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飢餓海峡 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 飢餓海峡
製作国
上映時間183分
劇場公開日 1965-01-15
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー,刑事もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
日本映画の史上ベスト・ワンは黒澤明の「七人の侍」と相場は決まっているのだが、個人的好みでは本作のほうを推す。(このコーナーで今まで誰一人としてコメントが無かったのがむしろ不思議なほど。)白黒で3時間の長尺の作品であるにも拘わらず、まるで金縛りにでも遭ったかのように身じろぎもせず鑑賞したものだった。それほど冒頭から衝撃の幕切れまで、時代に翻弄される人間ドラマとその重厚な映像(かなり実験的な映像表現も試みられていた)には圧倒されっぱなしで、その完成度の高さは他に類を見ないほど。とりわけ船上でのラスト・シークエンスが強烈で、日本映画としては生涯忘れえぬ名場面となっている。さらに三国連太郎,左幸子そして伴淳三郎らの一世一代の名演が、この作品をより格調高いものにしている。
ドラえもんさん 10点(2003-02-06 17:41:55)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 76件
作品の平均点 7.64点
作品の点数分布
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545.26%
61317.11%
71823.68%
81722.37%
91925.00%
1056.58%
作品の標準偏差 1.33
このレビューの偏差値 63.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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