1. 恋人までの距離(ディスタンス)
二人が下車するまでは期待できたのですが・・・ 後はウディ・アレンも顔負けの喋り散らかすだけで、内容も頭でっかちで見ているほうがこっぱずかしく。 異性との過去の関わりをペラペラ喋る青臭さに幻滅です。 ウィーンの大観覧車に「あ、第三の男」点数の全てを。 [DVD(字幕)] 4点(2025-05-05 22:28:39) |
2. サンダーハート
事件の起承転結はそれなりのものでした。 居留地そのものの姿が印象深い。荒野の掘っ立て小屋でテレビがある不思議な光景。何をして日々暮らしているのかも不思議。 ネイティブの血を引くヴァル・キルマーの熱演に好感。 異色の先住民もの良作です。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-30 20:29:34) |
3. ボディ・バンク
《ネタバレ》 3日前に観たヒュー・グラント29年前の外観は髪型をはじめ優男風ですが、悪に迫るハードな役どころは新鮮でした。 使命感から孤独なホームレスを材料とするやり方の是非を問う内容。(話の先行きが見える邦題はよろしくないですね) アウトではありますが、犯人と警察どちらを助けるか、脊椎損傷から回復出来るなら何でもする、シーンに当事者と部外者の考え方に違いがあるのを思わされる印象深いものでした。 穏やかでありながら無法者の信念は1ミリも動かないハックマン貫禄の演技に満足であります。 [インターネット(字幕)] 8点(2025-04-19 16:08:34) |
4. 迷子の大人たち
キャスティングにビックリ仰天。キャスティング賞を差し上げたい。 ツンケンするシャーリー・マクレーンを口説くマルチェル・マストロヤンニのクサい台詞は歳を重ねてなおダンディな彼だからこそ見れるもの。 マクレーンと対立する垢抜けないキャシー・ベイツ、息子と対立する度肝をぬくファッションのマーシャ・ゲイ・ハーデン。 マクレーンの母親ジェシカ・タンディ(!)とその親友シルヴィア・シドニー(!)八十路超えのお二人ツーショットはお宝映像。 濃すぎる面々による波乱のホームドラマは落ち着くところに落ち着いた後味の良い作品。拍手であります。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-15 00:18:48) |
5. 白い刻印
コバーン オスカー受賞作と言うことで鑑賞。 オープニングクレジットに期待特大となりましたが。 コバーンはひたすらにゲスい。若き日のいなせな彼がクズ男を演じた故の受賞だったとしても正視が辛かったところ。 ニック・ノルティは彼らしい役どころでプッツンして喚き散らす姿にやはりゲンナリ。 デフォーはらしくない大人しさな上に不要なキャラでした。 特濃な3人出演でしたが、各エピソードが全部尻切れトンボの脚本が駄目過ぎで、イライラしただけの凡作でした。 [DVD(字幕)] 3点(2025-04-11 20:50:37) |
6. ワイアット・アープ(1994)
お目当てジーン・ハックマンの「人生は喪失の連続だ、挫けてどうする、耐えるのが人間だ」このシーンに尽きます。全得点。 後は父親が見たらどう思うのかと感じる体たらくな一代記で、抑揚無く長時間垂れ流すラジー賞も納得の駄作。 [DVD(字幕)] 2点(2025-04-08 13:47:52) |
7. 訴訟
《ネタバレ》 親子共に弁護士で法廷で対決する、挙げ句娘が守秘義務に反する。目くじら立てるべきではないのでしょうが、現実味を感じません。 キャスティングが冴えています。ハックマンは言わずもがな、「トニー・モンタナの妹役さん」のこましゃくれぶり、ドナルド・モファット&フレッド・トンプソンの銭ゲバぶり、作品を盛り上げています。 特に感動することはなかったのですが、100へぇだったのが「計算屋」のモノの考え方で組織が大きくなればなるほど損得でしかモノを見ないのを痛感します。+2点 国家規模となれば、誰かさんを筆頭にそうなるのでしょう。 [DVD(字幕)] 6点(2025-04-06 13:10:14) |
8. チャンス!(1996)
ダイアン・ウィーストは本作でオスカー受賞すべきと感じた絶品ぶり。ラストの台詞はサイコーでした。 ウーピー・ゴールドバーグはどちらかと言うと苦手であまり楽しめなかった作品です。 「あれ?」関税大好きっ!な不動産屋に似てると思ったら当人でした。 [DVD(字幕)] 4点(2025-04-04 22:49:43) |
9. ジェロニモ(1993)
ハックマンはゲスト出演のようで物足りません。 先住民を扱った作品は毎度の事ながら気分悪くなります。 「アメリカファースト」が口癖の不動産屋が喜びそうな作品。 [DVD(字幕)] 3点(2025-04-03 18:00:21) |
10. ザ・ファーム/法律事務所
洗濯機の洗濯物のように揉みくちゃにされる一見マジメ君な役柄はトム・クルーズにピッタリ。詰みの状態を突破する展開は見入るものがあり、導き出した選択がリアルというか 100へぇ なものでした。真打ち登場なジョー・ヴィテレッリ&ポール・ソルヴィノが大人しく済ませるのは有り得ないのでしょうが目を瞑ります。 お目当てハックマンがそれなりにという状態で突き抜けていなかったのが残念なところですが、デヴィッド・ストラザーン持ち味の眼力が少ない出番でも記憶に残るものでした。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-01 23:29:08) |
