961. メン・イン・ブラック3
本来、タイムトラベルとは関係がないSF作品の続編を作るために、無理くりタイムトラベルをぶち込んだ印象が強く、なんだかなぁ・・・(本音を言えば、1作目でやめておけばよかったと思う) 流石に14年も経つと、動きに切れがなくなるのかトミー・リー・ジョーンズの出番がなくて、少しかわいそうだった。 [DVD(字幕)] 5点(2013-01-02 21:05:58) |
962. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 『クイズ$ミリオネア』が世界各国で放送されていたのを初めて知った。まぁ、『クイズ$ミリオネア』は何度か見たことがある程度なんだけどね。 世の中総中流の日本(最近はそうでもないけど)と格差(身分、宗教、経済)社会インドの歴然とした差を実感した。 しかし、経験したこと、運だけで全問正解できるものなのかね。その辺のリアリティがちょっと低いけど、「運命」だっただろうね。 [DVD(字幕)] 7点(2013-01-01 20:46:23) |
963. 愛を読むひと
《ネタバレ》 タイトルから単純なラブストーリーなのかと思いきや、後半から一気にホロコーストという重い展開に変わってしまったのは驚いた。 日本人には、あまり理解できない(と思う)ホロコーストをテーマに、従属的に殺害に加担した下っ端の看守を罪について問いかけている。途中、「社会は、道徳ではなく法で動いている。それも、現在の法ではなく、当時の法である。」といった主旨のセリフを法学教授が言うのだが、その考えに基づけば下っ端看守は無罪、もしくは執行猶予付きの有罪が適当だと思うのだ。道徳的には有罪だと思うがね。 主人公のマイケル君は、面会に行ったにも関わらず、逃げるように帰ってくるのかわからないし、イライラした。多分、面会していたらハンナが自殺するようなことはなかったと思うが・・・(手紙に返事しなかったこともだが) どうでも良いことだが、ドイツが舞台で登場人物が英語を喋るのは如何なものかと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2013-01-01 12:27:28) |
964. フェイシズ(2011)
《ネタバレ》 相貌失認(人の顔が判別できなくなる障害)を題材にしたサスペンスなのだが、登場人物の顔が次々に変わってしまい、「こいつ誰?」とこっちが混乱してしまった・・・ 小説ならともかく、映像化が難しい作品だとは思う。 伏線の内に入らないようなお粗末な伏線が貼られているだけなので、サスペンスとしてはイマイチだと思う。 ついでに言えば、捜査関係者の指紋とかDNAってデータベース化されていないのかなぁ? [DVD(字幕)] 5点(2013-01-01 01:18:04) |
965. ギリギリの女たち
東日本大震災の被災地で撮影しているのですが、あまり被災地を全面に押し出していないのは意外な気がした。主演の3人を通して伝えたかったのだろうけどね。 カレーやおにぎりを美味しそうに食べるシーンと冒頭の長回しは、一見の価値あり。 まぁ、おにぎりを食べながら人生の再生に話を持っていくのは、少し強引な感じがしたけどね。 [DVD(邦画)] 8点(2012-12-31 23:17:31) |
966. わが母の記
お手伝いさん(メイドではなく)がいるようなセレブの家庭の話なので、感情移入できるはずもない。と言いつつも、老いて子供に帰って行く母親の気持ちを知る過程は丁寧に描かれており、素晴らしいと思う。 ついでに言えば、樹木希林の演技は凄いの一言に尽きる。どうでもいいことだけど、冒頭の宮崎あおいの中学生姿はちょっと無理があると思うぞ(その後の展開を考えると仕方がないとは思うが)。 [DVD(邦画)] 7点(2012-12-16 23:57:21) |
967. ジョン・カーター
ディズニーが莫大な製作費を掛けた映画にしては、面白くない。「バルスーム」「ヘリウム」だとかどうでもいいようなキーワードが出てくる割には、観客の好奇心を掻き立てるようなストーリー展開(ドキドキ感と言ったほうがよいかもしれないが)になっていないところは致命的だろう。 剣と魔法のファンタジーとSFが融合しているといえば聞こえはよいが、どちらも中途半端になっているのも良くないね。 ついでに言えば、主人公のジョン・カーターは、100人ぐらい簡単にぶっ倒すかと思えば、数人に袋叩きに合うし、強んだか弱いんだかはっきりしないところもいかんだろう・・・ [DVD(字幕)] 4点(2012-12-16 03:31:31)(良:1票) |
968. ソウル・サーファー
《ネタバレ》 実話なのでストーリー云々をいうのはおかしなことだが、主人公ベサニーの明るさと勇気、家族や友人たちの優しさと温もりで感動的な映画だと思う。 エンディングで本人たちが出てくるのは反則だろう・・・ [DVD(字幕)] 7点(2012-12-15 21:41:04) |
969. MY HOUSE
《ネタバレ》 いままで「20世紀少年」「TRICK」等のある意味バカくさいエンターテイメント作品を手掛けてきた堤幸彦監督が趣向を変えて、シリアスな内容をモノクロしかも音楽なしの作品に仕上げており、堤監督の並々ならぬ思い入れを感じた。たぶん、興業成績のことなんか考えていないんだろうなぁ。 勉強ができる中学生と潔癖症の母親、アルミ缶を集めながらひっそりと生きるホームレスと一見関わりあうことがないであろう主人公達の様子を淡々と描きながら、終盤に差し掛かったところで一気にクロスさせ、それが悲劇となってしまう。そんなエンターテイメント性の欠片もない映画です。 深く考えさせられる映画ではあるが、エンターテイメント性を放棄するのは如何なものかと思う。 [DVD(邦画)] 5点(2012-12-15 21:26:28) |
