81. エイリアン2/完全版
《ネタバレ》 駄作を続け様に見た後こういう傑作を見ると本当に心が洗われる。終わりそうで終わらない所がこれまた小憎らしい。1から57年後の世界にしては科学技術が進んでいないのが残念な所。まだ紙を使ってるんだ、写真も書類も紙なのかー。エイリアンのパンチでフロントガラスが簡単に破壊される、アンドロイドを作る技術はあるのに力仕事用の重機はロボットじゃないのかー。まあそういうことがあっても十分鑑賞に耐える。なにしろ脚本が良い。進行のリズム感が良い。子役が可愛くて演技が自然。 今週の気づいた事:兵員輸送車はミニチュアかと思ったらまさかの改造車らしい。 [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2023-12-23 15:13:13) |
82. ゴジラ-1.0
《ネタバレ》 開始10分でさえ100個突っ込みどころがあって残念でしかない。 演出が下手で演技が学芸会。監督の限界。安藤サクラでさえ学芸会してた。もちろん脇役もエキストラも全部ひどい。全編オーバーリアクションで自然さがまったくない。役者のせいではない。監督責任である。さすが佐々木蔵之介だけは少しまともだった。 人間ドラマを描こうとするな。そういうの下手な監督なんだから。なぜ自覚がないのか。脚本にも演出にも無理がある。 山崎監督が戦後日本の口惜しさと復興を描こうとする姿勢が気持ち悪い。世代的に到底無理がある。 そして子役を泣かせ過ぎ。 [映画館(邦画)] 4点(2023-12-19 16:34:49)(笑:2票) (良:2票) |
83. リディック:ギャラクシー・バトル
《ネタバレ》 長いしつまらないし最後の方は急展開というよりぶつ切りで話がつながらない。無料だから見てしまったがこれはお金を払いたくないやつだ。 CG犬は動きが過度にぎこちない。ひどい。 [インターネット(字幕)] 2点(2023-12-02 13:10:08) |
84. 活きる
《ネタバレ》 資産家のお坊ちゃんは博打漬けで貧民層に叩き落される。特技の歌で人形劇団を組みどさ周り。劇は時には活路を開くのに役立つこともあるが庶民を襲った時代の波に翻弄される。 共産党を過剰に持ち上げるシーンを多用しそれが逆に批判を示す構成となっているところが興味深い。一家を襲う悲劇の数々はいたたまれないものがあるが大きな時代のうねりなので抗いようがないわけで、もうかき分けかき分けどうにかこうにか生き延びるしか手がない。大変だったろうなーとは思うが映画として見せられても一家の変遷を借りる形でただ時代をなぞっているだけでちょっと面白味は感じづらい。見ようによっては思った通りのストーリー。大きな振幅がない。醸し出す雰囲気が良かっただけにもったいない作品である。 今週の気づいた事:オープニングの博打のシーンだけが光っている。 [DVD(吹替)] 5点(2023-11-03 13:23:31) |
85. ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜
《ネタバレ》 うーん、ほろっとはする。 それにしても中国共産党のスパイはさすがにおかしい。中国国民党でないと歴史に合わない。 最後に出てくる料理の数々、全然おいしそうにない。高そうなのはわかる。 企画:秋元康ってのがなんかひっかかる。本筋はそこではないとわかっちゃいるが。 [DVD(邦画)] 5点(2023-10-31 17:14:18) |
86. 妻への家路
《ネタバレ》 文化大革命で妻と娘から引き離された夫が超久しぶりに家に帰ったら妻は記憶喪失になっていた。 基本的に1イッシューの映画だからごたごたした忙しさを感じずにじっくり堪能できたのはよかった。まあその分退屈さもあった訳だが仕方がない。 夫婦愛というより親子愛に打たれた。 ずっと権力を保ち続ける共産党の恐ろしさを感じた。 夫婦は遅かれ早かれどっちかが記憶喪失みたいになるんだよなーとなんか変な感想を持った。 今週の気づいた事:漢字が難しすぎ。私にも書けない。 [DVD(吹替)] 5点(2023-10-31 14:35:05) |
87. 脱出(1944)
《ネタバレ》 カリブ海の島で釣り客を相手にする船長は、美女との駆け引きをたしなみつつ、船賃は取り損ねるしホテル連泊代はたまるしで、政治的な紛争に巻き込まれるような事は嫌いだったのにレジスタンスの密航を請け負う流れになる。 クールで大人びた美女二人の登場でもうおなか一杯。それにしてもクール過ぎないか。ちょっと鼻につく。ナチュラルさもほしかった。 歌謡ショー的なシーンが長いのが気になる。有名歌手が出演したからか。今となっては全然有名じゃないから退屈だった。 映画全体としては面白い方だと思います。 今週の気づいた事:なんでも海洋投棄。 [DVD(字幕)] 6点(2023-10-29 15:04:33)(良:1票) |
88. シノーラ
《ネタバレ》 ジョー・キッド(クリント・イーストウッド)は腕は立つのだが社会のルールになじめない奴で、今日もシノーラという町の留置所にぶち込まれている。土地の権利をめぐって地元メキシコ系住民と白人権力者の抗争に巻き込まれ、始めは白人側に雇われるのだが。 相変わらずクリント・イーストウッドの渋さが際立つ映画。無敵設定なのは致し方ない。こっちもそれを期待してみている。 今週の気づいた事:教会に飾られているマリア様だかイエス様だかの絵が「絵師」の修復で一時有名になったあの絵に見えた。 [レーザーディスク(字幕なし「原語」)] 7点(2023-10-28 17:54:11) |
