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劇中、主人公がビルの中を逃げまわっている時、部屋に張ってあるヌード美女のピンナップに、「ハーイ」とか「やあ、また会ったネ」と話しかけるシーンがある。激しい銃撃戦や爆発など、殺伐とした内容の中でホッと一息つける瞬間である。J・マクティアナンの“10年に一度の奇跡”とも言えるこの作品での緩急自在の演出は、タイトルが出る前から伏線が張られるという冒頭から、ラストの大団円まで冴えまくります。僕的には生涯のベスト作品の候補の一本です。
【ドラえもん】さん 10点(2000-09-18 23:28:56)
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