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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(188分版) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(188分版)
製作国台湾
上映時間188分
劇場公開日 1992-04-25
ジャンルドラマ,犯罪もの,青春もの,実話もの
レビュー情報
見ている間じゅう、今オレはとてつもない「傑作」と出会っているんだ、という戦慄とも感動ともつかない“畏怖”の念を抱き続けていた…。そしてあの時の衝撃は、未だに心に残っている。…1人の少年が、1人の少女をナイフで殺してしまう。ただそれだけの「事件」を、台湾のある時代の《叙事詩》に仕立て上げたエドワード・ヤン監督。…言いたいことはいっぱいあるけどキリがない。ただもう、すべてに圧倒的な素晴らしさなんである。けれど、ひとつだけ言わせてもらうなら、最後に殺される少女の、決して特別可愛くも魅力もないのに、その暗い情念がいつしかいつしかひとりの「ファム・ファタル」として、映画(と、主人公の少年)に君臨していく。その一点だけにおいても、ただただ感嘆あるのみのぼくなのだった。
やましんの巻さん 10点(2003-09-16 15:54:36)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 8.25点
作品の点数分布
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218.33%
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10650.00%
作品の標準偏差 2.31
このレビューの偏差値 53.27
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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