狼族にとっても何か特別な存在で、優柔不断にならない程度にどちもなかなか選べない設定だったなら、もっと盛り上がったのでは?まぁそれはさておき、残りあと2作。ここまできたら最後まで付き合いましょう。期待せずにね。 [DVD(字幕)] 4点(2013-01-27 21:30:29) |
806. ニュームーン/トワイライト・サーガ
《ネタバレ》 監督が交代したせいか、前作の貫き通す感が薄れてしまい、少々薄味な仕上がりになってしまった。今回は狼少年をメインに持ってきており、ヴァンパイアな彼氏は途中一時リタイア。それはそれでいいのだが、その狼少年とヒロインの複雑な恋模様を、上手く処理しきれていない。かなり中だるみ。非常に難しい局面なので、演出する方にもかなりの力量が求められる。演者もしかり。なので強くは言えないが、ここをとてつもなく完璧に近い形で完成させる事が出来ていたら・・・と思えば思うほど、惜しまれる作品だなと。はい。狼少年は髪を切って非常に端正な顔立ちになり、ビジュアル的にグンと伸びましたね。個人的に「結婚してくれ」の一言でスッパと終わらせたところが良かったです。おお!てなりましたもん。 [DVD(字幕)] 4点(2013-01-27 12:15:39) |
807. トワイライト~初恋~
全く興味のなかった作品だったが、完結編の予告を見て、今更ながら興味を持ったので鑑賞してみることに。なるほど、たしかに人気の出るだけのことはあるなと。たしかに古今東西、数え切れないくらいヴァンパイア映画は作られてきた。この手のラブロマンスもあったかもしれない。しかしこれほどまでにストイックで、「愛」というものにこだわり、貫き通したものはそうそうないのではなかろうか。愛しているから、永遠に一緒にいたいからヴァンパイアになることを望むヒロイン。愛しているから、苦しめたくないからヴァンパイアにさせない彼。この対極の愛の形が、嫌が上にも観る側の心情に強く訴えかけてきます。下手をすると、腐女子の少女漫画な世界になりそうなところを、本質的な部分がブレていないので、ちゃんと一般層に対応出来る仕上がりになっているところも評価できます。ただ欲を言えば、映画史に残るような名シーン、名セリフみたいのがあれば良かったかなと。はい。 [DVD(字幕)] 6点(2013-01-27 11:57:26) |
808. シャーク・ナイト
《ネタバレ》 ハンマーヘッド(シュモクザメ)って人を襲うのか?温厚なサメって聞いたことあったけど?可もなく不可もなく、普通にサメ映画。まさに陸の狂気、水の狂気といったところか。 [DVD(字幕)] 4点(2013-01-20 21:35:06) |
809. ハンガー・ゲーム
とても不思議な映画だった。軽い中だるみはあったにせよ、2時間弱という時間、さほど退屈せずに鑑賞出来た。では何が不思議なのかと言うと、設定があまりにも曖昧すぎて、どういったモチベーションでこの作品の世界観を堪能したらいいのか、全く分からず終いだった。にも関わらずそこそこ楽しむことが出来た。だから不思議でならないのである。恐らく理由としては、監督の演出力の賜物に相違ないだろう。主人公の心情にこれでもかっ!ていうくらいグイグイと迫っていくものですから、こちらとしてもついつられて、グイグイと引き込まれていっちゃうんです。まぁでもやはり、あれこれと問題点が多いのも事実。ただこの作品、これで完結じゃないみたいなんですよね。お得意の3部作ってやつです。はい。まぁラストも意味ありげに終わってましたし、この先の展開次第で、化ける可能性もあるわけで、楽しみに次作を待つとしましょう。 [DVD(字幕)] 5点(2013-01-20 01:15:07) |
810. るろうに剣心
主演の佐藤健は、ビジュアルや背格好からまさに剣心役にピッタリなのだが、いかんせん迫力不足は否めないですね。ただ、スタイリッシュで格好良い時代劇の一つの形としては、まあまあ成功しているとは思います。でも音楽はちょっと仰々しかったかな。あと適役の存在感がボヤけていますね。ラストバトルに詰め込みすぎて、その結果、盛り上がりが分散してしまい、クライマックスはどこなの?状態に。まぁでも前述したように、新たなる形の時代劇としては非常に野心的で、私が常々思っている、日本が世界へ発信出来るアクション映画は時代劇しかない!という期待に対して、一筋の光を当ててはくれました。頑張れ、日本映画! [DVD(邦画)] 5点(2013-01-19 16:33:39) |
