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追想(1975) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 追想(1975)
製作国仏,西独
上映時間101分
劇場公開日 1976-03-13
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの
レビュー情報
戦時下で妻子を殺害され(それも火炎放射器で焼き殺されるという凄惨さ!)、残された夫がたった一人で戦いに挑み個人的な復讐をするという、先日亡くなったロベール・アンリコ監督の傑作サスペンス。敵をじわじわと追い詰めていくF・ノワレの飄々とした演技は素晴らしいが、なんと言ってもR・シュナイダーの美しさは筆舌に尽くしがたいほどだ。それだけにその殺戮シーンの残酷さがなおさら強調される。夫は妻子がされたのと同じ方法で仇討ちを果たし、映画は我々にカタルシスをもたらすのだが、そのあとにくるのは虚しさ以外の何ものでもない。オープニングとラストに挿入される、妻と子と三人並んで幸せそうにサイクリングするシーンが印象的だ。
ドラえもんさん 9点(2001-06-03 16:41:27)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 12件
作品の平均点 7.25点
作品の点数分布
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318.33%
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6216.67%
7433.33%
8216.67%
9216.67%
1018.33%
作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 55.79
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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