970. HOME 愛しの座敷わらし
田舎暮らしはいいなぁ。東京でしか暮らしたことがない僕が言うのもなんだけどね。 座敷童が介在しているが、普通のホームドラマというのか、家族再生物語だった。 日本の田園風景は素敵ですね。 ちなみに、荻原浩は好きな作家なんだけど、原作は未読。 [DVD(邦画)] 7点(2012-12-09 01:35:49) |
971. LIMIT OF LOVE 海猿
なんか緊張感がないんだよなぁ。 船が沈みそうなときに、長々とプロポーズなんかするかぁ? ついでに言うと、船が傾いているけど煙突は垂直っておかしくない。 [DVD(邦画)] 5点(2012-12-09 00:19:09) |
972. レッド・ティアーズ
《ネタバレ》 猟奇ミステリーなのかと思っていたら、途中からバンパイアものになっており、肩透かしを食らったかんじだ。 スピード、パワーで勝るバンパイア相手に素手で圧倒し、疾走する車すら片手で止めてしまえるベテラン刑事(倉田保昭)は何者?(まさか、ライカンとか?) ついでに言うと、山口果林がバンパイア擬きに変身した姿は酷いなぁ・・・ [DVD(邦画)] 2点(2012-12-03 00:43:20) |
973. 少林少女
ぶははは、なんだこの脚本は。ご都合主義のオンパレードでしかも少林サッカーの二番煎じかよ。 柴崎コウは、ワイヤーアクションをがんばっているのは認めるが、動きがぎこちないし、迫力に欠けるんだよなぁ・・・ ついでに言えば、漫画じゃないんだからオーラをCGで無理やり表現しなくてもよいだろう。 [DVD(邦画)] 2点(2012-12-02 23:30:36) |
974. コクリコ坂から
《ネタバレ》 好きになった人と血が繋がっているかもなんて、なんの捻りもないストーリー展開でジブリに対して少々幻滅した。まぁ、実は血が繋がっていなかったなんてところは、ジブリらしいといえばジブリらしいのだがね。 背景等の画はきれいなだけに残念だ。 [DVD(邦画)] 5点(2012-12-02 20:50:19) |
975. 今日、キミに会えたら
《ネタバレ》 国境を越えた遠距離恋愛をテーマにしているが、お互いに相手のことを大好きらしいが、それぞれ別々のパートナーとよろしくやっており、余り感情移入が出来なかった。 低予算映画のため、キヤノンのデジタル一眼レフカメラで撮影したらしい。デジタル一眼レフでここまでの映像が撮れるなんてキヤノンはすごいね。 ちなみに、セリフはアドリブらしいね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-11-27 13:33:06)(良:1票) |
976. 映画 けいおん!
大学ならともかく、高校の卒業旅行でイギリスに行くかぁ?(最近は知らないが、20年前は考えられん。)←こんなとこ突っ込むヤツも珍しいと思うが・・・ フワフワとしてつかみ所がない感じは、ある意味新鮮だがなんだか盛り上がりに欠けるよんぁ。 ちなみに原作未読、アニメ未見。 [DVD(邦画)] 6点(2012-11-25 10:23:53) |
977. 愛と誠(2012)
CMで見たとき、今時、こんな昭和臭い映画見てもなぁと思ったのだが、意外に面白かった。まぁ、昭和臭いことには変わりないんだけどね。 武井咲の天然ぷっりと妻夫木聡と突っ込みがいいね。 ちなみに、原作未読、オリジナル未見です。 [DVD(邦画)] 7点(2012-11-08 00:24:30) |
978. ザ・ブラックナイト
《ネタバレ》 何、このしょうもない脚本は? さんざん引っ張り回しておいて、結局夢落ちかよ。 ついでに言えば、「インセプション」の様な映画にしたかったんだろうけど、主人公が薄汚い爺さんでは魅力に欠けるだろうな・・・ [DVD(字幕)] 3点(2012-11-05 19:48:07) |
979. キャリー(1976)
《ネタバレ》 キャリーを演じたシシー・スペイセクとキャリーの母を演じたパイパー・ローリーの好演というのか怪演というのかはわからないが、素晴らしい演技だと思う。ついでに言えば、効果的な効果音もね。 ただ、救われないエンディングは好きではないので少し厳しめの点数です。まぁ、スティーブン・キング原作のモダンホラーで救われるエンディングってないのかもしれないけどね・・・(やっぱり、モダンホラーはクーンツがいいなぁ) [DVD(字幕)] 7点(2012-11-05 00:18:16) |
980. リミットレス
《ネタバレ》 「人間の脳は20%ぐらいしか普段使われていなく、100%使えるような薬ができたら」という発想は面白いと思う(科学的な整合性は兎も角として)。しかし、ストーリー展開は偶然薬を手に入れたもの同士の奪い合いに始終しており、開発者とか観客は置き去りにしているのはいただけない。 脳が活性化されると身体能力も向上されるようなシーンがあるが、疑問符が付く。 ついでに言うと、エンディングで主人公が「シナプスが変化した」ようなセリフがあるが、他の服用者、死亡したり、精神障害が出たりしているのに、なぜ主人公だけがシナプスが変化し、薬を飲まなくても能力が衰えたり、死亡しなかったのかが語られておらず消化不良だ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-11-04 18:05:39) |