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裸足の伯爵夫人 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 裸足の伯爵夫人
製作国米,伊
上映時間131分
劇場公開日 1954-11-11
ジャンルドラマ,犯罪もの,ミステリー,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 何よりも映画的=感動的なのは、踊る素足のクロースアップから登場するエヴァ・ガードナーのテクニ・カラーによる美しさ。(『カサンドラ・クロス』とかでしか彼女を観てないそこのあなた、これは必見ですぞ!)こりゃあ、伯爵ならずといえどもぞっこん入れ込むわな。『めまい』のキム・ノヴァクと同様、あまりにも身勝手な男の思い込みによって、結局女の方が悲劇的な結末を迎えるというのが、逆に男性映画ファン(って、もちろんオイラのことですけど)の琴線をくすぐる。故に、妖艶な魅力により男を破滅に陥れる「運命の女(ファム・ファタル)」と呼ぶには、ちょいと可哀想か。それでも、終始ハード・ボイルドを押し通すボガードの身振りと語りも含めた確信犯的なマンキウィッツの演出は、大胆かつカッコ良く決まっていて、これも、れっきとしたフィルム・ノワールじゃん!とオイラは思うんだな。
なるせたろうさん 10点(2003-08-09 17:53:03)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 7.70点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.00
このレビューの偏差値 72.77
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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