141. ハンガー・ゲーム2
支配への反逆とテーマが変化してきた感はあるが、前作よりはスケールダウンしているし、次作の前フリという印象で尻切れトンボ。ただし、続きは見たくはなる。尚、100分程度のTV版を見たので40分程度カットされているものを視聴。 [地上波(吹替)] 4点(2023-03-17 12:37:28) |
142. ハンガー・ゲーム
身分差別と支配という政治学的問題がテーマとなっている点で興味深い内容ではあるんだが、映像化ではサバイバルをそれなりに描く必要もあるので、テーマにフォーカスできなかったのが残念。原作は人気があるようなのでそれなりに面白いのかもしれない。尚、100分程度のTV版を見たので40分程度カットされているものを視聴。残虐なシーンが省かれたのかなと推測するが。 [地上波(吹替)] 5点(2023-03-17 11:47:09) |
143. 白鯨との闘い
映像的には見応えあるので映画館の3Dで鑑賞したら楽しいんだと思う。ストーリー的には回想形式なので生き延びるのがわかっており盛り上がりに欠ける。TV版の20分程度カットされたものだからなのか、ややあっさりしていたという印象。ちょうど鯨を求めてペリーが日本に来た頃の話なので、そう考えるとまた違った味わいがある。 [地上波(吹替)] 5点(2023-03-16 12:26:13) |
144. グランド・イリュージョン
映像的な見応えはあるが、ストーリー的な盛り上がりがなく、オチで萎える。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2023-03-15 12:20:30) |
145. ファーザー
いつか自分にも訪れるであろうという意味では教訓的で考えさせられる作品ではあるが、そもそも認知症になったことがないのでこれが認知症の世界を表現できているのかどうか不明であるし、ただただ混乱するだけで(それが狙いなんだろうが)映像作品としては失敗かな。素直に娘の視点で描けば認知症患者と付き合うことの大変さを描けたと思うが、それではタダの認知症モノになってしまってインパクトがなくなってしまうんだろうけど。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2023-03-13 10:40:10)(良:1票) |
146. 刑事ジョン・ブック/目撃者
《ネタバレ》 30年ぐらい前に見た記憶はあるのだが、この度再見。ちょっと『遥かなる山の呼び声』的ではあるかな。信仰共同体の様は中々よく描けていて、「監視の目」による解決というオチの付け方もよかった。様々な要素を盛り込んだのを中途半端と見るか、バランスがよいと見るかは何を期待するかによって分かれるところなのかと。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-03-10 11:42:27) |
147. ルーム
もっと壮絶な内容なのかと思ったら、そんなにシリアスでもないし、かといってエンタメというわけでもないし、中途半端な作品。見方によってはキレイにまとまっているとも言えるのかもしれないが。子供の柔軟性と大人たちの戸惑いとの対比は中々よかったが、母親の葛藤の描き方が弱かったかな。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2023-03-08 11:48:12) |
148. 善き人のためのソナタ
《ネタバレ》 主人公の心変わりがポイントなんだろうが、「犯罪者」に共感・連帯したという点で、これはある種のストックホルム症候群のようなものではないかと思った。だから、キッカケとか原因とかを追求しても中々わからないのかもしれない。でも疑問なのはこれまでも数多の盗聴をしてきたのに、なぜ今回そうなったのか、そこには何か理由があるハズだということになる。女優のファンだったとしても対象者の2人にそれほどの魅力があるようには見えない。今更、善や正義に目覚めるというのも変な話で、そもそも自由や民主主義が善や正義だとするのは西側の価値観でしかなく普遍性があるわけでもない(結果的には壁が崩壊して西側が勝利したことにはなったので、自由や民主主義の礼賛というオチに見えなくもないが・・・)。なら「生(性)の情動」なのか。「芸術家はスグに性行為をする」と茶化す場面があるので、これも見慣れた(聞きなれた)場面だろうし心が動くのも変だ(売春婦を呼んだのは初めてのようだが、この辺も不可解)。ピアノ演奏で涙を流すシーンがあるので、消去法で「芸術の力」ということになるだろうが、正直2人からは「芸術の力」も感じられないのが難点。とは言え、それなりの緊迫感もある見ごたえのある作品で、ある意味主人公の心変わりが不可解だからこそ色々と語りたく作品だと言えるのかもしれない。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-03-03 14:19:57) |
149. ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い
《ネタバレ》 証人保護プログラムの対象者が逆に復讐するというちょっと変わった設定ではあるんだが、中身は単なるバイオレンスで設定を活かしきれなかった印象。尚、ブルース・ウィリスはオマケというでもなくそれなりに登場シーンはあるのだが殆ど活躍なし。 [地上波(吹替)] 5点(2023-03-02 12:37:47) |
150. チップス先生さようなら(1969)
古き良きオーソドックスなミュージカルだが、少々テンポの悪さがあるのは否めない。ヒロインもちょっと華がない。学園モノなのか夫婦モノなのかも中途半端。イギリスの階級社会を見せつけられるのは良し悪しかな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-03-01 14:14:44) |
151. 世界にひとつのプレイブック
なんか邦画の人情モノの劣化版的作品という印象。主人公2人が病んでるといってもたいしたことはないし、その原因も当人にとっては大変なことかもしれないが、端から見ればありきたりな話で珍しくもなんともなくインパクトは弱い。ドタバタ系が展開するものの、心情変化の描写もかなり雑。決して悪いとは思わないし、ホノボノと見られる作品ではあると思うが、問題を抱えた男女が「ダンスを通じて変わる」という点で比較するなら『Shall we ダンス?』の方がしっくりくるかな。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2023-03-01 00:49:28) |
152. 柔らかい肌
全然期待してなかったが、やはり内容的にはアホらしくてどうしようもない作品。「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇」と言ってしまえばそれまでだが。 [地上波(字幕)] 3点(2023-02-22 21:44:25) |
153. GOEMON
荒唐無稽ながらも、映像・脚本・役者等々各々それなりに頑張ってはいたのかなと。期待しないで見ればそれほどヒドイということもない。ただし、広末はミスキャストかな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-02-21 16:22:31) |
154. リード・マイ・リップス
刑務所上がりの男とモテない難聴者の女という設定を上手い具合に活かす形でストーリーが展開し、最後にピンチを切り抜けたところは中々の出来。ちなみにヒロインは倍賞美津子に見えました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-02-17 12:38:39) |
155. イーグル・アイ
《ネタバレ》 オペレーション・ギロチンの発動をAIやらせたくないなら、始めからプログラムするなよってことと、いくら双子だからと言って生体認証が通過するってどんだけセキュリティーが甘いんだよという2点が最大のツッコミどころではあるんだが、緊張の連続と憲法に基づく政治絡みのAIの暴走という全体的な世界観は興味深いものがあり、結構楽しめる。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-02-08 12:48:02) |
156. ホワイトアウト(2009)
南極生活が華やかで過酷さが伝わってこない。サスペンスとしてもイマイチ。ケイト・ベッキンセイルはそれなりに美人だとは思うが、主役を張るには存在感がイマイチ。 [地上波(吹替)] 4点(2023-02-07 12:12:44) |
157. リミットレス
テンポがよく楽しめるが、そのまま終わってしまって、オチがないというか弱い気が。 [地上波(吹替)] 5点(2023-02-07 11:02:53) |
158. 世界侵略:ロサンゼルス決戦
宇宙人が攻めてくるということなので、もっと壮大なものかと思ったら、泥臭い市街戦の連続だったので少々期待外れ。 [地上波(吹替)] 4点(2023-02-06 12:05:09) |
159. 僕のワンダフル・ジャーニー
《ネタバレ》 犬が内面的に全く成長しないのが違和感。展開がご都合主義なのは仕方ないとしても、家族の和解の仕方がちょっとあっさりし過ぎ。 [地上波(吹替)] 4点(2023-01-29 15:54:18) |
160. 僕のワンダフル・ライフ
犬の生涯は飼い主次第であり、人間の生涯も親次第と考えると、ちょっと救いのない作品のようにも思える。 [DVD(吹替)] 5点(2023-01-27 11:47:57) |