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恐怖省 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 恐怖省
製作国
上映時間86分
ジャンルサスペンス,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
マイクロフィルムをマクガフィンにしたスパイサスペンスにして典型的な巻き込まれ型。代名詞としてはヒッチコックなんだけど、ヒッチコックが先なのかラングが先なのか、どうなんだろう。登場人物が多すぎることと病院から出所するシーンから始まる何やら謎めいた過去を持つという設定の主人公のせいで純粋にサスペンスを堪能しにくい作りになっている。そういう意味ではヒッチコックに軍配が上がりそうなんだけど、物語を楽しむことに限定すればラングもけして負けてない。さらにサスペンスの弊害となっているだろう複雑な構成はもはやラングらしさとも言える「不安感」を出すことに貢献している。そしてモノクロを活かした光と影の演出は流石、絶品です。まあでも、もうちょっとすっきりとしてくれたほうが・・いいかも。
R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-06 14:24:09)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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6342.86%
7228.57%
8114.29%
9114.29%
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作品の標準偏差 1.07
このレビューの偏差値 41.25
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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