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 > なにわ君 さん
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プロフィール
コメント数 2050
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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901.  原始獣レプティリカス
バラバラになった肉体からでも再生する怪獣の映画。正直、特撮はひどいです。まず怪獣の出来がひどい。ひょろ長い首をしてますが首しか動かしません。多分、首を糸で吊って操ってると思います。街のジオラマもモロジオラマってわかる出来。さらに合成がひどいです。合成部分は二回ほどあります。が、怪獣の口に人間写真をはりつけて、食べるられるシーンを撮ってます。合成部分以外は昔の映画でよくある怪獣と人との交互映像です。そしてこの怪獣は緑の毒液をはくんですが、これがまたひどい。映像の上から思いっきり緑のペイントで塗りつぶし、それで人が毒液にやられるシーンを描いています。内容もひどい。前半、なぜかコミカル、デンマークの町を主役とヒロインがデートしてまわる映像。これもなんだかどっかの観光ツアーの紹介みたいな感じで40分後にようやく怪獣映画になります。それまでがんばらなきゃいけません。ただ、この映画、パニックシーン、軍隊シーンだけは、やたら力が入っています。全然怪獣の特撮とつりあってません。大砲、戦車も出てくるし、流用かもしれませんが、ちゃんとタマもうちまくるし、駆逐艦による爆雷シーンまであります。そしてやたらエキストラも多い。橋を操作する人がパにクリ、橋が途中でわれ人々が次々 川に落ちるシーンは結構すごいです。だもんでトータルでみると確かに特撮はひどいですけどパニック映画としてなりたっているといえなくもないです。この映画が好きなマニアの方がいるのもうなずけます。ひどい特撮もひどすぎて味があるともいえなくもないですし。でも、俺はやっぱり、そんなにおもしろくは感じなかったのでパニックシーンと特撮シーンに3点って感じです。そこだけは十分スペクタル感があったので。
[ビデオ(字幕)] 3点(2008-11-18 23:02:42)
902.  モール・ピープル
ユニバーサルのモンスターシリーズで世界では半魚人とかとならんで結構有名なモグラ人間、だが日本はなぜか未公開のために知るひとぞ知る存在の映画であります。スチールでよく見てあの奇妙な姿かたち、そしてモグラの人間とゆう設定に思い焦がれておりました。で、ようやく、見てみました。当然、日本ではソフト化されてないみたいで字幕なしのDVDです。いきなり感想ですけど、なんでこれ日本でソフト化してくれないの?普通におもしろいよ。たどたどしい英語能力で理解度50パーセントみたいな感じでみておもしろいんだから、字幕つきで観たら、もっと理解できておもしろいと思う。モノクロ時代の映画なんで当然色々チャチー部分はあったし今じゃありきたりの物語かもしれんけど悪くなかったです。内容は古代の遺跡を発掘する調査隊がとある山の頂上から不思議な遺跡を発見し山へ登ってみたら、その地下に古代の帝国があり、そこで囚われの身になってしまうとゆう内容。地下帝国の人たちは肌の白い人間で、彼らにこき使われてるのがモグラ人間とゆうわけ。この設定、モグラ人間を単なるモンスターとして描いてないとこがしぶい。はじまって40分あたりで登場するんですが、砂の中からあらわれ、人をつかんで砂の中にひきずりこむ、この描写、不気味でいい感じ。後半なんて大量のモグラ人間たちが砂の中から飛び出し古代人たちを襲うんですけど、ちょっとしたモンスタースペクタルシーン、テンションあがります。とにかくモグラ人間の描き方がいいんです。