141. なまくら刀
《ネタバレ》 これは厳しいなぁ… なんと言ってもつまらない! 最後は刀がガタガタに曲がるし、まあ平和な話ではあるからいいんだけどね… こちらで知った事実。 なんと、日本最古のアニメーション! 凄いもの見ちまっただ。 [インターネット(邦画)] 2点(2025-01-03 16:57:23) |
142. 海底王キートン
《ネタバレ》 今回は海水を相手に身体を張った演技をみせたバスター・キートン。 相変わらず死と隣り合わせの危険なスタント。 大昔の潜水服って人力で海底に空気を送っていたのね、妙に感心してしまった。 海水で作ったコーヒーとか想像するだけで吐き出しそうだ。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-01-03 13:19:31) |
143. 逆流
《ネタバレ》 サイレントが苦手で、しかも時代劇が苦手なわたしでも楽しめた(活弁が良かったと思われる)。 なんと言っても阪妻の存在感とかっこよさ。 田村正和のかっこよさは父親譲りなのがよく分かる。 姉の仇はともかく、恋人でもない女性を取られたからって殺すのはさすがにやりすぎだろよ。 だけどそこに至るまでの展開が面白かった。 仇を討ち恨みを晴らしたけど虚しさが残ったとの結びは、復讐することの無意味さを物語っていて興味深い。 [インターネット(邦画)] 8点(2025-01-02 22:47:42) |
144. 明治天皇と日露大戦争
《ネタバレ》 戦争賛美の気風漂う、なかなか気色の悪い戦争映画。 男ばかりゾロゾロ出てくるし、天皇陛下万歳ばかりだし、祖国のために死ねだし、とにかくよろしくない内容。 日露戦争についての勉強にはなった。 [DVD(邦画)] 4点(2025-01-02 21:51:40) |
145. 避暑地の出来事
《ネタバレ》 音楽があまりにも有名なわりに、ストーリーは今見れば陳腐ではある。 でもそれは今見ればというだけで、当時リアルタイムで見たらそれなりに楽しめたのかもね、禁断の恋って感じで。 それより個人的には女性の髪型が受け付けない。 この時代のアメリカや日本の女性の髪型はかなり苦手で、パーマを強く当て過ぎだし、髪の毛も妙に短い。 それに対し、同時代のフランスの女性の髪型はロングのストレートでとても美しい。 [DVD(字幕)] 5点(2025-01-01 11:54:16) |
146. 桂子ですけど
《ネタバレ》 1時間は60分であり、3600秒である。 1秒という時間をこれほどまでに意識させる映画があっただろうか。 時間というのは意識せずとも一定のリズムで1秒を刻み進んでいく。 時間の経過を意識してみたらこうなりました的な、そんな実験映画である。 確かにこの映画を見ていた1時間は、人生で経験がないほど1秒を意識させられた。 面白い内容ではないけど、1秒を意識させられたという点で、実験映画として成立しているんじゃないだろうか。 それにしても赤い畳は趣味が悪いな。 赤いミニスカは良いけどね。 しかし体力あるな、この女の人。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-12-30 20:01:15) |
147. 天国二人道中
《ネタバレ》 ローレルとハーディのコメディ作品は初の鑑賞。 二人のコントはさすがに古臭いが、当時は人気を博していたのだろう、相当な本数の映画に出演しているらしい。 ラスト、ハーディ(太い方)が天国に召して馬に生まれ変わり、ローレルとの再開を果たすというオチ、笑っていいものやら… [DVD(字幕)] 5点(2024-12-30 15:50:46) |
148. 神秘の騎士
《ネタバレ》 なかなか面白いストーリー展開ではあるのだが、最後のお屋敷での手紙を奪う顛末がどうも都合が良すぎる嫌いがある。 さすがのカサノバをもってしても無理がある展開が残念。 それに対しカサノバの弟が監禁されていたお屋敷の雰囲気が、まるでハマー・フィルムの映画に出てくるような不気味さがあって楽しめる。 [DVD(字幕)] 6点(2024-12-30 13:55:54) |
149. 周遊する蒸気船
《ネタバレ》 1930年代のコメディとしては圧倒的一番で面白かった。 これほど笑ったのは久しぶり! 新生モーゼとかいう預言者のオッサンが最高に面白い! 桟橋に立っていたところを投げ縄で川に引き込まれ、船に引き回しされる。 川の中にモロ沈んでるし、これ死んじゃうよー!って爆笑しながら見ていた。 しかもその後、船の薪をくべるのに参加してるのもウケるし、途中で薪がなくなって「ポカホンタス」とかいうラム酒を燃やすくだり、召使いの黒人が「危険すぎる!」と叫ぶ。 そりゃ危険だろよ!!と大爆笑。あぶねーよ、新生モーゼ! その陰で、アル中のオッサンが自分が飲む分を袋に隠して確保してるのも微笑ましい。 あと、蝋人形を燃やすのはかなりシュールな笑いだね。 特筆すべきはアン・シャーリーの時代を超越した可愛らしさ! 小柄な身体にあの爽やかな笑顔! 今の時代にも通用する可憐なルックスに驚き申した。 個人的にジョン・フォード監督の最高傑作に推したい。 [インターネット(字幕)] 9点(2024-12-30 10:40:40) |
150. 俺は園子温だ!!
