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浜辺の女(1947) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 浜辺の女(1947)
製作国
上映時間71分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
うんうん、ヒッチコックの映画みたいだった。そのうえジョーン・ベネットはファムファタルの匂いプンプン。ジャン・ルノワールの映画とは思えない。かわいい恋人をほったらかしにして人妻にのめりこんでゆくロバート・ライアンの異様な行動よりもその人妻の亭主チャールズ・ビックフォードの異様さのほうが勝ってるもんだから先が読めない。三人のうちの誰かが悪意を持った人間ならばそれこそフィルム・ノワールへと昇華するのだが、どうも一概にフィルム・ノワールと断言できないところがミソといえる。でもファムファタルはどうだろう。女に翻弄される男には何やら戦争の傷が影響されているらしき描写があるもんだから「女」そのものに宿るファムファタル性の強さがうやむやにされてる。もちろん狙いなんだろうけど、ここはもっと単純でいいような気も。ひとつの画、ひとつのシーンで怪しさをかもし、サスペンスを盛り上げる。このあたりはさすが。
R&Aさん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-01 17:03:00)
その他情報
作品のレビュー数 4件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.50
このレビューの偏差値 70.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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