奴隷的な扱い、なにを考えてるかわかんない、でも意外と反抗的、古代人が餌をやるんだけど、それをモグラ人間どうしとり合い、古代人に鞭でうたれてしぶしぶ従うシーンとか、大量に使役されてるんだけど一斉に土にもぐって逃げ出すシーンとか。地下に簡単に逃げれるし古代人より強いはずなのに、脳が足りなくて古代人に従ってる、この設定がかっちょよいです。展開も無理がなく、飽きさせない工夫もそれなりにあってオチもなんだか藤子不二雄の短編みたいな感じで悪くなかったです。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-11-18 13:25:57)
903.  緯度0大作戦
登場怪獣は三種類、巨大ネズミとコウモリ男と羽のはえたライオン。こいつらはえらくチャチーで。キグルミ感がモロやし。もう笑ってまうくらい。でも、この映画自体は、意外と楽しめました。舞台とか結構金がかかってるみたいやし。特に地下都市はよかった。ジオラマとか絵とかをうまく使って、それに合成かけてるんやけど、絵ずら的には、広大な都市空間って感じは出てた。ストーリーも善対悪の博士とゆう子供むけの冒険活劇で単純なんだけど、それが逆に不自然な感じが目立たず、すんなり観れたわ。最初の海上の爆発の映像が綺麗で、素晴らしい出来。これでワクワクできました。怪獣がメインじゃないのでチャチーのも、それはそれでインパクトあって笑って楽しめたし、潜水艦や色々な未来の技術が登場して退屈せんかった。お風呂に入って最強になれたり、潜水艦もおもちゃ感覚(サンダーバードみたいな)で、なんか楽しそう。悪の博士も、敵の侵入をしりつつも、人間を改造手術することに夢中で、全然、敵に集中してないってとこが異常で、キャラが立ってたな~。もちろん 彼の部下のオバハン連中も、熟女なオバハンってとこが笑える。とゆーことで、世間的には駄作として認定されてるが、俺、個人的には、わりと楽しめました。ラストも変でなんかいい。
[DVD(吹替)] 7点(2008-11-17 23:58:25)
904.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
泣けた~。特に娘がしのび泣くシーン。孤独はやっぱりしんどい。生きてる事に虚無感を感じた人を救えるのは誰かとのかかわりでしかない。家族、親、友人、会社の同僚、そしてそれは例えば、なんのかかわりもなかった隣人だったりする。そんなつながりののなかで人は心を維持していけるのかもしれない。孤独を理解している数学者がふれた隣人とのかかわりは、隣人にとっては大した事でなくても、彼にとっては、生きてる喜びを感じれた救いだったわけだ。なんて思ってしまった。それにしても、東野は女性につくす男を描くのが好きだな~
[映画館(邦画)] 10点(2008-11-16 23:33:32)(良:1票)
905.  溶解人間
宇宙飛行士が帰還後、ドロドロのモンスター化するって映画。飛行士が怪物に変わる悲壮感とか、モンスターが人を襲う恐怖感とかがあれば、こんな脚本でももうちょっと見れたんだけど、そんなもんはな~んもない。途中、ちょっとコミカルな感じにしたりして、何をしたいかよーわからんが、退屈だった。てゆーか、眠くなった。溶解人間の足どりを追うのも、彼をみていた医者と、なんだかよーわからん将軍、二人だけ。将軍はこれは極秘事項だといっていたが、それにしても将軍なんだから、もうちょっと追いかける人数用意するとかできんのかったんかいな。あー、予算がないので役者そろえられなかったんやね。しかも、この二人、途中で制服ぬいで、普段着になるので、単なるおっさんと若者にしか見えない。しかもおっさんの方は若者の家で、のんきに七面鳥の足なんか食べてるし、若者の嫁も、オカン殺されても、なんだか冷静だし。なんやろね~、このグダグダの脚本&演出は。溶解人間のスーツは結構ドロドロしててよく出来てるようだったけど、これでまったくおもろないのは、監督のせいやろな~。って思たら、ギャラクシーナの監督かいな~。そーいえば、最初 太った看護婦が逃げる病院の長い廊下のシーン、この場所どっかで観たな~って思ったら、ギャラクシーナでも使ってたわ。ギャラクシーナでは宇宙船の中の設定やったけど。この場所、好きなんやね~。
