タイトル名	キャット・ピープル(1942)
製作国	米
上映時間	73分
ジャンル	ホラー,サスペンス,ラブストーリー,シリーズもの,モノクロ映画,犯罪もの

《ネタバレ》　狼男の女版みたいなもんだが、ホラーというよりサイコサスペンス寄り。女が実は豹に変身するキャット・ピープルなのだということを取っ払っても、一人の女のトラウマを抱えた恋愛悲劇として成立するところに面白さがある。言い伝えられるモンスターというのは案外こういったトラウマや恐怖心から生み出されることが多く、この作品はそれを逆手に取ったようなカタチとなっている。直接的な恐怖シーンが一切無いのはこの時代なら当然の制限に従ったに過ぎないのだろうけど、だからこそ昔の映画の表現にはさまざまな試行錯誤と創意工夫がみてとれるのが面白い。（鑑賞環境は覚えてないけど、たぶんビデオかな）

作品のレビュー数	7件
作品の平均点	6.86点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 1 14.29％ 4 0 0.00％ 5 0 0.00％ 6 2 28.57％ 7 1 14.29％ 8 2 28.57％ 9 0 0.00％ 10 1 14.29％
作品の標準偏差	2.03
このレビューの偏差値	50.35 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値