811. トータル・リコール(2012)
《ネタバレ》 これは映画館で観て、なんぼのもんですな。内容よりも、映像をとことん楽しむ映画ですわ。にしても原作者がいくら同じでも、まるでブレードランナーな世界にはブッたまげた。で最後はシスの復讐かよ!て突っ込んじゃいました(笑)あとオバマのお札ね。アイデア的には手に埋め込む携帯。あれは面白い発想だな~と。いつかそんな時代が来るかも、て想像しちゃいました。未来のパトカーくんはちょっといただけませんな。ハイテク機能無さすぎやん!圧倒的な映像で視覚的には楽しませてくれたのだが、良い悪いは別として、作家性の強かったシュワちゃん版の方が、味わいがあって好きかもです。はい。あと、監督の奥様は相変わらずお美しかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2013-01-14 23:17:00) |
812. 遊星からの物体X ファーストコンタクト
カーペンターは越えられなかった。それだけです・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2013-01-14 19:24:33) |
813. 96時間
《ネタバレ》 全くもってノーマークな作品ではあったが、続編である「96時間リベンジ」の予告を見て、ムムムム、こいつぁ面白そうじゃん!て感じたので、この1作目を鑑賞してみることに。結果的に、何でノーマークだったんだろう?て思えるほど、満足度の高い出来でした。とにかくテンポがいいし、無駄なカットがほとんどない。さらに、主人公の父親を応援したくなる演出&演技が、憎たらしいほど素晴らしい!原題よりも邦題の「96時間」の方が、ピッタとハマるのもまたいい。ああ、本当に面白かったな~。こりゃあ続編の「リベンジ」が、超楽しみになってきましたよ。 [DVD(字幕)] 8点(2013-01-13 19:36:48) |
814. バイオハザードV リトリビューション
《ネタバレ》 なんだろ~、別につまらない訳ではないんだけど、ここまで来るともう一般向けというより、バイオヲタ向けとしか思えないんだよな~。なので、バイオは好きだけどドハマりするほどのヲタではない自分には、まぁ~可もなく不可もなく、てところですかね。チェーンを使ったアクションシーンは個人的に好きです。ただもっと広い空間で、立体的な動きだったらもっと良かったかな。ウェスカーが見方に!?てオイオイ!あんたとっくに人間じゃあなくなってますやん!これは無理ありありですね。レッドクイーンは人類を全滅させようとしているわけですよね?でも仮想都市まで作ってバイオ兵器の実験をして、それを各国に売ろうとしていると・・・。ふむふむ・・・。おや?あれれ?人類全滅したら買い手いなくなるじゃん!それから救出チームが逆にアリスに助けられた、てここ、笑うとこなんですかね? 次あっても劇場には行かないでしょう。 [DVD(字幕)] 5点(2012-12-29 18:30:41)(良:1票) |
815. ホビット/思いがけない冒険
《ネタバレ》 今年最後の見納め映画。面白かった!エンターテイメントな作品としては十分な出来。とにかく全編、目を楽しませてくれる。オールロケーションによる雄大な大自然はもちろんのこと、CGで描かれた都市や建造物の数々が非常に精密で、グンと作品の世界へと引き込まれて行きます。個人的にわんさかわんさかした映像が好きなので、今回も大いに堪能出来て良かったです。あとこの監督は、キングコングの時もそうだったけど、上から下へと落ちていくアクションがお気に入りなんだな~、とつくづく思いました。演出面ではビルボが、故郷は大事だから君たちと共に行く、と決意を固めるシーンがやや唐突すぎる印象を受けました。とりあえず第2部、3部とまた楽しみな作品が増えました。 [映画館(字幕)] 7点(2012-12-29 01:05:42) |