[ビデオ(字幕)] 0点(2008-11-15 19:40:58)
906.  恐竜の惑星
ストーリーはいたって単純、宇宙船が壊れ、何人かの男女が恐竜がすみつく惑星に漂着、そこでのサバイバルを描いたお話。でも、緊迫感とかはなくって、所々にコミカルな場面もあるし、どっかノホホンとしている。一番ノホホンとしてるのは音楽。シンセのヘンテコな音楽のおかげで、映画自体がすっごい安っぽく観えてしまう。役者もみんなバカっぽく観えてしまう。音楽は大事やな~。最初、川に落ちた発信機をとりに戻るのに、今さっき川から服着たままあがったのにもかかわらず、わざわざ水着姿になって川に飛び込む女性隊員とか、びびって弱腰の女性にわざわざ光線銃をもたせ、案の定、水につけてつかえなくなる銃のシーンをみて、この映画にどーしよーもないC級感を感じ、テンションダダ下がりだったが、その後、出し惜しみなく、色々な恐竜を出してくれて、しかも合成シーンもしっかり出してくれて、意外と最後までしっかり観れました。恐竜はストップモーションで出来も悪くなく、かのレイ・ハリーハウゼンも特撮に一部特別に参加してます。色々もめたりする人間ドラマが退屈になってきた所に恐竜が出てきてくれて、ストップモーション恐竜が好きなら、退屈せんていどに楽しめるかも。特撮の恐竜と倒した後、人がかついだ恐竜の大きさが明らかに違うのはご愛嬌ってことで。役者も確かに魅力がそんなにないので、重厚な人間ドラマは皆無ですが。でもやっぱ一番映画の足をひっぱってるのはノホホンとした音楽かな~。でも、これが最後のオチとみょうにあってしまってる所になんか、納得。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-11-15 17:42:55)
907.  ボディ・スナッチャー/恐怖の街
この映画はほんとよくリメイクされてますね~。それほど原作がいいんでしょうね~。アメリカ人って好きなんでしょうね~。本能的に、こーゆう侵略のされ方が。とゆうわけで古い方から見てみることにしました。恐怖感やテンポはよかったです。多分、小さい頃に見たら、ドキドキしたでしょう。サヤエンドウ嫌いになるか、はたまた寝るのが嫌になるか。どっちにしろ小さい子には見せないほうがいいか。ただ、サヤエンドウで複製人間が出来るのはわかるんですけど、眠ったらすりかわるってゆーのがよくわかんなかった。さっきまで普通だったのに眠った一瞬でもうのっとられてる主役の恋人。え?複製人間はどーなったの?本物の肉体はどーなったの?精神が入れ替わるって設定じゃなかったよね?サヤエンドウが複製作って、元の肉体から眠ってるうちに記憶とかいただくって設定だったよね?なのに最後の方は、精神が入れ替わるって感じの描き方。すり替わりシーンがないので、そのへんの構造が全然わかりません。そのあたりは最近の映画「インベージョン」のほうがうまい感じに思えました。眠ったら駄目とか、ちゃんと納得できましたし。こっちは、サヤエンドウが近くになきゃ寝れるんじゃないの?とか基本設定が気になりすぎて納得いかね~。それ以外のドラマ部分はよかったので最後まで観れたんやけどね。ちなみにDVDは着色版でしたので、ちょっと肌の質感がキモイ。
[DVD(字幕)] 5点(2008-11-14 17:08:18)
908.  デッドリー・マンティス
