1241. フリーズ・フレーム
ソウに続けって意気込みだけど、全然、ソウとは雰囲気が全然違うし、最初の発想はいいけど、そこからつむぎだされる物語にはなんの目新しさもない。サイコサスペンスっぽいDVDパッケージで期待度をあげてくれるけど、中身はやっぱり大したことない。並。普通。東京国際ファンタスティック映画祭で絶賛を浴びたそうだけど、ほんまかいな。誰が絶賛したんだろうか?宣伝のそーゆう噂もまったく信用できん。どーなるかわからんかったから最後まで観れたけど、これ、おもろいんかな~ってずっと考えながら観てた。てゆーかそ~ゆう不安が頭によぎる映画。落ち着いて観てられないねん。ちなみに、オチもそんなに衝撃的でもないからそこも期待せずに。 [DVD(字幕)] 3点(2006-05-15 15:41:47) |
1242. LIMIT OF LOVE 海猿
ようやく海猿が開花した感じです。前の映画やドラマはこの映画のために存在してたんかも。前の映画よりはかなりよい。色々心が動きました。久しぶりの映画館ってのもあったかも。やっぱ映画館はえーなー。迫力もあったし緊迫感もあった。あ、ごめん、絶賛しすぎた。期待せんといてな。そら迫力はハリウッドに比べたら、レベル下がるで。物語はお涙頂戴のアリガチな感じやで。でも普通によかったから、それでえーんかも。ただ石黒賢登場少な。ドラマのクルーなんて台詞ないし。ま~えーか。エンドロールの手の握りあいのカットもよいな~。ドラマとか見てれば、誰と誰の手かわかるから、余計に感慨深い。俺、なんやかんやで、やっぱりベタなん好きなんやろな~。 [映画館(字幕)] 10点(2006-05-15 11:29:56) |
1243. 樹の海
《ネタバレ》 ドンドン物語が展開していくわけでわない。淡々とした四つのオムニバスでどっちかゆうと会話劇。一つの話に出来事はだいたい一つ。①人を探す②生きてる人と語り合う③死体と語りあう④自殺を試みる。それぞれの登場人物は、この出来事を通じ、自分の内面を見つめなおす。そして物語のおわりには何かを心に得る。静かなリズム、なんか観てると熱いものがジワ~ッとこみ上げてくるわ。特に居酒屋のシーンと死体と語り合うシーンはよかった。台詞もえーわ。解り易いし、なんか聞いてて共感えやすかった。「遠い世界に」が急に歌いたくなる。ほんまに。今度カラオケで歌お~っと。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-15 10:52:07) |
1244. 張り込み(2001)
サイコサスペンスっぽくは感じなかったな~。誰にも感情移入できんかったし。演技はそれなりに引き込まれるものがあったけど。狂ってる人を描くにしても、そこまでの過程を描くか、もう少し共感得られるように解りやすく描いてもらわんと、なんも感じひんかった。支離滅裂な行動だけでは、どーもインパクトがないってゆうか。エロ系のVシネをメロドラマで薄めた感じで、後半は、ドキドキしない恐怖映画。それにしても若林しほはエロイな~。 [DVD(字幕)] 5点(2006-05-15 10:10:34) |
1245. 迷宮の女
こーゆう系統の映画観すぎなんかな~。途中であらすじ読めてもーてん。だからフランス映画にしては、ダラダラしてなくてそれなりに雰囲気はよいけど、人によっては観た後の満足度は低いかも。目新しさもそない感じなかったし。俺はこんな感じ。 [DVD(吹替)] 5点(2006-05-15 09:59:47) |
1246. 絶対恐怖 Booth/ブース
なるほど・・ただの幽霊ホラーじゃないって事か。ラジオブース内で、女性に対してヒドイ奴って顔を隠して、調子よくしゃべくるDJに起こる恐怖体験。ただ、直接的なビビらせ映像とか、音でビビらせるとかはない。あくまで心理的にジワジワとくる。一歩間違えれば退屈な展開なんだけど、最後までちゃんと観れたのは、ラジオブースの裏側が興味深く見れたのと、主役の佐藤隆太が嫌な役を熱演してるので、もっとビビらせたれ、とか、ビビッてる姿を見て滑稽に思えたからかも。ようするに、全然怖くない。普通の幽霊ホラーを観てる感覚にはならない。あ、普段、女の人にだらしな人は怖いかも。幽霊的に怖い映画を期待してみると肩透かし。ひねりはそれなりには効いてるけど、テレビの一話完結型のドラマって感じなんで、点数はこんなもんか。 [DVD(字幕)] 5点(2006-05-12 11:02:01) |