816. デンジャラス・ラン
《ネタバレ》 始まってしばらくは、何が何だかでポカ~ン状態に。話が動き出すのは、まぁ~4、50分たってから。アクションシーンの見せ方はさすがの一言なんだが、これといって目新しさは特にない。「お前は悪魔と逃げている」のキャッチコピーはどうかと、観終わって思った。使い古された展開を、創意工夫で見せてほしかった、というのが本音です。主人公の、客室係という設定を、もう少し生かせなかったものか。恋人とのシーンも、もう少し短くても良かったかな。A級宣伝のB級映画でした。 [DVD(字幕)] 5点(2012-12-23 22:16:57) |
817. 五条霊戦記//GOJOE
《ネタバレ》 NHK大河ドラマ「平清盛」を見ていて、あ~そういえばこんな映画、昔観たっけな~、と不意に思い出し、再確認の意味合いでレンタルしてみた。で気付いたことをピックアップ。主人公が弁慶だった。当時は刀鍛冶の永瀬君が、主人公だとばかり思っていた。美術は割と凝っている。村人の衣装やオープンセットの集落、小道具など、手間暇掛けて作られた印象を受けた。そんなに霊戦ではない。タイトルに使われている「霊戦」に興味を惹かれるが、言うほど霊的な戦いは描かれていない。超能力・霊力・万物力的なモノを駆使したバトルを期待しますよね、普通は。全くもってありません。肝心の見せ場、弁慶VS遮那王の一騎打ちがまるで自主制作映画な見せ方。酷すぎるの一言。監督の頭の中を覗いてみたくなりました。結論・・・記憶に残らなかったことを確認できました。以上。 [DVD(邦画)] 1点(2012-12-16 11:19:08) |
818. ポテチ
素晴らしい!無駄がない!68分という尺が、こんなにも見事にマッチするなんて。車内でのポテチを間違えたシーンが、後になってじわ~ときて、タイトルに込められた意味を知る。そしてエンドロール中の親分(専務)のシーン。まさに逆転満塁ホームラン!お見事です。 [DVD(邦画)] 7点(2012-12-12 14:25:33)(良:2票) |
819. 愛と誠(2012)
この監督のチャレンジ精神は嫌いではないんだけど、それが上手いこと作品とマッチしなかった時の空回り感は、見ていて痛い。ミュージカルにしても喧嘩シーンにしても中途半端。悪ふざけのノリも中途半端。一青窈の歌で強引に盛り上げようとするのもわざとらしくて褒められない。唯一良かったのは武井咲を発見できたこと。演技はお世辞にも上手いとは言い難いが、何とも言えぬ吸引力があるなと感じました。今後が楽しみである。その反面妻夫木聡はちょっとな~でした。頑張りは認めるが、誠が歩んできた心の奥深くにある怨念、情念が全身全霊を持って表現出来ておらず、形にこだわりすぎているようで、薄っぺらにしか見えなかった。まぁ演出がコミカルだから仕方ないと言えばそれまでだが、そのコミカルささえも他の出演陣に比べると、今一つ突き抜けきれていないんだよな。とにかくこの監督の作品は、当たり外れの高低差が大きすぎて、耳がキーンなるわ! [DVD(邦画)] 3点(2012-11-24 21:51:37) |
820. 巨神兵東京に現わる 劇場版
《ネタバレ》 元々劇場用として制作された作品ではないので、ここにコメを投稿するか迷いましたが、想像以上の出来だったので投稿することに決めました。まずはカメラアングルがとにかく素晴らしい!巨大なものをどうやって見せたらいいのかを十分に理解している。特に感動したのは、部屋の窓の向こう側を巨神兵が歩いていくシーン。日常生活の中の一コマを切り取ったかのようなその見せ方は、異なるモノのリアリズムの表現方法として、非常にベタでありながらももっともしっくりとくる撮影方法であり、臆することなくキッチリと表現してくれたことに感動しました。またビームによって建物が一瞬ドロっと溶け出すシーンも、CGに頼らずに、手作りで処理していたのでこれまた感動しました。巨神兵もCGじゃなかったしね。日本の古き良き特撮の、楽しさ、凄さ、こだわりが堪能出来て、心からお礼が言いたいです。ありがとう! [映画館(邦画)] 6点(2012-11-23 21:47:35)(良:3票) |