この映画、日本で色々紹介されてるにもかかわらず日本でソフト化されてない作品であります。だもんで、邦題は基本的にありません。一応色々なところで死の大カマキリって書かれてますが。観りゃわかりますが、ソフト化されてないのには納得です。古い映画であまりおもしろくもなきゃソフト化は難しいですね。でも、一部の怪獣ファンにはなんだか人気あるみたいです。内容は巨大なカマキリが古代から蘇りアメリカを襲うってゆうありきたりな怪獣映画です。主役は一応学者ですが、途中で軍人さんにバトンタッチします。怪獣が密かに出現し、軍施設が被害にあい、その謎を追っていくうちに、怪獣が街に現れ軍も登場し大騒ぎってゆうまったくもってありきたりのストーリー。カマキリはミニチュア使ってるみたいですが動きが滑らかなんでコマドリではないんじゃないでしょうか。一部本物のカマキリを使ってるみたいですが、あんまり違和感はなかったかな。撮り方とか造形とか、空を飛ぶとことかかっちょいーんですけど、いかんせん登場シーンがかなり少ないうえに、ほとんど飛んでばかり、さらに人間との合成シーンは最後死んでからと窓の外でもっさり動いてるシーンのみ。後は、人間を映してカマキリ映すってゆう昔の低予算怪獣映画の撮り方です。戦闘機などの空中戦もあるんですが、これも本物の飛行機の映像を流用した後、別にカマキリだけ映すとゆうヘナチョコぶり、街に登場したのにそんなに暴れる映像もないし、軍とのテンション高い攻防映像もないです。とにかく、おお!怪獣映画ってゆう映像がすくなすぎます。人間とか軍とかと怪獣が一緒に映る燃える構図がほとんどないのです。カマキリがワシントン上空を飛ぶシーン、高い塔に登るシーンなどちょろっとある巨大カマキリ映像に3点かな。特に軍基地を襲おーと基地にゆっくり迫ってくる構図はなかなかかっちょいーですがそれだけですね。盛り上がりかけたとこでヒロインの女性と軍人さんが車の中でチュッチュっていういらんシーンもあるし。ちなみにソフト化されてないので当然ビデオは字幕なしです。内容が内容なんでまったく問題ないです。
[DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2008-11-12 22:04:05)(良:1票)
909.  金星人地球を征服 《ネタバレ》 
一部で有名な金星ガニ(命名は日本人)が登場するコーマン監督によるB級SF映画。金星ガニは前半2秒ほど出て、後はラスト10分ほどの登場です。後は金星ガニの足元から飛び出したコウモリみたいなのが人にとりつくとこが特撮で、それ以外はほぼ人間ドラマ。金星人にだまされ彼らを導こうとする主人公の博士が奥さんや友達に色々忠告されても、なかなかゆうことをきかないってゆうドラマ。緊迫感、一応あるけど、正直たるいです。軍隊も10人くらいしか出てこないとか、なんかコジンマリした舞台とか、まー低予算な感じです。友達あつまって、ネタ感覚で観るとおもしろいかな。それでも金星ガニにまったく思い入れがなけりゃつらいかも。金星人に洗脳された妻とか、兵隊をこりゃだめだと思い平然と殺してまわるもう一人の主人公の博士の友人が冷静すぎて笑けます。でもやっぱり一番失笑なのは最後の金星人との戦い。しょぼすぎ。まー、擬音で表現すると、おりゃー、ボー、うわー、コテン。ガスバーナーで突っ込んで金星人とともに死んでしまう主人公が、どーみてもでっかいキグルミと添い寝してる風にしかみえないので、その後、その友人が真剣な事をいっても、コントにしかみえないです。ヘンテコな金星ガニに3点。
[ビデオ(字幕)] 3点(2008-11-12 01:44:05)(良:1票)
910.  ロスト・ワールド(1925)
