Menu
 > 作品
 > フ行
 > ブリキの太鼓
 > ドラえもんさんのレビュー
ブリキの太鼓 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ブリキの太鼓
製作国西独,仏,ポーランド,ユーゴ
上映時間142分
劇場公開日 1981-04-11
ジャンルドラマ,戦争もの,小説の映画化
レビュー情報
体格も表情もいたいけな子供そのものでありながら、その大きな目だけは、ほとんど老成した大人を感じさせてしまうほど冷徹で醒めている。この主人公オスカルは戦争(=ナチス)を拒絶するために自ら成長を止め、声高に抗議するあまりガラスを割ってしまう。彼はあらゆるこの世の対立する両極を冷静に見つづける、善と悪のどちらをも自在に操る異端児のようである。彼を演じるダーヴィト・ベネントの適役ぶりと、見事なほどの好演は万人の認めるところであり、彼でなければこの作品は成立していなかったのじゃないかと思うほど魅力的だ。
ドラえもんさん 10点(2001-03-24 23:36:57)
その他情報
作品のレビュー数 97件
作品の平均点 6.86点
作品の点数分布
022.06%
111.03%
211.03%
355.15%
477.22%
51313.40%
688.25%
71717.53%
81616.49%
91111.34%
101616.49%
作品の標準偏差 2.41
このレビューの偏差値 55.41
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
ブリキの太鼓のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS