121. オールウェイズ
ヒロインの心変わりがやや安易かつ単純にも思えたが、現実にはこうなのかもしれない。去る者日々に疎し。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-30 15:59:26) |
122. Ryuichi Sakamoto: CODA
全てをさらけ出すという感じではないので、イメージ映像的な印象はあるが、それなりに人物像的なものは描けていたようには思う。いろんな事情があったのだろうと推察するが、できれば音楽活動に専念して欲しかった。 [地上波(邦画)] 5点(2023-04-28 19:57:46)(良:1票) |
123. 螢川
少年の成長物語としてはオーソドックス。逆らえない運命の中で生と死が繰り返されるという普遍的なテーマ。ラストシーンはやや演出過剰な気もしないでもないが、悪くはなかったかな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-04-28 00:23:38) |
124. 生きたい
『姥捨て山』の展開とシンクロしているのだろうが、娘が急に心変わりするポイント・動機がよくわからなかった。20世紀の作品だし、その後時代も変化して現代の施設が「姥捨て山」に該当するのかどうかってのも疑問だが、そこに行きつくまでの親子関係が終末期には大きく影響してくるというのは普遍的なのかもしれない。この監督独特の表現手法に賛否はあるだろうが、作品としてそれなりのメッセージ性はある。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-04-27 11:57:09) |
125. 幸福なラザロ
ドイツ統一後には東ドイツの人々は前の方がよかったと嘆いたという話を聞いたことがある。どんな社会が「幸福」かなんてのは相対的なものでしかないのかもしれない。描き方が極端ではあるが、実話をベースに寓話的に資本主義批判をしている展開には興味深いものがある。ただし、オチは少々ヤリスギかなと。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-26 11:55:24) |
126. エジソンズ・ゲーム
TVでたまに取り上げられる話題なので、ある程度は背景を知ってはいたが、やや駆け足な印象。前提知識がないと物語が少々わかりにくいので、もうちょっと長尺で丁寧に描いた方がよかったのではないのかと。が、それなりの見ごたえはある。テスラにもう少し光を当てて欲しかったかな。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2023-04-25 23:52:29) |
127. インナースペース
良くも悪くも80年代テイストではあるが、それなりに楽しめる。デニス・クエイドもメグ・ライアンも若くてこんな時代があったのかと思うと感慨深い。野田秀樹と斉藤慶子の吹替は最初違和感があったが、段々慣れてくる。 [地上波(吹替)] 6点(2023-04-23 00:49:41) |
128. 詩人の恋(2017)
これは「恋」と言えるんだろうか。そもそも「恋」って何のかって話もあるが。同情にも思えるが、本人は否定している。「こうするしかない」と。やむにやまれぬ感情とでも言おうか。「対象物」によって創作魂が刺激を受けているからと言えなくもないし。となると仕事に夢中で家庭を省みない夫と類似しているということにもなるが。なんだかスッキリしない作品ではあるが、それなりの味わいはある。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-17 12:43:09) |
129. ハンサム★スーツ
内容的には説教クサくて粗もあるが、谷原章介の演技は楽しめる。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-04-17 00:55:30) |
130. 恋をしましょう
結局はカネにモノを言わせて、好き放題やってるだけで、コメディとして笑えるレベルにはない。マリリン・モンローもそんなに魅力的ではない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-04-16 15:21:07) |
131. カプリコン・1
やや肉体的なサバイバル系になってしまったが、もっと政治的に追い詰められる逃亡劇の方がよかったかも。終わり方も締まりがない。が、それなりに楽しめる。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2023-04-12 11:05:20) |
132. イングリッシュ・ペイシェント
善良に生きたカップルには未来があり、不倫カップルは自業自得で地獄に落ちるという因果応報的な対比にはなっているが、その陰でマジメに生きている何の罪もない人々が不倫カップルによる影響を受けて不幸になっていったという点が蔑ろに描かれいるように思える。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-04-06 12:53:52) |
133. フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
子供というのは無邪気なもので、自分の境遇が世間から見てどういうものなのかというのが認識できずに、飢餓とか暴力でもない限り毎日楽しく過ごせるものである。他方、かと言って何も感じないほど鈍感なわけでもなく、親の「異変」にはそれなりに気づくものであり、そういった微妙な「子供心」といったようなものはうまく表現がされていたように思う。ラストはこれまでの展開における「明と暗」を象徴するような映像で、少々あざとい印象もあるが、それでも心打つものがある。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-04-04 21:40:53) |
134. マエストロ!
ストーリーは盛り上がらず、原作は未読だが総じてミスキャスト。各団員にプロ意識とかプライドみたないなものが感じられなかった。市民交響楽団という設定なら、まだよかったのかも。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-04-04 00:07:36) |
135. キネマの神様
原作未読だが、コロナや出演変更等々もあって映画化には失敗しているように思える。何もかもが中途半端というか。原作は娘視点で見たダメ父ということになっているらしいが、そのダメ父を変に踏襲したまま、主人公にしてしまったのが大きな要因に思える。80近くになって見たら、また違った印象を持つのかもしれないが。女優陣は概ねよかったと思うが、男優陣がイマイチ。志村けんだったら、もうちょっと「喜劇」になったのかも。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-03-30 12:27:33) |
136. キャスパー
基本的に子供向けだが、ギリで大人も見られるかな。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2023-03-29 12:20:16) |
137. ランボー/ラスト・ブラッド
ランボーとは殆ど無関係な「家族」の復讐物語。女には助けてもらうし孤独な戦いでもないし。ラストの対決が見せ場なんだろうが、R15なせいか総じてグロイ。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2023-03-29 11:05:46) |
138. 妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ
過去作に比べると、安定感が出てきて多少マシにはなってきた。ただし内容的に古臭い。結婚式のパーティやってる会場でワザワザ離婚の会話する演出も過剰。祖母が嫁ではなく息子の味方をするのは、山田作品ならではか。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-03-28 12:20:27) |
139. ファイナル・デスティネーション
「ツカミ」はよかったのだが、パターンが決まっているのでだんだんとマンネリ化してくる。終わり方もスッキリしない。 [地上波(吹替)] 5点(2023-03-24 12:15:39) |
140. エヴァの告白
たいして好きでもない女に男が出来そうになると燃え上がるタイプというのは一定数いるんだろうが、ストーリー的にはイマイチ盛り上がりに欠ける。全体的な雰囲気や役者の演技は悪くないとは思う。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2023-03-24 11:22:42) |