すごい時代になりました。こんな歴史的映画が700円で自分のものにできるなんてすごいです。だもんで、早速、DVD購入してみました。当時、この映画をドキュメントと言って公開すると、一部の人は信じたそーですが、いくらなんでも、ストップモーションの恐竜の原点的作品とはいえ、それはありえへんと思い、前から確かめるために観たかった作品でした。で、観たんですけど、奥さん、これはすごいでっせー。うなずける。当時の人が信じた感覚がうなずける。そら、今の時代の目でみると、恐竜のモーションがカクカクしすぎてるし、サイレントでずっとクラシックがなってるので迫力とかないし、白黒で画質も悪いしでもう古臭いちゃちー映画かもしれません。でも当時の人の気分で観れば、こりゃすごい。カクカク感も人との合成とかも、モノクロ効果と画質の悪さで逆に、ほんまに生きてるみたいに見えてしまう。こりゃ信じるって。舞台もいい。原生林がしげる秘境の地って雰囲気がある。だから、恐竜も存在感がます。でも、本当にすごいのは恐竜の生物感ある動き。腹がドクドク動いていたり、芸が細かい。こりゃ、撮るのに相当労力費やしたに違いない。それでも、観客を驚かせたいとゆうこだわりが、恐竜の細かい動きに出てました。60分でサイレントなのに、ストーリーも意外にしっかりしてる。最初はコミカルなんで、笑ちゃったわ。特に博士と記者の追いかっけこ。変にオモロイ。そっからロストワールドへ行く展開の速さにもびっくり。キモイ怖い原始人も出すサービス精神。あれだけ、沢山の恐竜を出して、秘境での冒険をお腹いっぱい楽しませてくれたのに、さらにロンドンの街で恐竜を暴れさせるとこまでしっかりやってくれたサービス精神。街での暴れも合成とか、いい感じやねん。ここでもモノクロ効果。まー、サイレントなんで、恐竜の声とか効果音がないので、迫力感はないし、物語がまんまキングコングなんで、今さら感はあるけど、当時の人の気持ちで観れば、かなり味わい深く驚きのある作品でありました。あと、猿とか小熊とかの本物の動物が出てきますが、これもかわいー。ちなみに、これのもっと長いバージョンもあるみたいですが、俺はこのくらいが、ちょうどよかったかな。サイレントなんでやっぱり長くてしっかりした物語はしんどいかもしれんし。このお手軽でちょっと雑な感じで、それでいて恐竜を楽しめるとこが逆によかったりします
[DVD(字幕)] 7点(2008-11-07 23:22:28)
911.  双頭の殺人鬼
古いモノクロ映画だが、意外とおもしろかった。舞台は日本。役者は主人公がアメリカ人。アメリカ人の配役が他にも主要な役でいるが、日本人の役者もいる。だもんで基本は英語。でもちゃんと日本語も出てくる。アメリカ人の監督さんが撮ったにしてはさすが日米合作とゆーか、いわゆる日本馬鹿描写はあまりない(ハラキリとかちょっとあるけど気にならん程度)。ちゃんと日本で出来事が起こってる感があった。内容はマッドサイエンティストにより主人公が怪物になるとゆーもの。マッドサイエンティストの奥さんが最初に怪物化されているのだが、これが、目の位置がずれたかなりグロテスクな顔立ち。しかも、知能も低下している。これがなんだかせつなかった。愛する奥さんを怪物にしてしまった狂った博士と、もう自分が何者かもわからない奥さんが牢に入れられうー、うーと鳴く姿の対面が気持ちわるさの中にせつなさがあり、なんともいえない悲壮感。主人公の怪物化もすごく、最初は変に粗暴になり自分の妻をないがしろにし、やがて自分も理解できぬまま殺人をおかしていき、そしてなんと肩に目ができる。これがすごく不気味だ。肩に目があるねんで。不気味すぎる。その後、タイトル通り、肩から別の顔があらわれ、双頭になる。ってゆーても期待はしないでね。所詮モノクロ時代の映画なんで見ようによっては肩におもちゃ屋で売ってる馬の顔のかぶりものあるやん、あれをつけてるだけにも見えるから。でもモノクロ効果もあってかそれでも雰囲気にひたれば十分不気味だ。だから昔の映画とは思えないくらいよく出来た特撮だったと俺は言ってしまおう。なんだか肩の顔の口元もあうあう動いてたよーにも見えたし。ストーリーが一昔前のよくある古臭さで、全然新鮮じゃないが、マッドサイエンティスト怪奇映画としては十分に浸れると思う。てゆーかストーリーがかなり単純明快で変にこってないので逆に納得できるリアリティー感がある。時間も短くさらっと見れるので、そこもよかった。
[DVD(字幕)] 7点(2008-11-06 00:24:07)
912.  MOON44
ミニチュアを使った特撮が結構雰囲気を出している。舞台としてはエイリアンの雰囲気に近い。でっかくジャンクパーツのよせあつめ的な宇宙船とか、機械むきだしで工場の内部のよーな基地(ムーン44)の内部とか。ただ、せっかくいい雰囲気の舞台なのに話があまりおもしろくないのが残念。敵の内通者をそうそうに観客にわからせるので、展開が遅く感じるし、基地に運ばれた囚人達と基地で働く青年達のゴタゴタを長くひっぱって、SF的な要素のあまりない人間ドラマパートが長すぎるし。ラスト近くでようやく敵の宇宙船があらわれ戦闘機どうしの戦闘シーンなんかで盛り上げようとするがが、短いし、あまりもえない。 
[ビデオ(字幕)] 3点(2008-11-01 15:54:30)
913.  スタークラッシュ 《ネタバレ》 
エロな衣装でキャロライン・マンローががんばる女海賊が主人公のB級スペオペ。昔のB級スペオペってことを理解しながら観るとビジュアル的に味わい深いシーンが色々ある。アルゴ探険隊の大冒険をモロパクリした巨大なタロスそっくりな銀色の護衛ロボット、骸骨剣士そっくりな銀色のロボット、まー、パクリだらけだが。ダイナメーションがカクカクしすぎだし、合成技術もダメダメだし。でもそれゆえに変な味わいがある。まったくの素人がやる演技みたいな感じ。グダグダなんだけどなんか観てしまうってゆー。後、漫画コブラにでてきそーな感じの主人公と仲間のロボットが色々な惑星で並んだ雄姿はスペオペ色がかなり出ている。ゴレンジャーの怪人みたいなロボットのデザインも素敵。ストーリーもかなり突っ込める。ガラスを突き破って敵の宇宙要塞に突入してくる人間棺桶部隊がすごすぎる。宇宙は真空だとゆう事はまったく考慮されてないのだ。でも一番突っ込めるのはおちだ。題名ですでにネタばれしてるのだが、よく車どうしがぶつかってクラッシュしちゃったってゆーがそれの宇宙版。味方と敵のパワーバランスもかなりおかしい。最強なのにあっさり死ぬし、これはやばいと思わせて実は最強だったり。んなわけで、ビジュアルはヘンテコパクリで魅力的、ストーリーは突っ込みまくれて魅力的。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-10-31 23:19:47)(笑:1票)
914.  ギャラクシーナ
タイトルになっているのは劇中登場する女性型アンドロイド。このヒロイン役をやった女優はこのあと嫉妬に狂った夫に殺されている。詳しく知りたい人はドロシー・ストラットンで調べてみるか、スター80とゆう映画を観ればいい。で、映画の方はB級スペオペコメディーである。ただしギャグは全て空回り、ドラマパートはダラダラ長いのでかなりの退屈、宇宙船などの特撮パートは一昔前の日本のテレビヒーローもの程度。宇宙戦闘も一応あるが、動かない宇宙船から光線でやりあうだけ。とゆうトホホなほどの出来。一応ヒロインのドロシーも演技下手がばれないように、前半セリフなし、ただのお茶くみとか、手の甲の機械をなにやらコチョコチョやるシーンと椅子に座ってクルクルまわるシーンが何回もあるとか、なんの見所もない。後半になってよーやく、グダグダのアクションや少しのセリフがあるが、この後実生活で殺される事を考えると、なんだかせつない。まー、どっちにしろ全体的に眠い出来なんだが、まったく魅力がないかと言われれば、そーでもない。この映画には人型エイリアンが多数登場する。もちろんキグルミ程度なんだけど、CG化される前のスターウォーズのカンティーナの酒場を彷彿させる感じでなんだか変な味わいがある。それに後半の西部劇の町みたいな惑星も赤いフィルーターがかかって、そこでがんばって演じてるドロシーをその後の彼女の運命やこの映画に出る経緯を考えながら見てると、これまた変な味わいがあったりする。退屈だったが、そんな部分には3点あげたい。
[DVD(字幕)] 3点(2008-10-31 22:30:20)