1247. DV ドメスティック・バイオレンス
怖いわ。DVってはたから観てるとほんま怖いわ。女の人が観たらもっと怖いかも。エスカレートしてく遠藤憲一に俺までビクビクしてもーた。緊迫感あるし、平凡な夫婦の日常がいかにしてDVで壊れていくか、わかりやすい映画やった。しかもDVから逃れらないシステムもちゃんと解説してくれる。小沢和義がきつい言葉で。知らず知らずに暴力振るう側も振るわれる側も、これ観ると、ちょっと目が覚めるかも。奥様の反撃にはちょっと胸がすく思い。ラストの余韻も悪くない。ただ、結構リアリティーあるので、しばかれる女の人を観てるのがちょっとしんどかった。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-12 10:26:56) |
1248. EKOEKO AZARAK/エコエコアザラク
《ネタバレ》 クライマックスはほんまイライラさせてもっらたわ。テレビ局内で黒井ミサがようやく本領発揮?って思ってみてたら、とにかく彼女が覚醒するまでが長いねん。どんだけひっぱるねん!ってくらい。どんだけ遠藤憲一にしゃべらせるねん!どんだけ人の顔を写せば気がすむねん!とにかく溜め込みすぎ。さすがに早送りしよか悩んだわ。で、やっとか!?って思ったら、次のシーンでは全てが終わって何も写さず・・って、こら!俺の上昇しかかった気持ちはどー処理したらえーねん!?しょーもないのを必死こらえて観てきたのに、そらないんとちゃうか!?伏線もほうりっぱなしやし。全体的にチンタラ演出やし。ほんまイライラしたんで、この映画に呪いかけたる!エコエコアザラク!エコエコザメラク!エロイムエッサイム!ってこれは違うか・・。 [DVD(字幕)] 0点(2006-05-12 10:06:05) |
1249. スケルトン・キー
《ネタバレ》 魔術の設定が、すごいリアルな発想てゆーか、現実的な発想やけど、それを題材にうまいこと映画にしったな~って感じやわ。今まで誰も考えつかんかったんかな~。ただ、映画の撮り方のせいか、途中、色んな意味でゆるい映画やな~っアリガチな映画やな~て思ってみてたから、ちょっとダレてもーた。このダルさで、好き嫌い別れそうやわ。それもこれもあのオチにもってくためやってんけど。最後で、なるほどって思た。ただ、あまりにも予想外すぎて、一瞬リアクションできんかったわ。つまり、観終わってから、これっておもろい映画かもってジワジワくるタイプの映画やった。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-11 10:20:48) |
1250. グシャノビンヅメ
評価、ヒク!えー、すんません。あまりにも自分の映画に対する底の浅さが見えてもーてお恥ずかしいですが、正直、おもろかったです。ほんま、すんません。どこらへんがを恐れながら言いますと、まず、世界観。エレベーターが各階層の町を行く、いわば電車みたいな役割なんですが、この設定、何気に気にいりました。サラリーマンの町についたら、同じようなサラリーマンがドット乗ってくるあたり、ありがちですが、なんかおもしろくて。後、オチにもやられてもーたし。ありがちですが、まったく想定外だったんで。つまり、ひとつも期待せずに前知識もまったくなしで何気に観たら、意外とおもしろくて、引き込まれてもーた感じです。多分、油断してたです。まさか、SF世界の都市での閉じ込められたエレベーター内でのお話とは思ってなかったので。しかもサイコサスペンス。エグイし。でも、普通にはウケが悪いんかな~。こーゆうのって。気にならんかったけどパクリが多そうだし。あまり俺の評価は気にせずに、観ない事をオススメしときます。 [DVD(字幕)] 10点(2006-05-11 03:58:43)(良:1票) |
1251. -less [レス]
《ネタバレ》 ホラー観すぎなのか、始まってすぐに、あるオチが頭をよぎるねん。その後、そのオチを頭から追い出そうと必死に映画を楽しもうとしてる自分がおるねん。結果、あまり楽しめなかった。残念。楽しみ方間違ってたのかな~。むしろオチを受け入れて、この恐怖のドライブの謎を知ったうえで楽しんだ方がよかったかもしれん。原題からしてネタバレしてる所をみると、どーやらオチでビックリさせる意図はあんまないかも。人の脳は一瞬の映像でも蓄積されるそーで、それを自分のイメージで色々つなぎ合わせたりして、夢を見たりする時もあるみたいですが、この映画全てが、あの子の一瞬の映像や昏睡時に聞いたモノから作り出された夢だと考えると、色々、余韻が残ったりするわ。最後のメモもあの子が書いてたりして。例えば、俺みたいにホラーばっかり観てると、死の直前とか、生死の境をさまようときは、この映画のような世界を自分で作り出して体験するかも。ゾ~ッ [DVD(字幕)] 5点(2006-05-10 09:09:47)(良:1票) |
1252. ソウ2
ここにきてようやく、ソウ派とソウでない派に別れそうですよね~。1の見事なオチにやられた人でも、結局ソウの世界観そんなにおもろいと思わないかもって、これ観て冷静になってしまう。やられる人たちってほんと馬鹿だよな~って、安全圏で観てる俺たちが思うのは当然なんだけど、それでも1はなんとなく納得できた。流石に2の途中のダラダラした展開では、警察の無能さや、被害者たちの知能指数の低さにちょっとウンザリ。もともとそんなにカリスマ性がないジグソーの底も見えた感じ。でも、実は映画を観終わって、わりと満足してる自分がいるねん。3を楽しみに思ってしまう俺はどーやら、どっちかゆうとソウ派みたいやわ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-09 22:11:04)(良:1票) |
1253. CUBE ZERO<OV>
《ネタバレ》 観てて、キューブって何がおもしろかったのかな~ってちょっと考えた。不条理に人が殺されていくところなのか、その殺しの描写なのか、不条理な場所での人々のやりとりだったのか、謎を解いて脱出するところだったのか、どっちにしろ、この映画を観てると、途中で、キューブ飽きたな~って思ってもーた。テトリスやりすぎて、しばらくやりたくない気分。だから、オチとか謎がわかっても、な~んだって一向に盛り上がれない気分やねんな~。それなりに最後まで観れたけど、なんか世界観壊してくれた感じ。これから、おもしろかった1を再び観ることがあっても、裏では、普通に組織がカチャカチャやってて、変な組織の幹部みたいなんがおって、って考えると、1もおもしろくなさそうに思えてしまう。だから、俺はこれとキューブ2はキューブとは関係ない映画だとゆう事にしときます。なんで、この映画だけ観たらって事の評価で5点。当然続編としては0点ですけど [DVD(字幕)] 5点(2006-05-09 16:38:58) |
1254. 蝋人形の館
《ネタバレ》 昔のやつは二本とも眠くてダルかったけど、それに比べると断然リメイクのほうが、派手さ、エロさ、エグさ、緊迫感は高く、そのぶんおもしろかった。最後の蝋館の崩壊なんて、ちょっとしたパニック映画みたいなノリで気分は「脱出!蝋の家」。殺人鬼の飄々とした動きも雰囲気あっていいです。ただ、展開は「13日の金曜日」系のスラッシャームービーのパターンなんで期待しすぎると、イマイチってことも。一番怖かったシーンは頬バリッ!。生きたまま蝋にされるとそーなるんだ~って考えるとゾ~ッてするんですけど。あの後、彼、どーなったのか考えたくないんですけど。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-09 16:06:37)(良:1票) |
1255. 交渉人<TVM>(2003)
後半、交渉は関係なく、お涙頂戴のドラマになっていくのが、あー、って感じやけども、前半の犯人との交渉はそれなりに楽しく観れた。緊迫感がいっこもないけど。 [DVD(字幕)] 5点(2006-05-09 10:40:20) |
1256. エコーズ
《ネタバレ》 期待したらあかん。ストーリーや設定はよく観るパターンやから。霊が見えるようになって事件の真相を探るってパターン。霊が出るけどサスペンスってやつ。「ホワット・ライズ・ビニース 」とか。いっこも目新しくない。しかも怖くもない。でも、そーゆう映画の中ではなかなかうまくまとまってて、最後まで退屈せずに観れたわ。印象的やったんは、「全ての幻影は事実だけど、断片だけでは意味をなさない」って黒人の人がゆうんやけど、オチで全ての幻影がつながって、なるほどって思えたところ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-09 10:28:29) |
1257. 日本の黒い夏 冤罪