《ネタバレ》 自主製作作品だから意図的なのだろうけど、最大ボリュームにしても音声の半分は聴き取れないし、画像もさすがに悪過ぎる。 それがゲージツなのかもしれないけど、そもそも音声と映像がはっきりしないのってどうなのかと思う。 [インターネット(邦画)] 1点(2024-12-29 21:05:52) |
151. 天国の門
《ネタバレ》 メインキャスト2人の名前が「クリス・クリストファーソン」と「クリストファー・ウォーケン」って、名前が複雑に似過ぎだ。 イザベル・ユペールが若過ぎて、途中まで彼女だと気づかなかった。 彼女は陽気な若い女性というより、陰気な中年女性のイメージが強かったので。 彼女のキャリアの前半ではこんなに元気な若い頃があったんだなぁとしみじみとした次第。 個人的には最後のシーンは有りかも。 「あれだけの事がありながらも今はまた別の女性を伴侶にして静かに暮らしている。そう、あれは遠い過去の想い出」 みたいな感じで、人生の奥深さが滲み出ていて良いラストシーンだと思う。 それよりも気になったのは、全体的に人間ドラマっぽかったのに、後半の見せ場が撃ち合いのアクションシーンになるところが変にエンタメに寄せようとするアメリカ映画の嫌いな所が出ていたところ。 あんなアクションシーンは排除して、最後の最後まで男女の湿っぽい三角関係で突き通せばいいのに。 フランス映画じゃあるまいし、アメリカ映画じゃそれは無理か。 最後に一言だけ。 長いよ! [DVD(字幕)] 5点(2024-12-29 19:01:32) |
152. 愛
《ネタバレ》 園子温の彼女カワニシヒロミという人が、ゼミの合宿で戻ってこず、園子温はフラストレーションをためまくり暴れまくるという内容。 風呂場みたいなところでモロ出しし、しかもそれを一切のボカシ無しでしごくという不快この上ないシーンがあり、0点を付けようかと思ったが、皇居のお堀みたいな所に入って汚水に腰まで浸かり、しかも死んだ魚を掴み取るいう勇気に免じて、一応点数は付けておく。 園子温が若い頃から卑猥で暴力的だった事が伺えるフィルムでもある。 [インターネット(邦画)] 2点(2024-12-29 02:41:34) |
153. 狩人
《ネタバレ》 世界一退屈な映画に認定する。 ギリシャにおける右派共産主義と左派民主主義との対立を軸にした内容なのは分かるが、似たような静かなシーンの繰り返しばかりで、その退屈さに怒りさえ覚えた。 [DVD(字幕)] 0点(2024-12-28 23:23:44) |
154. 乙女の星
《ネタバレ》 男三人が白頭巾を被って幽霊に扮していたら、そこに本物の幽霊が紛れ込んでいた。 少女は最初は本物の幽霊に恋していたが、成り行きで現実の男に恋をして、その結果本物の幽霊は寂しく去っていった(成仏した、昇天した)。 当時この映画を見た映画評論家なぞは、さぞかし高い評価をしただろうと納得できる内容ではある。 どこか寂しげなロマンティックファンタジー。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-12-28 11:41:45) |
155. LOVE SONG(1984)
《ネタバレ》 寺山修司の世界をパクったような内容。 撮影場所の廃墟はとても良いが、やってることがつまらない。 鳴り止まぬ目覚まし時計、そこで何かに抗う青年。 よく分からないし、時計の音がやかましい。 [インターネット(邦画)] 1点(2024-12-27 09:44:57) |
156. 0cm4
《ネタバレ》 色覚異常の男の見る世界と色覚が正常と言われている人たちが見る世界と、どちらが正しいのか? それを言いたいらしいが、何故に目覚まし時計がうるさく鳴っているのか関連性が分からん。 どうにかカッコいい映画を撮ってやろうと、とりあえず奇抜な映像と内容でやってみた感じもするし、わたしが理解できないだけでおそろしくセンス溢れた作品かもしれないし、これもどっちが正しいのか分からないが、結局どちらが正しくてもいいし、どうでもいいという気持ちになった。 つまりわたしにとって興味のわかない映画だし、園子温も特に好きじゃないことだけは分かった。 [インターネット(邦画)] 3点(2024-12-25 21:52:23) |
157. 道で拾った女
《ネタバレ》 ラブシーンやエロ絡みのシーンが無ければもっと楽しめたはず。 男女の出会いや旅路は見ていて楽しいだけに残念。 この監督はそういうシーンが好きで仕方ないのかな。 あと、あまりに不自然な偶然が多過ぎる。 旅先で何度も同じ人に出会ったり1000万拾ったり、さすがあり得ない感の強い偶然の多用で、作品全体のリアリティに悪影響を及ぼしている。 安易な脚本と言わざるを得ない。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-12-24 23:34:03) |
158. 拳銃王
《ネタバレ》 そこそこ面白い映画だったが、そこまで感激するほどでもなく。 グレゴリー・ペックは間違いなく男前だけど、ガンマン役に適しているかどうかは微妙。 子どものことを一番に思えば、両親二人で好きな場所で好きな暮らしは出来ないよね、アッサリ諦めるべき事案。 [DVD(字幕)] 6点(2024-12-22 21:10:48) |
159. 踊らん哉
《ネタバレ》 ずっと作品名の読み方を『オドランヤ』だと思っていた。 元々ミュージカルが苦手、しかもフレッド・アステアの顔つきと髪型が苦手だったが、何度も彼の出演作を見ていると慣れてきてそこまで嫌じゃなくなった。 話としてはすれ違いモノのラブストーリーで、あまり頭を使わずに踊りを目で見て楽しめた。 そこそこ楽しめたんだと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2024-12-22 13:16:55) |
160. ベトナムから遠く離れて
《ネタバレ》 ドキュメンタリー映画として考えると、そもそも面白くない。 全くのめり込めないし、何か重要な史実を見た感触も少ない。 あと、映像よりも遥かに言葉の方が多いので字幕を追うだけで精一杯だった。 思想的な方向性のドキュメンタリーだから仕方ないのかもしれないが。 [DVD(字幕)] 5点(2024-12-21 19:11:06) |