915.  殺戮謝肉祭/屍肉の晩餐
知る人ぞ知るおフランスのホラー監督ジャン・ローランのゾンビもの。レンタルなんてしてないのでワザワザDVD買って観ました。でもはっきりいって全体的にちょっと退屈でした。内容は、人を殺してしまう衝動で徐々に狂っていく奇病に犯された村人が顔や体にデキモノ作って、さまよう中、ヒロインが愛する恋人のもとまで旅をするとゆうゾンビ風、ロードムービー。前半、列車にのりこみヒロインおそってくる奇病でただれた男。しかし、ヒロインは列車を止め降りて走って逃げる。他に乗客が皆無なのも変だが、車掌いないのか?列車ってそんなに簡単に止めれるの?とのっけから疑問の連続。それがジャン・ローランの幻想悪夢世界の映画と言えばそーなんだけど。まー、リアリティーとかのない楳図かずお風なホラー漫画な感じです。合う人は合うと思う。旦那が妻を扉にうちつけ首を切断し、その生首に泣きながらキスするとか、オヤジが娘をくしざしにして、我に気づき殺してくれと懇願するとか、ホラーのえぐさの中に悲哀みたいな部分が多く、そのへんも異色のゾンビ物。でも正直、字で書けば、うわ~えぐそーって思いがちですけど、あまり直接殺害シーンを描かず、殺した後のメイクで見せるって所がミソ。唯一、首切断はしっかり見せるが、これも人形の首をひっこぬくのがマルワカリな感じです。だから今の洗練されたホラーの感覚でいえばチャチー感は拭えません。エロさで有名な監督ですが、はっきりいってエロさもそんなに。女性の全裸をおっぴろげしますけどエロクない。むしろきれい。最近の映画のほうがもっとエロイ。で、昔感覚の幻想的なホラーってのが駄目だったのか、それとも演出のゆるい感じが駄目だったのか、俺は悲しさとかも全然伝わってこないし恐怖や緊迫感も全然だったんですけど、観る人によってはそれなりにくるもんがあるかもしれません。出来自体はそんなにダメダメってほどでもないと思いますし。あー、唯一、奇病の男が車の窓ガラスに顔ぶつけてデキモノがグチャってつぶれていくシーンはちょっぴり怖かったかな~。そーでもないか。どっちやねん。風景がきれいだな~とか、女優さんの裸はきれいだな~とかそんなところに3点。
[DVD(字幕)] 3点(2008-10-27 17:16:57)
916.  ソドムの市(1975)
高尚な映画なのかもしれません。すごい映画かもしれません。しかし俺にとってはウンコの映画。ウンコの市。あまりにもウンコのインパクトがでかすぎて、他が全てかすんでしまった。途中、ウンコって言葉がいっぱい出てくる。ウンコがどーたらこーたらとか。変なオバハンがウンコの話をいっぱいする。当然、言葉だけじゃなく、ウンコも見せます。まー、作り物かもしれんけど。でも映画で初めて画面をまともに観る事ができなかった。指の隙間から、はたまた目を細めてよーやく観れたけど。性器にモザイクするより、ウンコにモザイクかけてくれ。ウンコを食べる口にモザイクかけてくれ。ウンコのついた口のまわりや、ウンコが入っている口の中にモザイクかけてくれ。頼む。ってゆーか、ウンコのくだりはウンコだけにさらっと流して欲しかった。映画の4分の1ほどしめる糞尿地獄はウンコ嫌いには本当に地獄の時間を費やす事になる。その覚悟でどーぞ。
[ビデオ(字幕)] 0点(2008-10-27 17:04:39)(笑:1票)
917.  未来惑星ザルドス
ショーン・コネリーが赤いパンツ一丁で、支配階級達の住む不思議な町にのりこみ、召使になったり、チンポたたせたり、みんなから逃げたりして話は進んでいきます。それを前衛的な芝居とか、哲学的な要素、ヘンテコな見せ方で、わかりにくくしてある感じ。冒頭いきなり、人の顔が出てきてなんかしゃべってる時点で、なんじゃこりゃ?って思いましたが、観た後もやっぱり、なんじゃこりゃ?でした。よーわからんけど、みんな、手を前に出して、ピロピロするとこで笑ってしまったので3点にしときます
[DVD(字幕)] 3点(2008-10-27 01:40:58)