11. ブロードウェイと銃弾
《ネタバレ》 ダイアン・ウィースト目当てでしたが、私的に各賞受賞した巷の絶賛には値しないものでした。 監督名に鑑賞を後悔。毎度のように(?)めいめいがギャーギャー喋り散らかす展開で埋め尽くされ辟易。 作品愛故にアッサリと人殺しするゲージュツ家気取りでも所詮はただのチンピラだったチーチの印象深さに+2点。 [DVD(字幕)] 5点(2025-03-30 17:59:33) |
12. 心の旅
《ネタバレ》 トレーナーの「あの時怪我をしたからこそ、君を歩かせる事が出来た」に尽きるかと。 息が絶えるまで続く人生で何度でもいつからでも生まれ変われる事をハリソンさんが訥々と示してくれた心に残る秀作です。 [DVD(字幕)] 8点(2025-03-29 21:58:51) |
13. バードケージ
《ネタバレ》 トップクレジットのロビン・ウィリアムズにハックマンとどう絡むのだろうと興味津々。 序盤からウィリアムズとネイサン・レインが飛ばしまくっていて辟易したところにご登場。何時もながらの登場シーンの上手い演出。 両家ご対面からラストまでヘンに手に汗握りました。上院議員と妻と娘、ゲイカップルと息子、それぞれの価値観の違いと子を思う心は同じなのが表れていました。 良家3人の変身ぶりには笑わせてもらいました。メイクさんもう一踏ん張りしてもらいたかったですがハックマン女装はお宝映像でありました。マイク・ニコルズ監督(懐かしい)の良作。 [DVD(字幕)] 7点(2025-03-25 21:21:57) |
14. キャノンズ
ダン・エイクロイド推しの方には楽しめるのでしょうが、私は修正テープで消してしまいたいと心底思いました。 彼に合わせたかのような「アホくさ!」な陰謀話にも失笑。 素で呆れ果ててるようなハックマンの面持ちが何ともはや。 60歳ハックマン、赤いジャンパー(還暦祝いか、そんな訳ないか)での奮闘に点数を。 [DVD(字幕)] 2点(2025-03-24 18:56:58) |
15. トワイライト 葬られた過去
冒頭「あらまぁ、ポール・ニューマンやないの!」座り直しての鑑賞。 でしたが、いぶし銀な面々が揃っても脚本がダメだとこんなワケ分からんものが出来上がるのか、ガックリの極み。 73歳とは思えないニューマンのイケオジぶりにクラクラ。音も字幕も消して眺めるのには適した作品。 [DVD(字幕)] 4点(2025-03-24 18:47:40) |
16. 目撃(1997)
イーストウッドがお金出して監督して主役して。天下無敵であって娘に疎んじられても愛して守ってのお馴染みの役柄。「追いつめられて」をパクった・・もとい・・参考にしたと思われるお話はご都合主義満載、結末のやっつけ仕事が酷い。何時ものマゾ臭がなかったのがせめてもの救い。 ジーン・ハックマン、エド・ハリス、スコット・グレン、E G マーシャル 名優の面々が噛ませ犬 もとい 脇をしっかり固めてそれなりの格を保った作品になっています。 [DVD(字幕)] 3点(2025-03-23 14:53:30) |
17. ゲット・ショーティ
トラヴォルタのオレ様模様が鼻につく。映画小ネタにはクスリとさせられますが、話がごちゃついて集中できなかった。 顔を踏みつけられたハックマン、こんなの了承したのに驚くやら侘しいやら。 無理矢理感な結末にネタバレ禁止の作品に思えました。 [DVD(字幕)] 5点(2025-03-23 12:04:23) |
18. チェンバー/凍った絆
空回り気味のクリス・オドネルと完全に空回りのフェイ・ダナウェイ。二人を支えるジーン・ハックマンの名演が作品も支えます。 演出だとしてもイベント会場化している群衆の熱狂ぶりに民度の低いお国柄を見ました。 [DVD(字幕)] 6点(2025-03-23 10:54:29) |
19. ボルケーノ
ジョーンズさん出演に釣られての鑑賞。 溶岩流がロスの街を襲うパニック映画とは知りませんでした。 迫り来る溶岩流の不気味さを筆頭に迫力ある映像を作り上げたスタッフに拍手。 終盤のいくら何でもな無理筋感はご愛敬。 舞台設定のこじんまり感とドラマパートのとってつけた感が歯痒いところです。 恥ずかしながら、ロス山火事の大惨事を1時間ほど前に知りました。 マグマではないにせよ現実に街を飲み込む火の海が恐ろしい。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-01-11 23:02:51) |
20. ア・フュー・グッドメン
《ネタバレ》 色恋沙汰が無くて幸いだったとは言えデミ・ムーアは不用でした。 グアンタナモ基地での大佐となるとあのくらい尊大でないと務まらないと思わせるジャック・ニコルソン流石の存在感。 ではありますが、裁判で失言を突かれての敗北模様が白けてしまったのが残念。 青臭いトム・クルーズの薄っぺらさはやむ無しといったところでしょうか。 あの人の自決理由が分からないのにモヤモヤ。 [DVD(字幕)] 4点(2024-12-28 19:31:02) |