松本サリン事件をもっとこうエグく深く緊迫感とかあおって描いて欲しい人には肩透かしやと思う。そして、あの事件をまのあたりに知ってる人たちには、物足りない出来やと思う。あくまで真面目に、変に娯楽的に作ってない。中学生の社会の授業で「冤罪とマスメディアのあり方」って題材でそのまま放映してもおかしくない作りやねん。ただ、この事件は誰かが映画化して残すべきモノかもしれないし、この先、あの事件をまったく知らない子供達が、それこそ学生時代にマスメディアや冤罪や松本サリン事件の概要を知ろうとした時、そのキッカケとして、非常に感情移入しやすく優しい作りにはなってる。それなら、それでサリンがまかれる描写は余計かもしれん。サリンが散布される描写はやっぱ怖いもんがあったから。俺は正直、あの事件の裏側をもう一度垣間見れて、さらに第一通報者が加害者にされる怖さみたいなのを考えさせられ、退屈ではなかった。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-07 01:53:35) |
1258. 怖来
おお、マイナーなのが登録してある。(ども、ぽこた様)じゃー、一応前に観たので感想を。正直、鑑賞後に「おもしろかった~」「満足した~」って気持ちにはなれんかった。観ても観なくてもどっちゃでもえかったなーって気分やった。普通のテレビドラマに「キューブ」なんかの雰囲気を少し加えた感じで、昔テレビでやってた「世にも不思議な物語」の一話くらいのテイスト。エグイといえばエグイし、不条理感で先がきになる展開やから、ネットで小出しに観る分にはうまい暇つぶしにはなるけど、一挙に通して観ると微妙やな~。スリラー映画を見慣れてる人には、大したオチでもないやろうし。でも考えたら、怖い話かもな~。 [DVD(字幕)] 5点(2006-04-25 13:39:44) |
1259. 悪魔のいけにえ
多くのホラー好きな方から賞賛されてる映画。題名、ビデオパッケージ、雰囲気など、ホラーが特に好きじゃない方からは、観る前からドン引きされる映画。自分も女の子の知り合いに「なんちゅービデオ持ってるねん」って言われましたから。でも正直おもしろい映画やと思う。自分はエグイだけのホラーや、キモイだけのホラーは好きじゃない。このホラーは確かに、キモイけど、ホラーファンに支持されるだけはあって並みのホラーとはやはりかけ離れていると思う。ホラーのエンターテイナー。つまり、アクション映画のハラハラスリル感あり、コメディー映画のぶっ飛びでブラックな笑いあり、ファンタジー映画のひきつけられる映像の摩訶不思議感あり、もちろんホラーの陰鬱で怖い雰囲気は一級品。そしてホラーのキモさを取っ払ったら、世界観、映像、テンポ、演出は普通にレベルが高い映画やと思うねん。ま、それがタマタマやったか、監督が天才やったかはわからんけど。これ以降、このレベルの映画が撮れてないから、多分タマタマかもしれん。ただ、やっぱ、ホラーがそんなに好きじゃない方は絶対にオススメしませんけど。 [ビデオ(字幕)] 10点(2006-04-13 00:53:52)(良:1票) |
1260. ハウス/HOUSE(1977)
古い映画なのに今観ても新鮮な映画がある。その逆の古臭い映画もある。今観るとノスタルジックな気分にさせてくれる映画もあるし、時代を超えて全然古さを感じさせない映画もある。しかし、この映画は、時が経てば経つほどに、本来持っていたバカの香りがドンドン強烈になり時代を超えて完成された、例えてゆうなら、倉庫の中で時間をかけて熟成されるワインのような映画である。もし時間が逆行し1977年の世界になり、この映画を初めて観たとしたなら「なんだ、この変な映画は0点」となっていた。だけど、この映画を、平成の時代に初めて観たからこそ、自分は、この映画に7点をつけられる。例えば三池崇史監督が、頭のネジをかなりゆるめて、狂気のバカホラーを撮ったとしても、今、この映画のテイストを作り出す事は多分不可能だろう。バター臭いエロ、恥ずかしい演技、時代遅れの台詞、おそらく狙ったバカ演出、そのマトがちょっとずれてる不気味な世界観、失笑のギャグ、チープとゆうより無理やりな特撮、突っ込まずにはいられない音響、クンフーの衣装、そして、時代を変えた時間、その全ての要素が微妙なバランスで合わさり、この乙女チックバカホラー映画の奇跡のテイストを生み出したんだと思う。今、飲むからこそ、よーやくかなり酔える映画になったのである。今までこの映画を観ずにねかせていてよかった~。オッシャレ~! [DVD(字幕)] 7点(2006-03-23 10:42:08) |