918.  サンダウン 《ネタバレ》 
B級吸血鬼映画の異色作。一応コメディー要素もあるんだけど、邦題の「ボクたち、二度と血は吸いません」から想像するほどグダグダのバカバカしいのりでないです。いや、B級なんで、ストーリー的にはアレなんですけどね、まー、ノリ的にはフライトナイトに近いかんじですねかね。吸血鬼達が住む町。彼らは血を吸い本能にまかせ人間を虐殺することが嫌になり、とある吸血鬼の提案により、町を作り人工血液を接種し、人と共存することを決めた。そんな街に主人公家族がやってきて、町を治める吸血鬼に反抗する悪の吸血鬼も絡んできてって内容。さびれたガソリンスタンドのブランコに3人のサングラスをかけた吸血鬼の老人が並んで座ってったり、町の住人はお昼はサングラスと日傘をさしてる姿など、なんだかシュールな映像が色々あったり、最後の悪と善の吸血鬼どうしの戦いがなぜか西部劇だったり、変にスットボケてる。なのに雰囲気がけっこうマジメな感じなのが、変な味わいがある。それが中途半端ともいえるが。吸血鬼らしい特撮はごく一部だけでしかも低予算なのでチープ、そのせいか全体的にはちょっと地味だが、ラストのオチがなんだかうまいと思えてしまった。悪の吸血鬼に追い詰められる善の吸血鬼達。そのとき主人公がとった目から鱗の行動により、大逆転となるのだが、これが意外に吸血鬼的に変な感動で、こーゆうの好き。まーB級映画に愛情があって、吸血鬼好きなら、それなりに楽しめる作品。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-10-24 23:32:50)
919.  炎628 《ネタバレ》 
戦闘シーンを描く戦争映画ではなく、一人の少年の体験する戦争で行われる行為を表現した映画かな。なので戦闘シーンはほとんどない。直接的な殺傷シーンもない。前半は暗く淡々としていて退屈だったが、後半1時間は悲惨だった。まるでお祭り騒ぎのドイツ兵、一つの小屋に村人を集め、小屋ごと焼き殺す。嵐のさったよーな静けさの中、少年は老人のような顔つきになる。悲惨すぎる。しかし、よく考えると、こんな酷い事をされた国ですら、他でやっぱり酷い事をしている。戦争をした国で、なんの罪もない一般人を殺さない国は一つもない。人間は人を愛しながら、人を殺せる生物なのだ。物を作りながら壊せる生物なのだ。平和を望んで戦争できる生物なのだ。こんな矛盾した生物は奇妙だ。モンスターだ。でも自分もその生物なのだ。だから、それでも人間を素敵な生物だと思いたい。人間が自ら人間を否定すればいったいどこに救いがあるんだろう。うーん、あまりにも後味が悪いので、いっぱい考えてしまった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-10-22 02:15:28)(良:1票)
920.  恐怖の足跡 ビギニング
恐怖の足跡ビギニングって邦題ですけどそれは勝手に日本がつけただけで、まったくもって恐怖の足跡って映画とは関係なし。モノクロで、一応、音ははいるが、台詞はほとんどなし。悲鳴だけある。で、ナレーションが不気味にあおる。内容は一人の女性が夜の町をうろつきまわるって内容だが、そこが精神世界か、はたまた女性の悪夢かって感じの町で まー、色々ある。ただ、今更観てもまったく怖くないし演出も目新しくなくただ、ただ、眠い。眠いオーラがずっと画面から出てる。深夜に見れば安らかにそのまま寝れる。無理やりインパクトある所をあげるとしたら、主人公の女性がキモイ、そしてそれがちょっぴり狂気をあおってくる。画像から狂気のオーラが出てる、いや出そうとしてる。でも眠いオーラの方が大きく俺はかなりがんばって最後まで観ました。  
[DVD(字幕)] 0点(2008-10-20 17:06:41)
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