1401. トレマーズ
恒例化しつつある(泣)レンタル理由が思い出せない本作。人口14人の町民+3人 VS 怪物は、単に気色悪いだけで恐怖感皆無の怪物を半笑いで眺めておりました。ストーリーへのツッコミは野暮でしょう。織田裕二に見えて仕方なかった若い!ケヴィン・ベーコンがこういうのに出演しているのが驚きであり+1点です。 [DVD(字幕)] 4点(2020-04-24 01:39:58) |
1402. 若草物語(1949)
「古き良き時代」言葉が浮かぶホームドラマ。何処を切り取っても絵はがきになる美術スタッフの仕事ぶりに拍手。見せ場となるべきシーンが台詞だけで済まされている演出が唐突であり、いまいち乗り切れなかった作品。 [DVD(字幕)] 6点(2020-04-22 07:18:53) |
1403. OK牧場の決斗
《ネタバレ》 初見。悪方が東映任侠作品ほどに悪辣でないので決闘も盛り上がりません。カーク・ダグラスとバート・ランカスターのドライな友情物語として印象深い異色の西部劇でした。本サイトにあったリー・ヴァン・クリーフ、デニス・ホッパーに即再見。「この役で出てたとは気づかなんだなぁ」とりわけ哀しい最期を遂げた憂いを帯びた美青年デニス・ホッパーに100へぇで+3点であります。 [DVD(字幕)] 7点(2020-04-20 00:53:28) |
1404. ナイトクローラー
《ネタバレ》 「コソ泥は雇わない」と言い放たれたルーがナイトクローラーとして成功してゆく過程が描かれています。目端が利く行動力であっても最初の機材購入資金が自転車コソ泥によるもので卑しい性根は三つ子の魂百までなのでしょう。この男のサイコパスぶりの極めつけであるリックを処分するやり口がえげつない。同類であるプロデューサーと共に業界のみならずどの世界でもこういう人物が存在するのだろうと思わされるもので、片時も目が離せない傑作です。願わくばこういう輩に天が罰を下さん事を! [DVD(字幕)] 9点(2020-04-17 16:22:12) |
1405. フューリー(1978)
カーク・ダグラスがジョン・カサヴェテスに復讐を果たし息子を奪還するサスペンスものとしてワクワクしたのですが、とんだお門違いでした。お目当ての一人チャールズ・ダーニング登場後間もなく寝落ちに。どうにか完走出来たものの無茶苦茶な脚本に開き直ったかのような監督の悪乗り映像に白けます。極めつけの宙を舞うカサヴェテス生首に+3点。 [DVD(字幕)] 3点(2020-04-17 15:32:20) |
1406. ミッシング・レポート
教授は失踪女学生を手にかけたのか否か。両ピアースのせめぎ合いに期待が膨らんだのですが。渋みがポッテリお腹にかき消されるピアース・ブロスナンと妄想癖ある言語哲学教授の不気味さを感じないガイ・ピアースに徐々に尻すぼみに。そして、刑事の台詞だけで片付けられた事件の顛末にため息。怪しさだけを漂わせる教授の過去にイライラ。彼の家庭がこの先どうなるのか、考える気にならない余韻のない作品。 [DVD(字幕)] 4点(2020-04-17 15:00:49) |
1407. ハッピー・デス・デイ
瑞々しさ溢れるジェシカ・ロースが奇想天外なストーリーに映える快作。 [DVD(字幕)] 7点(2020-03-21 21:38:48) |
1408. ファイナル・スコア
《ネタバレ》 フィリピン・ギリシャとのハーフであるエキゾチックな風貌と肉体美のバティスタは贔屓の選手の一人でバティスタボムには度々興奮させて貰いました(^_^) 俳優としてロック様ほどスタイリッシュでなく無双ではないものの、愚直な男振りはなかなかのもの。 MIPであったヒャッハー感溢れるアレクサンドラ・ディヌに手こずるところは見応え充分。 コメディリリーフとしての存在感が光ったアミット・シャー、「アーセナルにしとけばよかった」「アラーは偉大なり!」に大笑い。 バイクでの大ジャンプは迫力満点。解体予定のウエストハムのスタジアムでスタッフが寝泊まりしての撮影だったそう。 「ダイ・ハード」への敬意を感じる力作だっただけに、お目当てピアース・ブロスナンがモッサリしているだけでウイスキーをあおるシーンも無く見せ場も無かったのに地団駄踏む思い。 [DVD(字幕)] 7点(2020-03-21 21:09:21) |
1409. 果てしなき蒼空
1832年アメリカ。ミズーリ川3000㎞上流に居住するインディアンとの毛皮交易に向かう男達の道中記。行く手を阻む障害も含めて全てが牧歌的。インディアンが人間扱いされている描写にも好印象。穏やかなカーク・ダグラスも一興だけど、やはり物足りない。総じて物足りなさを感じる作品。 [DVD(字幕)] 6点(2020-03-17 16:45:58) |
1410. 処刑山 -デッド・スノウ-
野暮を承知で言うと、ナチスをチョコッとくっつけただけのストーリーがお粗末過ぎます。 夜の描写はそれなりに緊張しました。 真っ昼間の乱闘は何やかんやと派手に飛び散っていましたが、工夫のない描写が続くのに喜怒哀楽の感情が麻痺状態でありました。 余談ながら、レンタルした理由が思い出せない事に加齢を感じます(泣) [DVD(字幕)] 1点(2020-03-15 10:44:11) |
