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ロベルト・ベニーニはぼくもリスペクトするひとりだし、特に前半は彼らしいデリカシーと良い意味でのデタラメさが絶妙のいい感じ。なんだけど、強制収容所に舞台が移ってからの展開は、どうも悪しき「チャップリンもどき」ぶりが目と鼻について…。やはりホロコーストものは、映画人にとって魅力あるテーマなんだろうけど、扱うには本当に至難のものであると改めて思わされた次第。「昔、むかし、こういう事がありました…」という形の反戦映画なら、同じイタリアの『サン・ロレンツォの夜』の方がはるかに素晴らしかったです。
【やましんの巻】さん 6点(2003-10-24 20:19:36)
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