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1.  パリ、テキサス 《ネタバレ》 
 「Perfect Days」からの流れで拝聴。面白かったけれど、主人公の来歴を画面情報から推察しているうちにドップリ没入しているという展開は件の作品と同じ。ただ、そんな思いで見ている観客を百も承知でイメージ優先で情報的に繋がらない画面を持て来るのもこの監督。冒頭のシーン、水もなくああもう生きられないなと思ってみていたら、次のシーンではいきなりレストランに入店。ズッコケるしょ普通。まあ、ここは許す。  主人公も次第に心開き子供を連れて母親探しの旅に出るが、子供は自発的についてきてますから、ここを批判しないようお願いします。心の開き方が非常に自然で、考えていること、感じていることを素直に了解できます。そして、母親を探し出し、夫婦がうまくいかなかった過去が明らかにされます。ここで語られる恋愛心理の矛盾が結構説得力がある。意外にこの心理はよくある話なのに、未だ多く語られていないような印象です。  子供は母親に会いたい、母親は子供に会いたい。だが、自分は母親とは一緒に暮らせない。だから、去らねばならない。これは立派な悲劇であります。涙を流しても問題ないです。もしかしたら、母子は経済的に立ちいかなくて弟夫婦をまた頼るかもしれませんが、それはそれ、また別の話であります。  最後に大きな問題があります。ハンター君が生まれた時、母親は17歳ぐらい、父親は若く考えても40歳は超えているでしょう。この二人の恋愛は認められるでしょうか。自分の身近でも似たような歳の差婚があり女の子の父親は眠れません。あれほどの美人が経済的に恵まれない立場で4年間も後ろめたくない状態で暮らしていたならそこがこの作品の一番ロマンティックなところかもしれませんね。
[インターネット(吹替)] 8点(2025-06-25 20:22:13)
2.  ベルリン・天使の詩 《ネタバレ》 
 パーフェクトデイズを見てもっとこの監督を知りたくなり名作の誉れ高い当作を拝見しましたが、意外に面白くない。戦後の分断されたベルリンが舞台で、二人の中年男子が天使として登場、一人は恋に落ちて人間になるという大筋です。  一つ皆さんが触れない大きな材料として人間に生まれ変わった時になぜか持っている鎧ですが、自分の解釈では二人はキリスト教的天使というより太古から生き残ったゲルマンの魂とでもいう存在で愛に目覚めて戦いの鎧を脱ぐという意味と感じました。先輩堕天使のピーターフォークですがドラマではイタリア系の設定で、ドイツより先にイタリアが愛に目覚めていると解釈できます。  しかし、愛に目覚めて何をするかと思えば縄を使ったプールダンスのお手伝いとか女性を縁の下で支えております。  総じて、ホロコーストを起こしたドイツ民族はイタリアのように愛に目覚め静かに暮らし始めるとのメッセージを与えうる作品と観ましたが、鎧を着ているもう一人の天使はまだ残るわけです。そんなわけでよくわからん。
[インターネット(字幕)] 4点(2025-06-22 23:39:24)
3.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 
 ある日気が付いたんです。ナウシカは数えきれないほど観ているのにラピュタは一回しか見てないなってね。そこに、テレビの放映があったので改めて観てみました。    さすがですよね。最初、襲ってくる連中が実は最高の仲間だとかすごい展開です。途中出てくる壊れかけのロボットが単体でもすごい力を見せつける。それが後半のクライマックスでは敵方として数えきれないほど登場する。この物語の構成がすごいです。  それでも少し嫌だったのがパズーとシータの恋愛だか何だか分からないながらのくっつき加減がどうもね。高所での追跡劇で足場がどんどん崩壊してゆくのはすでにお決まりのシーンだと冷めた目で観ていました。   ですので、最高傑作とはしません。しかし群を抜いた作品であることに異論はありませんので9点です。
[地上波(邦画)] 9点(2024-09-29 21:16:30)
4.  影武者 《ネタバレ》 
封切り時に一度観た。その時は合戦シーンの人数のすごさを見ていた。この作品がとりたくて甲冑を準備するために「乱」を撮ったなんて話も聞いてた。もう四十年前だ。画期的な作品だった。  今回また観てみて当時は気が付かなかったこだわりが見えてきた。軍勢ごとに色分けされた旗印、武将たちの重々しいふるまい。城の片隅に山済みされた守備兵の死骸。勝頼のショーケンの良い感じ。家康の小者感もいい。馬の死骸なんてどう撮影したのかな。あれだけの軍勢そろえて夜襲で撮影する訳の分からなさ。ただ、今の目からすると集めた軍勢を見せつけようとするあまり表現として過剰になってしまった感がある。CG全盛の今日からするとまだまだ軍勢の数が物足りなく感じるのは逆に申し訳ないと思う。  影武者という表題が表すように主人公は影武者になる仲代なのだが、あまり主人公感がない。セリフ自体が当たり前にすくないし。そのせいか夢のシーンなんかで露出を増やしているのかもしれない。しかし、その露出が逆に違和感になってしまっているように感じるのは私だけだろうか。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-01-14 11:29:45)
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