89. ベイビーわるきゅーれ
《ネタバレ》 いまどき少女ながら対照的な二人はプロの殺し屋。高卒後上層部の意向によりアパートで共同生活をするはめに。 まあ面白いと思います。 演出なんでしょうが片方の少女の発音が聞き取りづらく難儀。 最後のアクションは一流。 [DVD(邦画)] 6点(2023-10-18 19:41:43) |
90. 白い馬(1952)
《ネタバレ》 退屈さはあるが、白さが際立つ美しい映画に癒されました。馬の疾走感が素晴らしい。終わり方は好きです。途中からそういう終わり方になるんだろうなと予感はありました。 [DVD(字幕)] 7点(2023-10-05 20:21:10) |
91. 赤い風船
《ネタバレ》 なんかいいねこの映画。心が洗われる。ほぼセリフ無し。全年齢層に受け入れられるほのぼのとした短編映画。 [DVD(字幕)] 7点(2023-10-04 19:18:37) |
92. グランツーリスモ
《ネタバレ》 フォードvsフェラーリと比較してしまうと一段下ではあるが、これはこれでいいかもって感じ。 スカッとした。長さもちょうどよい。 日産の会社の連中は不要だったな。家族の熱い絆ストーリーももっと削ってもよかった。その分もっとレースのシーンを盛り込んでほしかった。 [映画館(字幕)] 7点(2023-09-19 19:39:24) |
93. ラーゲリより愛を込めて
《ネタバレ》 御涙頂戴映画。素直に感動し素直に涙する事ができた。それでいい。 シベリア収容所の過酷感はイマイチ表わせていなかったかな。 [DVD(邦画)] 8点(2023-09-05 13:53:01) |
94. エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
《ネタバレ》 次元スプラッタームービー。ごちゃごちゃしてる。カンフーに期待したがそれもたいした事なかった。 [DVD(吹替)] 5点(2023-09-03 12:27:21) |
95. ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
《ネタバレ》 2時間44分をずっと飽きさせずに見せる。これはすごい事です。アクション映画として最高峰と言える。 特にカーチェイスがいいですね。 国際美女図鑑になりがちなところ意外と女優さんの数は抑え気味。そんな中アラナ役(ホワイト・ウィドウ役)の人が好みです。 [映画館(字幕)] 7点(2023-08-14 15:24:51) |
96. 奴らを高く吊るせ!
《ネタバレ》 ストーリー:まだまだ無法地帯だった州では、自警団による違法な私刑が横行していた。まるで北斗の拳の世界だ。その基盤には死刑執行を最高の娯楽ととらえる民衆があるのだった。まだまだ原始的な状態の州において法の支配が広がるべきだと考える判事はイーストウッドを保安官に任じるのであった。 スプラッターなシーンはほとんどないのになんとも血生臭い映画だ。法の支配と法の下の平等に目を向けさせるとともに死刑制度への批判もあり、意義深い作品だ。 映画としての面白さはいまいち。 今週の気づいた事:判事の部屋にあるのと同じ天秤のインテリアが自警団のボスの家にもあった。 [DVD(字幕)] 6点(2023-08-06 14:45:37) |
97. 真昼の死闘
《ネタバレ》 ドン・シーゲルらしい思い切ったアクション。 しかしストーリーの流れとして展開の遅さがひどい。眠くなる。時間延ばしと勘繰りたくなるような退屈なシーンが多すぎる。 エンニオ・モリコーネらしからぬつまらぬ音楽。 最後のロバのシーンだけ良い。 [DVD(字幕)] 5点(2023-08-05 13:33:57) |
98. 僕のワンダフル・ジャーニー
《ネタバレ》 心温まる良いお話だと思います。歳を重ねる登場人物の同一性について誰についても上手くつながっているなあと感心しました。 娘が家出するのさすがに早過ぎ。ガリ勉のアジア人のイメージがステレオタイプですなあ。 今週の気づいた事: 特になし [インターネット(吹替)] 5点(2023-07-15 19:16:39) |
99. フリーダム・ライターズ
《ネタバレ》 ひどい境遇、ひどい世界に生きる生徒達。私にとっても先生にとっても想像を絶する。私にとって一番感極まったのは映画のちょうど真ん中で、クラス全員が飲み物を取りながら自分の境遇を述べる辺りだった。そこがピークといえばピーク。その後はまあそうなるよねって事が多く意外性はなかった。 最後に近づくに連れてっきりまた誰か撃たれて死ぬのかと思ったがそういう悲劇は起きなかったのでよかった。 今週の気づいた事: 真珠はいつもいっしょ [インターネット(吹替)] 8点(2023-07-14 14:46:28) |
100. 花束みたいな恋をした
《ネタバレ》 いやーシンクロし過ぎでしょ。お子様向けの映画だった。 今週の気づいた事: Google Mapは昔から [インターネット(邦画)] 3点(2023-07-14 13:26:05) |