1. 君たちはどう生きるか(2023)
面白い映画とは言えない。それでも不思議と飽きない。 何となく村上春樹の小説を読んでいる時の感覚に似ている。居心地は悪くはない。 全体像としてはぼやけた印象だが、宮崎駿というビッグネームから奥行きを読み取ろうとしてしまう。 自分が作り上げる理想の世界に生きるのではなく、仲間たちともっと複雑な世界で生きていくというテーマ性はすぐに浮かぶが、詳細まで踏み込むとかもう一度観るとかは無いかな。 [地上波(邦画)] 5点(2025-05-03 09:23:43) |
2. 侍タイムスリッパー
展開は読める感じだが、面白い映画。 これまでのタイムスリップものとは少し違っていて、コメディ要素と真面目さが上手く合わせられている。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-04-05 13:38:27) |
3. ブルーピリオド
最初はイマイチだと思ったが、徐々に面白さが増していく。さすがにアニメに比べると薄く散漫なところもあるが、映画としてはほどほどだろう。 音楽モノと同じく評価したくなる作品。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-02-11 20:37:08) |
4. ファーザー
誰もが思う「リアルな演技」。 認知症の描き方も本人視点を他人から見た(?)状況にしているのは上手い。ミステリー感が漂うが、それを鑑賞で追求してしまうと後半は冗長に感じるかもしれない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2025-02-10 13:35:41) |
5. 劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)
パターンは同じ。シティ・ハンター好きならいいとは思うが、普通に映画の作品鑑賞という面ではどうか。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2025-01-25 21:10:21) |
6. お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方
展開は分かりやすい。個々の会話もよくあるパターンで納得感がある。 観る年代によって評価は変わるかもしれない。 次回作がありそうな雰囲気で終わるが、やはりあった(たまたまかもしれないが)。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2025-01-25 17:10:46) |
7. 水は海に向かって流れる
何となくホノボノとした映画。 配役は合っているように思える。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2025-01-19 15:08:37) |
8. コンフィデンスマンJP 英雄編
安心して鑑賞出来るという貴重な映画。 これからも続けて欲しいと思う。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2025-01-05 08:30:17) |
9. オッペンハイマー
作品の重要さは分かるし、緊迫感ある場面もある。 それでも、この長さを集中して観続けるモチベーションを保つのは難しい。そして今現在はもう一度観ようという気にはならない。それが望まれていたとしても。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2025-01-04 11:05:17) |
10. SAND LAND
分かりやすい物語のアニメ作品。単純にそういった映画だと思う。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2025-01-02 21:26:17) |
11. バービー(2023)
話題作でもあり、作り込みもキッチリされていると思う。 でも、映画鑑賞として楽しい時間だったかというと少し違う。ビリー・アイリッシュの歌はとても良かった。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2024-12-28 10:55:47) |
12. ジョン・レノン 失われた週末
ドキュメンタリーとして興味深い映画。 音楽はほとんど無くずっと説明調が続くが、なかなか目(耳)が離せない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-12-22 11:07:49) |
13. PERFECT DAYS
《ネタバレ》 なるほど、いい映画だと思うが観る人を選ぶかもしれない。 ひろしのぼっちキャンプのようなものかと思っていたが、それは違う。 最後の表情の多くの変化が、物語全体の意味を見直したくなる要素となっている。平山は日常のルーティンの中で隠しているものがある。そして、それは家族と結びついていて、断ち切ってきたがそれ自体が少し寂しい。 スナックママの元夫に対して急に明るく饒舌になるところに本心が現れているが、その姿には違和感を感じる。多分我々は平山を深く理解することは出来ないだろう。 ただ良い人ではなく、闇(影)が少し深い。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-12-21 22:07:12) |
14. 怪物(2023)
予備知識無しでの鑑賞だったが、善悪の捉え方がポイントになるだろうという映画の構成はすぐに分かる。 この作品はそこからさらに深さがある。ただし、それでも釈然としない感情が残るのが惜しいのだが、それもそういうことだろうか。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-12-21 17:51:04) |
15. 関心領域
アウシュビッツ収容所の影がチラつきながらずっとホームドラマを観せられている、という映画。 価値は高いと思うが、作品として面白いわけではない。 終幕の音楽の不気味さが厳しい。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-12-18 18:02:38) |
16. 怪物の木こり
最初はなかなか面白そうだったが、結果的に軽い映画になっている。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2024-12-15 15:11:06) |
17. ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
《ネタバレ》 終盤の列車のシーンはなかなかだが、そもそも完結しないことが中途半端な印象を残す。 物語も少し複雑かも。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-12-15 12:42:19) |
18. シビル・ウォー アメリカ最後の日
話題性が高かったが、作品自体はある断面を切り取ったような映画。 リアルな感じは確かにある。ただし、見る時の状況なりと合わせて相乗効果を考えるものだろうと。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-12-14 19:14:40) |
19. 劇場版 SPY×FAMILY CODE: White
この作品が映画として観られたということを評価したい。 感動や驚きは無いが、心地よさを堪能する感じ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2024-12-11 20:57:27) |
20. テノール! 人生はハーモニー
ラッパーからのオペラ歌手、という設定だがラップはあまり関係無いかもしれない。 こういった音楽系の作品は最後は感動的で、この映画も展開は多くのそれと似ている。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-12-07 21:40:24)(良:1票) |