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1.  わが谷は緑なりき
ひさしぶりで観た。4、5回は観てると思うが、やっぱり素晴らしい。ジョン・フォードというと西武劇が有名だけれども、最高傑作はこれにまちがいない。ジョン・フォードの映画は、なんとも男っぽいが、笑いの要素もあって、どこか黒澤明と通じるところがたしかにある。それから、モーリン・オハラの凛とした美しさが素敵だった。
[地上波(字幕)] 10点(2010-10-19 15:10:10)
2.  土俵祭
 黒澤明脚本で、本人以外が監督したものでは、3本目にあたるようだ。この直前に黒澤明は『姿三四郎』を自前で実現させている。相撲道をめざす片岡千恵蔵が若々しいのだが、それより今日でも問題になっているような、いじめのシゴキ問題やら、八百長問題やら、勝てばいいのか、強ければいいのかというの問題が、すでにはっきり描かれているのが驚きだ。これこそリメイクだっていけそうじゃないか。それにしても、「先生と弟子」というテーマは、『姿三四郎』から、『七人の侍』の勝四郎、遺作の『まあだだよ』まで、黒澤明の中心的テーマだったのだということが、あらためてわかる。退屈なしに、一気に観れた。
[DVD(邦画)] 8点(2008-05-15 23:43:52)
3.  名刀美女丸
 溝口健二についてこれまで言われてきたこと、たとえば新藤兼人による溝口健二論など、それらをいちどはずして、虚心坦懐に観るほうがいい。これなどもそうしてみれば、けっこう悪くない。戦時中「食べるために撮った」と溝口は述懐したという話だが、とはいえそこはミゾグチケンジ、溝口健二に器用にシャシンが撮れたとはとうてい思えない。刀の鍛冶のシーンなどは、おそらく役者をぎりぎりとしぼっただろうし、このシーンはなにやらサイレント時代のドイツ映画かスウェーデン映画をほうふつとさせるものがあって、結構でした。それに戦時末期とはいえ、撮影をはじめとして、スタッフの蓄積された技術をと十分感じさせるものがあって、そんなに悪くない。
[DVD(邦画)] 7点(2007-08-28 09:37:45)
4.  歌行燈(1943)
立派な作品。感じ入りました。鏡花お得意の大団円の趣向も、うまくはまりましたね。それにカメラ、なかでもあの稽古の森の中のシーンの映像美に息をのんだのは私だけではないでしょう。新派の重鎮の役者たちの安定感ある演技もよかった。若い柳永二郎がいい味出してましたね。それにしても、これが戦時中の映画だということを忘れてしまいそうです。
[地上波(字幕)] 10点(2005-09-24 05:04:18)
5.  紳士協定
勇気ある映画。キリスト教中心社会の裏面をかいま見せてくれる。これを日本社会に置きかえてみれば、こういったテーマをとりあげることの難しさがわかるだろう。傍観者でいてはだめで、自ら偏見と闘うことの必要さを説く、感動的な仕上がりになっている。しかし、この感動を呼ぶ闘う姿勢が、その後の赤狩り時代のエリア・カザンとすんなり結びついてゆかないのは、どう理解すればいいのだろう?
10点(2004-02-05 14:59:22)
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