1411. 夕陽の用心棒
ジュリアーノ・ジェンマはアラン・ドロンと共に小学生時代の憧れのスター。当時に観ていれば感激したのでしょう。肩の力が抜けすぎたキャラで対する悪方は野蛮なだけで間抜けの極み。おが屑に火を点けたかのような重みのかけらもない会話が繰り広げられる薄っぺらい起承転結は明日になれば忘れてしまうでしょう。残念な凡作です。 [DVD(字幕)] 4点(2020-03-15 10:19:51) |
1412. バイキング
フライシャー監督作ということで鑑賞。戦闘模様、酒池肉林模様はなかなかの迫力。人間模様は見応えに欠けるもので残念。カーク・ダグラスのギラギラしたオーラがどのシーンにおいても場面をさらっておりました。流石です。首領がアーネスト・ボーグナインと気づかなかったのが不覚なところであります。 [DVD(字幕)] 7点(2020-03-12 16:52:09) |
1413. スパイ・レジェンド
邦題が不適切。元CIAピーター・デヴェローの復讐譚に色んな要素を積み上げて身動きとれなくなってしまったツッコミどころが多い物語。お目当てピアース・ブロスナンはお約束かのようなウイスキーをあおる姿をはじめスタイリッシュ。オルガ・キュリレンコは嬉しい共演であったものの、何となく正体が分かってしまったのは仕方ないところか。女暗殺者の雑な退場のさせかたにずっこける。不発の打ち上げ花火のような歯痒い作品。 [DVD(字幕)] 6点(2020-03-12 16:25:47) |
1414. サイバー・リベンジャー
今作のピアース・ブロスナン。ツッコミどころ満載のお粗末に過ぎる脚本がスタイリッシュな雰囲気をかき消しています。製作総指揮も兼ねているので全編を覆う空回り感が痛い作品です。 [DVD(字幕)] 4点(2020-03-08 20:40:37) |
1415. スパルタカス(1960)
《ネタバレ》 初見。カーク・ダグラス出演以外の知識無し。スパルタカスは別格として、グラッカス、クラサス、バタイアサス、ティグラネス、それぞれが強烈な存在感。鑑賞後誰が演じたかを知り心底仰天、続けてもう一度観直しました。MIPはチャールズ・ロートン。古狸でありながらの潔い敗者ぶりが実に味わい深い。同じく敗者であったスパルタカスの妻子との再会シーンは反則です。無言のカーク・ダグラスにボロ泣きです。キューブリック、トランボらしからぬものの、壮大なスケールの歴史超大作を堪能させて貰えました。 [DVD(字幕)] 9点(2020-03-02 02:17:14)(良:1票) |
1416. 地獄の英雄(1951)
功名心しかない新聞記者と彼の記事に踊らされる大衆に対するビリー・ワイルダーの冷ややかな視線をイヤと言う程感じます。あの現場に観覧車が回っている光景に苦笑してしまうのですが、近所のスーパーに昨日まであったトイレットペーパーがスッカラカンになって唖然としたのを思うと普遍的なヒトの感情なのかと思えます。先月103歳での大往生を遂げられたカーク・ダグラス(合掌)の作品を支配する存在感が光る秀作。 [DVD(字幕)] 8点(2020-03-01 02:58:51) |
1417. ヤクザVSマフィア
石橋凌出演ということで鑑賞、オープニングクレジットでのヴィゴ・モーテンセンに俄然盛り上がる。二人の友情ぶりはまぁまぁ見るに堪えるものだったが、ストーリーがどうしようもない程の薄っぺらさで、ヴィゴ・モーテンセンの無駄遣いが残念な凡作。 [DVD(字幕)] 6点(2020-03-01 02:31:47) |
1418. ラ・ピラート
女二人男二人女児一人が喚くか泣くかを延々と繰り広げる五角関係にホッチキスで唇を留めてやりたいと思った。女性同士のキスシーン、ベッドシーンは生々しいけど情緒は感じられず。フランス映画ならではの哲学的な台詞もゲージュツ家気取りで聞くに堪えない。何じゃこりゃの起承転結。ジェーン・バーキンの美しさに加点。 [DVD(字幕)] 1点(2020-03-01 02:14:16) |
1419. 悪党に粛清を
マッツ・ミケルセン主演西部劇でこの邦題。想像した通りであった捻り無き展開、こぢんまりしたアクションシーン、ウェットな映像美、爽快感に乏しい結末。怨恨オーラを放ちまくり持ち味全開ミケルセンは熱演ですが、観ていて肩が凝ってしまいました。彼のファンの方なら楽しめると思われる作品。 [DVD(字幕)] 4点(2020-02-23 01:34:10) |
1420. イースター・パレード
ジュディ・ガーランドとフレッド・アステア(撮影直前に足首骨折したジーン・ケリーに頼まれての代役だそう)共演。気品とユーモアの塩梅が絶妙な二人の歌と踊りを唯々堪能する。本作ではストーリーはゴチャゴチャ考える事の無い他愛のないもので充分。絶品のラストショットが心地よく余韻に浸る。 [DVD(字幕)] 8点(2020-02-22 00:52:51) |